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雑多な語り場。所謂「オタク」「同人」「二次創作」と呼ばれる要素全開かつ超ミーハーなので、そういったものが苦手な方は御注意を。更新は月2~3回程度ののんびりペースです。
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【2017/10/19 (木) 07:10】 |
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【青の天外】水月という人【追記メモ】
果物【管理人】
 某サイト様の水月論?拝見いたしまして、そういえば私これだけ狂ったほどプレイしていながらいまだに水月のキャラちゃんと掴めてないな……と改めて思い直してます。「ちゃんと」掴めているかで言えばどのキャラも掴めていないような気がしますが(情報量が以下略)、水月にいたっては妄想するにしても曖昧すぎてフワフワしてるんです。

 二次創作的にはいくらでも都合よい捏造設定できるんですけど(殴)、原作のみを基準とした時にどれだけのことが読み取れるかと言えば、一体どういう人なんだと。
 水月、難しい。私の心理分析力がなさすぎるせいかもしれませんが、ちゃんと人物像が描き出せていないんですね。もちろん、キャラとしては好きなんですけど。考えれば考えるほど水月がゲシュタルト崩壊。(汗)



 私の中の水月をややこしくしている要因を自己分析してみると、
●イベントの大半がマ法院に操られた状態であること。
●果心居士編とかぐら編で印象が異なること。
●天帝宮でバリバリやってた時代が不明なこと。
 なんでしょうか。ついでにわかな姫とのやりとりはどっちが保護者かわからな…ゲフンゴフン。いや、あれはわかな姫が漢前すぎるからですねそうですね。(笑)

 果心居士編とかぐら編は次元そのものが違うので、印象が違っても仕方ないかもしれません。「誰かの弟子」設定と「誰かの師匠」設定ではね……。また二次創作なんかではこれをミックスしようとするから余計ややこしく。(汗)

 やっぱり、果心居士編においては水月の人格形成に果心居士が大きな影響を持っていたと思います。現21歳の10年は長いよ……6歳~16歳って大事な時期だよ……。
 当時の天帝の口添えがあった(模様)とはいえ、「なんでも 果心居士さまを 大都の水月さまが たずねてこられ たのみこんで 弟子(でし)いりを されたそうです」というあたりから、6歳の水月の利発っぷりが伺えます。弟子入りすること自体、自分で思いついたんでしょうか……6歳。
 果心居士の修業はかなり厳しそうですね。弟子にも火柱投げるくらい容赦ない師匠(笑)。でも面倒見は良さそうなので、手取り足取りじっくり色々叩き込んではくれていそう。(妄想)

 かぐら編はかぐら編で、「師匠」である水月が想像できないという(苦笑)。かぐらとのやりとりが操られている状態だったので正確なものがわからず。何より年齢が近すぎるよ……。でもこのくらいの歳の4歳差は大きいとは思いますが。
 つい現代基準で考えると21歳は若いと思ってしまいますが、あの世界観基準だと15、6歳くらいでもう一人前として扱われるような感じなので、水月だってそれくらいで充分成人として天帝宮でバリバリ働けるし弟子も取れますよね。そう考えた方が自然かもしれません。



 で、水月の性格面についてですが。
 まず、ストレートに受け取れる印象が優しい、繊細、純真。これは、そんなに間違ってないと思います……多分。(汗)
 台詞の端々から伺うに、かなり生真面目。ちょっと堅物なくらいでしょうか? 「●●か? いやそんなはずはない」という、自分の想定の範囲を外れると疑問から入っちゃうような台詞もちょいちょい見られるので。基礎知識が豊富な分、余計にそうなのかも。
 仲間になって以降は控えめでネガティブな面も見受けられます。これは裏切っていたという負い目もあるのかな。何にせよ、やっぱり生真面目。

 優しくて繊細で純真な上に生真面目ときたら、そりゃ必要以上に思い詰めますわな……。
 堅物とはいえ頭の回転が良くて器用でもあったろうから大概のことは上手く処理できたけど、その範疇を越えてしまうとどうしようもなくなってしまう。優秀過ぎたのが仇になったのか。
 天帝に遠ざけられたのは実質水月が悪いわけではない分、余計自分でもわけが分からずに「なんでなんで?」ってなって挫折。そこを付け入られたか。さすがマ法院様。

 果心居士の言う「心に弱いところがある」というのは、そういう面なんでしょうか。でも彼の短所は長所と表裏の関係でもあるので、簡単に「治す」ってわけにはいかないかもしれませんね。治す・治さないではなく、自分の短所もまるごと受け入れて乗り越えるしかないので。
 幼いころから才能を買われていた分、大切な時に自分の無力さを突き付けられたのが許せなかったのでしょうか。本当は無力だったわけではないけど、そう思い込まされてしまった。よりにもよって自身の才能を買ってくれていた天帝に。思いすれ違って天帝亡くなって修正も効かずハイ、そこでマ法院様登場で以下略となるわけですかそうですか。(汗)



 マ界堕ちした経緯はそれだとしても(仮)、実際に生き生きとしていた頃の有能っぷりはどれほどのものだったか。
 RPGでは所詮戦闘能力で物を測られるので、かぐらやわかな姫が大変に優秀な分、彼にはどうもヘタレなイメージが付きまt…モゴモゴ(汗)。装備品男女格差ェ……。
 レン先生みたいにド派手な活躍があれば別ですが、残念なことに彼はマイナス要素(敵側)からスタートという。わかな姫修復の様子はちょっと特殊な条件揃えてED向かえないと見れないですし。間が悪い。間が悪いだけなんだ……!(※こんなこと言ってますが水月は好きです)


 要するに、バリバリお仕事している水月を見たかったな、と。そういうことです。
 水月連れて行くと公家さんからいろいろ話を聞けたり、天帝宮内での彼の扱いも分かりそうですが、カツラなんですぐマ界に堕ちてしまうん……。

 頭が良くて、優しく、繊細で、純真かつ生真面目。人として仕事人としてはこの上なく優秀だと思いますが、為政者としてはそれだけは上手くやっていけないはず。
 そうなんですよね。水月の人物像を一言で語らせない(私の中での)最大の要因が、この「政を直に取り仕切っていた、公人としての立場」があったことなんですよね。単に権力者の横にくっついている魔術師みたいな立場じゃない。
 最近『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』読みまして、この時期の長安の様子なんか見ながら「権力の世界、怖い!」と身震いしました。当然ながらそれとは世界観もシステムもまるで違う(筈な)ので、天帝制度自体はもうちょっと(どころか)安定したものだとは思いますが、それでもやっぱり人間社会。油断ならないドロドロな権力抗争もあったはず。

 そういった人間の黒い側面を見ながら、繊細な彼が内心どう感じていたかはともかく、上手く処理していったんでしょうな。堅物だけど不器用ではない。無闇に正義や理想を振りかざすだけではなく、説得力のある論理や根拠を持って、周囲の公家たちとも上手くやっていった。
 だから、天帝死後も反マ法院派は「水月さえ正気に戻れば」と期待する人がいたわけで。天帝がどうこうというだけではなく、彼自身の手腕もきちんと周囲に認められていたんだなぁ、と。反マ法院派の思惑が一枚岩かと言えばそうでもない感がするのもまた仕方のないことですが……それも人間(汗)。


 そんな権力社会で揉まれながらも、無垢さと高潔さを保っていられた強さが、天帝に絶対的な信頼を置かれた証なのかもしれません。「賢く立ち回る」よりよっぽど難しいことですから。
 能力があっても最初から水月「一人」だけなら厳しかったかもしれません。出る杭はなんとやらで、若造が正論だけをあれこれ言っても疎ましがられるだけでしょうし、「優秀な陰陽師」程度で終わっていたかも。杉下右京か。特命係行きか。(←その例えは大いに違うと思います;)

 天帝という事実上の最高権力者の後ろ盾もあり、彼の能力が最大限に発揮されていた。
 天帝の理想を助ける水月と、水月の意見を重んじ信頼する天帝。二人はまさに最強タッグだったんでしょうね。実際に手を取り合って政を行っていた期間が短かったのが惜しまれます。
 天帝の方は分かりませんが、水月の方は陰陽師の修業と同時進行で政方面も勉強しながら経験を積んでいた可能性が高いかも。陰陽師としての役目自体も政には大きく関わってきますし。陰陽道を極めた上に執政能力まであるとか、鬼に金棒じゃないですか。どんだけ優秀なんだ水月。
 ゲーム本編ではそのあたりがイマイチ伝わりづらいのが残念ですね。本当に間の悪い子……。(汗)



 それだけ優秀な水月を、天帝はなぜ遠ざけたのか。……原因は当然ながらマ法院の存在なのですけども。ゲームの方でその理由が見られるのはわかな姫の台詞だけ。

「マ法院が あらわれたとき 天帝は その正体を みぬいていた
でも 天帝は しっていた・・・ じぶんに ちからのないことを・・・
マ法院にさからう ちからのないことを・・・ だから とおざけたの 水月を・・・
あなたが マ法院に けがされて しまわないように・・・」

 マ法院が台頭してきた時点で、天帝は自身の死を覚悟していたんでしょうか。覚悟していたから天帝の剣をあれだけ厳重に隠したわけですし(わかな姫の中に隠し、そのわかな姫も隠し、わかな姫の隠し場所の鍵も隠す)、わかな姫に託したのはまさに「水月宛ての遺言」ですし。水月を遠ざけたのはそれより前だったので、その頃からもう自分が死んでからのことを考慮してたのか……切ないですね。

 水月ももちろん、マ法院が邪悪なモノだと分かっているから、公に批判している。天帝のことも心配している。
 自分(天帝)が死んだあとは、水月とマ法院が全面対決となるわけで。でも水月の手腕は天帝と共にあることで真価を発揮していた分、同じく執政能力においても超やり手(過去に「人を治める能力は天帝以上」と言われていた)であるマ法院に対しては不利な感が否めない。やっぱりここに来るまでに天帝宮内でも相当根回ししていたでしょうし、バックに参謀(メディックス)と先世見師(スナヨミ)とその他諸々怪しい者たちがいるともなればガッチガチじゃないですか。普通の人なら逆らえないわ。

 当然ながら呪術面においても水月に勝っていたわけで。下手したら殺されてしまう可能性だってあった。
 既に死んだ自分のためにその命を危険に晒させるくらいなら、さっさと表舞台から降ろして水月とマ法院と対立させること自体を避けたかったのが天帝の気持ち。それよりも生きて、自分の後継者の助けとなってほしかった。
 といってその真実を水月に言えるはずもなく。後継者の存在すら、マ法院に知られるわけにはいかないので。水月自身もそれを素直に受け入れるかどうか分からない。この時点では目に見えない後継者より、目の前の天帝の方を取るだろうし、天帝を守ることに全力を注ぎそう。優しい人だから。……私情よりも天帝の命を任務として優先するジュウベエとの違いはここかなぁ、というのが個人的(以下略)

 ちなみに、天帝と水月の「個人的な親密さ」具合は人によって解釈が異なるとは思います。私は家族レベルに濃い目に考えている方ですが、もっとビジネパートナー的な主従関係だったかもしれないし……。どっちの絆が強い・弱いではなく、形が違うというだけですけども。
 案外、水月は天帝のことを個人的に話さないから、本当のところが掴みにくいですね。


「おやは 子に 子は おやに それぞれの おもいを たくす
だが そのおもいは つたわらず たがいに うらぎりとなる・・・
そのおもいが つよければ つよいほど そのウラミは ふかい」

 ともかく、真相を言わぬまま天帝は水月を遠ざけ、思いがけない仕打ちに水月はショックを受ける。生真面目だから相当自分を追い詰めただろうし、よりにもよってマ法院を傍に置いたことに多少の疑念も抱いたでしょう。天帝も天帝で、水月が傷つくのは百も承知だったろうし……うあああ、なんだこれ考えてると辛いですね。(泣)
 で、そこに容赦なく付け入るあたり、さすが静ちゃん抜け目ない。水月を手にすることは生意気な天帝への当て付けもあったかもしれない分、ここにもドロドロの愛憎劇が。(汗)
 ひととは かなしいものよのぅ・・・。


 天帝は水月の無垢で清浄な性質を才能と認め、信頼していた。一方で、無垢で清浄なものほど転じて、汚されやすくもある。
 本当のところ、天帝も水月の「心の弱いところ」を不安視したから遠ざけたのではなく。水月の「弱点(とも成り得る長所)」が好きだったからこそ、汚されたくなかった。
 でも水月視点からしてみれば「お前は弱い」と思われていると感じても仕方のないことで。ショックでしょうな。言葉足らず……というか、ちゃんとした言葉を贈ることもままならぬ状況だったので、思いすれ違ったまま以下略。
 ひととは かなしいものよのぅ・・・。(2回目)

 …………  と  い  う  妄  想  で  す  。 (汗)
 相変わらず考察じゃないですね。もう完全に「こうだったらいいな」希望的観測。あれこれ言ったって、所詮は果物ですから!(←ここに来て開き直るな)
 結局のところ、天帝と水月の関係を考えているともう前頭葉(?)がハッスルハッスルなわけで。「天帝の寵愛を受け」とか「天帝のよき理解者」(天帝の立場を考えると「理解者」という存在にはそれだけで泣けてくるものがありますね)とか、どんだけ親密だったんだ君ら。いや、あの、決して変な意味で言っているのではなく(汗)。……しかしあの世界観だしぶっちゃけそれm( 自 主 規 制 )



 水月の人物像を探る上で参考になるか分かりませんが……というか、世界観もキャラもまるで違うので正直参考にならないと思いますが(おい)、岡野玲子先生の漫画版『陰陽師』にてちょっと思ったこと。
 「お前は鬼にも人にも冷たすぎるのではないか」と言われたことに対し、晴明は「おれがクールなのは職業病だ」と返す。「鬼と対する時は敵であっても味方であってもならぬ。こちらの心の動揺は向こうの動力源になる」からだと。

「こちらの思い通りに事を運びたいなら、神も含め鬼神悪鬼悪霊に対する時、この身は常にニュートラルにしておかねばならん。可でもなく不可でもなければ、たとえ周囲でどのような事象が起ころうとも、わが身は風のように自由でいられる。これはな、鬼神を使役し闇を掌握せむとする陰陽師の鉄則というものぞ」

 そして、精神界に覚醒して宇宙の真理と一体となった(……と解釈していいものか3回読んでもいまだに自信はありませんが;)晴明は、徹底して無垢であること、一切の穢れを持たぬよう徹底している。どうも、肉体を持ったまま精神界と繋がるのは非常に負担がかかることのようで。少しでも邪念があると神経がぶっ壊れてしまうそうな。

 そうすると(と言うと流れが違う気もしますが)、水月も陰陽師として徹底して無垢であろうと、清浄であろうと努めたのでしょうか。果心居士にそのように叩き込まれたとか。
 ただどうも水月の場合は「強固な精神力により精練された無垢」というより、あの博雅のような「生まれながらにして無垢」といった感じの方がしっくり来る気もします。修業によりそれを認知させて、より高めていったと。天然素材水月。(笑)



 私個人の解釈ではありますが、水月はマ界堕ち時の方がクールに見えるんです。
 確かに天帝への愛憎による強い悲しみや、わかな姫の説得に混乱して激情も見せましたが、それ以外では非常に淡々としています。憎しみや恨みさえ通り越して、「もう世の中どーでもいーや」みたいな。諦めムード全開。世捨て人か。
 変な言い方かもしれませんが、これも水月の“純粋さ”ゆえ、強い悲しみによって転じた結果なのでしょうか。
 その上、マ法院に操られることで個(天帝を信じたいと思う葛藤とか迷いとか)を打ち消され、「人形のように」なることで純な状態に。通常時では情が深すぎるあまり抑制されていた(かもしれない)陰陽師としての力を最大限に発揮できたのだとしたら、なかなかに皮肉な話ですが。

 何が言いたいのかというと、ぶっちゃけマ界堕ち時の方が水月強くね? と。(台無し)
 だってただの人間でHP1000ですよ。無限回復ですよ。しかし最大の攻撃手段がライデンとは切ない。(台無し)
 あの強大な力はマ法院に魔力を与えられていたからとは言え、それを受け入れ操ることができるだけの『器』として完成していたと。当然ながらその力はマイナス方面ですし、どう考えても心身に悪そうですが。(汗)
 だからこそ、健全な状態で陰陽師としての純粋な力を発揮する(ための精神力を構築する)のは非常に難しいことで、ある程度の生まれながらの才能と、長く厳しい修行がいるというわけですかね。
 あくまで、マ界堕ち時の水月が純なニュートラル状態であったと仮定してのことですが。それから、あれこれ分かったように言っていますが、あくまで漫画からのイメージです。史実の陰陽師さん方とは一切関係ございませんので、あしからず。(汗)


 こんな説を自分で思いついて勝手に自分でややこしくなっているのでここはもう、
「ひとの こころのヤミは すさまじいパワーを うみだす しかし それは はかいのエネルギーとしか ならない」
「ひとをおもうこころ しんらいのこころは もろく・・・はかない・・・ しかし ひとの こころのヤミを ふりはらうパワーを ひめている・・・」
 という青のせいれいさんの言葉で無理矢理要約したいと思います。(逃)


 生真面目なこと、繊細なこと、優しいことは決して悪いことではないですしそれが強い力になることも確かですが、一方で“無垢さ”を貫くには邪念や迷いを生み出す足かせともなる。
 陰(静止・抑制)の感情、陽(前進・解放)の感情をどちらか一方に偏らせることなく、双方がバランスよく整っている状態こそが正しく真の力を発揮できる。それが陰陽の理。
 水月は陰の性質も陽の性質も強いものを持っていて、バランスが整っていれば天帝宮でバリバリやってたような優秀さを見せるけど、ひとたびバランスが崩れるとあっという間に偏ってしまう、そんな危うさも秘めていたのかな……と思うと浪漫ですが。……それは浪漫か?(汗)

 要するに、いくら天才だって言ったって21歳は若すぎるんだよ! と。心理面以外にもその年齢の若さが考察(主に来歴方面)を大変に困難にさせている水月。
 優秀さが超絶早歩き独り歩きしたあまり、精神の成熟が追いつけなかったのかもしれません。ジャッジなんて35歳という年齢だからあれでいられるんだ、という話が以前ありましたが。周りに反発して挫折したりグレたりする思春期が水月にも必要だったんだと(笑)。
 そういう意味では、絶望してマ界堕ちを得た後こそ、その後ろめたさやネガティブ感情を越えて一皮剥けた先に、人間として大化けするのではないかなと希望的観測。天帝の後ろ盾はなくなっても、それに負けないどころか今まで以上に天帝宮でバリバリ仕事してそうED。これもまた若さですね。



 …………ちょっと思いついたことメモるつもりがえらい長くキャラ語りしてしまいました。うん。いつものことですね。
 自分の中での(原作の)水月像があまりに定まらないので、極力適当な想像は避けてゲームの台詞等公式資料のみから導き出そうと(最初は)してみましたが、見事に妄想100%ですね。最早原作の穴を妄想で埋めているのではなく、妄想の穴を原作で埋めている気がしてならないです。……うん。いつものことですね。(汗)
 また新しく記事立ち上げた時にでも移します。ここまで読んでくださってありがとうございました。


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くろゆめ城の「見えない床」は仕掛け解除なしで進めるという心底どうでもいい自慢がある果物ですこんにちは。
 ……いや、よく考えたらそんな難しいことではないですね。ちゃんと床の出入り口に印あるんだから。オリエンタルブルーに関しては大抵のダンジョンの最短ルートが身に染みついてます。一時狂ったほどプレイしてた頃は攻略本なしでせんにちどうくつの全体マップを完全に把握していたくらい。人はそれを廃人というのです。(最近は間が空いたので最短ルート以外は忘れてます)
 とはいえ、このゲームは某RPGや某RPGのようにプレイヤー泣かせ級の複雑なダンジョンがないので、こんなへぼゲーマーの脳でも把握できたわけですが。


 昔から今までさほど多種多様なゲームをやったことのない身で言うのもなんですが、私の経験上最も複雑だったダンジョンはGB『シルバニアファミリー2 色づく森のファンタジー』の「ぼうけん島」です。……おい誰が知ってるんだこんなマイナーゲーム。でも子ども時代にプレイしたことある方はきっと分かってくれるはず。(笑)

 というよりあのゲーム「ぼうけん島」だけじゃなく、世界樹的なモノにたどり着くまでの仕掛けだらけの洞窟(名前忘れた)とか、そもそもシルバニア村自体が超難関ダンジョンかと。村広すぎてマップの繋がりも覚えられないし、ゲームシステム上木と木の間とか「こんなとこ抜けられるんかい! 分かるか!」という所が多々。……「色のない花」最後の1、2個が見つからなくて嘆いていたあるある。(だから「あるある」言うほど有名ではないと)
 本当に低年齢層、しかも女の子向けのゲームだったのかと。完全にキャラゲーの域を越えています。小学校低学年時代は手も足も出ず、高学年になってようやく全クリアできたくらい。

 何より一番厄介だったのはごく当たり前のように出現する多数のバグでした。「この行動を起こせば必ず発生する」というのが認識できたくらいデフォルトデフォルト。
 例えば、ピザ屋さんの手伝い。(ミニゲーム)
 指定された家に制限時間内に届けなければならないのですが……村が広すぎてどう足掻いても制限時間内に届けられない家があるのはともかくとして……目的の家のはずが入ってみたら自宅になっていたという理不尽な仕様がまれによくある。「イヌさんの家に届けてほしい」と言われた時のドキドキ具合(一番よく自宅と繋がっていた)。

 ……しかし、こんだけ無茶苦茶言ってますが、ハッキリ言って楽しい思い出でした(笑)。楽しかったからこそ頑張って全クリまでやったわけですし。
 複雑すぎるダンジョンも、発生しまくる理不尽なバグも、すべては「多種多様な要素を詰め込もうとした」製作スタッフの意気込みによるものかと。ミニゲームの多さ、イベントの豊富さ、グラフィックの美しさ(※GB基準)は、決して子供だましのキャラゲーを作ろうとしてたらできなかったはずです。
 ……制作側が本気すぎたあまり、本来の年齢層に対して本末転倒あるある。たまにありますよねそういうゲーム。(笑)
 制限時間内に自宅に戻らないとその日の行動がすべて夢オチ(無効)になるというのは軽くホラーでしたよ。「これは……ゆめ……?」という台詞には子ども心にゾッとした。ちょ、これシルバニアですよ! 原作は女の子向けの玩具ですよ!(汗)


 …………いつまでシルバニアの話をしてるんだ私は。

 懐かしさのあまり色々と思い出して調子に乗って書き連ねてしまいましたがいい加減にしろと。雑記場という名の安定のカテゴリ詐欺ですみません。




 さて、気を取り直してオリエンタルブルーのプレイ記から始めたいと思います。
 くろゆめ城をクリアしてわかな姫を仲間にしました。……以上!(短っ)

 これだけしか進めてないのによくプレイ記とかほざけるよな。これはひどい。(汗)
 いや、あの、なかなかプレイが進まないのは例によって『ゲーム始めると問答無用で眠くなる症候群』のせいもありますが、青の天外に関してはプレイしていると考察方面で書きたいネタが次々と浮かんできて、そっちを消化するので落ち着かないからだと。人はそれを本末転倒というのです。

 マ界に落とすのは可哀そうなのでちゃんと天下丸は助けました。でもマ界城での強制加入を防ぐために今回は放置プレイ。ごめんよ。でも仲間にしないならしないで一人旅する天下丸の逞しさをうかがい知ることができて面白いですよ。独自のルート?で百鬼中将の行方を知り、バーラトに乗り込む根性。……どうやって入ったんだ。ひょっとして物理方面にバーラトの結界は効かないのか。だから強引に入ろうと思えば入れるかもしれないですね。(笑)

 人の話を聞いて回るに、ニンジャなる組織の存在・役割やクド山を越えた先に彼らの里があるということは一般にも結構知られているようですね。公でない組織とはいえ歴史が長いものな……。
 「コノハナ神社には ニンジャのとうりょう ハンゾウさまが よく いらっしゃいます ハンゾウさまの たいせつなモノを 神主さまが おあずかりしているそうです」というあたりから、「ニンジャの頭領としてのハンゾウ」がよくコノハナ神社を訪れているというのも、オープンに知れ渡っているみたいです。……ただ、「そこに大切なものを預けている」というのは部外者に知られたらマズイいんじゃないでしょうか。詳しいことは知らなそうとはいえ巫女さん、お口にチャックしてあげて!(汗)

 思えば世間にも「天帝の宝を守っている」というのが普通に知られているあたり、ニンジャの里がマ界側に狙われたのも仕方のないことかもしれませんね。彼らのガードが甘いってこともないとは思いますが、人の噂とは凄まじい。天帝のハマ矢しかり。ゲーム的にはプレイヤーに対するヒントを提示しなければならないからでしょうが、色々なモノが漏れててたまに本気でニンジャのセキュリティ大丈夫かと心配になりますがな。たまにカッコいいんだか悪いんだかわからなくなるそんなニンジャさんたちが大好きです。(笑)
 何に驚いたって、イカルガのニンジャに憧れる少年が15歳ということに驚きました。もっと下かと思ってたよ……。現代基準では確かにそのくらいの年齢が一番アレなんですが。




 くろゆめ城のイベント見てて、ふと「マ界の城とコクギョク、主人公の力の関わり」の謎を追ってみたくなりまして。いちいちそんなだからプレイが(以下略)
 見た目ちょっとややこしいですが、ここでは百鬼中将の空中要塞を『マ界城』、くろゆめ城やベビロンの塔などを含めた総称を『マ界の城』と表記します。

 ニンジャの方々に主人公が「天帝の後継者」だと認められたのって、くろゆめ城を落とした事実も根拠の一つとして挙げられているようで(ハンゾウが目の前で見てたのだから、ある意味「青の城の城主」であることよりも実感の強い根拠なのかもしれない)。
 「マ界の城を落とすには主人公の力が必要」とずっと思っていました。「なに? 「くろゆめ城」が おちたと・・・ (中略) だが 天帝のニンジャに そのようなちからは ないはずだが・・・」という台詞から。大都の封印との関連性も考えると、むしろ「青の城の勇者」が手を施さないとマズイから……とかではと。

 しかしよく考えればレイヤック城はガラシャが単独で落とすルートもあるので、必ずしも「マ界の城を落とすのに主人公の力が必要」ではない模様。レイヤック城は(テツジンのパーツは封印されていましたが)大都の封印とは直接関与していないようなので、何とも言えませんが。……そもそもマ界の城と主人公の関係に大都の封印が関与しているという説も仮説だったので不明不明。




【コクギョクとマ界の城】

 ベビロンの塔を例に上げると「コクギョクのマりょくが失われてマ界の城が落ちる」ということは、マ界の城を維持するエネルギーの源は(ダンジョン最奥にある)コクギョクということになりますよね。崩壊時にヒビが入るあたり。
 でも、こちらの方から直接的に何かしたわけでもないのにコクギョクにヒビが入る=マりょくが失われるということに「何故?」とずっと疑問を持っていまして。

 とりあえず思いつくのが「城主(ボス)との関連」です。ボス倒して城が崩れたからという単純思考で。
 城主自身のエネルギーによってあの城は維持されていたのではないかと。
 くろゆめ城(おぼろ式部)は分かりやすい例ですし、レイヤック城(カーラ)もやみよのデーヴァを倒した時点では城は崩壊せず、カーラが逃げ去った=城主を放棄した際に城が崩壊。


 ということは、ベビロンの塔の城主はスナヨミということになると思いますが。
 でもスナヨミは当初の計画ではカラホトマ界化には参加していないようですよね。個人的にマ法院が気になるから、メディックスに頼んで後から追った。
 ちなみに、バライル王に「青の城の勇者」のことを話したのも、主人公らに水月のことを占ったのも彼女の独断っぽいですね。すべては水月を始末するためか。おおう。「ふふふ・・・ すべて わたしのおもわく どおり! 水月は うらぎりものと なり マ法院さまは わたしのもの・・・」女の嫉妬はコワイと思った瞬間でした。(汗)

 つまり、ベビロンの塔の城主は最初はマ法院だったけど、立ち去る時に城主の座をスナヨミに譲ったというわけでしょうか?
 でも当初の計画に参加してなかったはずスナヨミが、カラホトマ界化の儀式には一枚噛んでるんですよね(砂のマンダラ)。せっかく来たのだから協力させてもらったのか(砂を用いた呪術は彼女の得意分野でしょうし)、実はこの時点で城主の座も譲られていたりして。マ法院的にもその方が自由に身動き取れて都合が良さそうですし。


 で、マ界城の場合は百鬼中将自身ではなく「鬼のツノ」からエネルギーを受けていたと。「「鬼のツノ」と「コクギョク」の エネルギーせつぞくも カンペキ!」ということで。だから百鬼中将を倒した時点ではなく、鬼のツノ(エネルギー源)を取った時にコクギョクにヒビが入った。

 ただ、マ界城は他の城に比べて作りが機械的といいますか、「コクギョク」と「動力」が完全にイコールというわけではないようで。「「鬼のツノ」を マ界城のどうりょくから とりはずして! そうしないと マ界城のバリアで だっしゅつ できないわよ!」というあたりから、マ界砲やらバリアやら(&城内のマものたちも含む?)のエネルギー源が「コクギョク」だとして、マ界城を動かしているのが「動力」……って、わざわざ説明しなくてもそのままの意味ですがな。(汗)
 よく考え――なくても、どんな物(機械、生命関わらず)でもエネルギーありゃ動くってもんじゃないですよね。動力いるよ動力。だからムセンいとでんわ(……という名のリモコン爆弾)で動力を破壊して、ようやくマ界城が止まった。現場にいないのにそこまで仕組みを見抜くレン先生が凄い。さすが万能錬金術師。

 城と言えば、青の城の場合はスイショウの杖が「コクギョク」もしくは「動力」に当たるのでしょうか。発進したりグレン砲撃つ度にぎゅわんぎゅわん回っていましたし。ただの鍵で終わらせないあたりがニクイ演出。
 そのエネルギー源は別のところにありそうですが。もしかしてダーマと同じく「ふめつの炎」? 何にせよ、マ界城とのドンパチの後はエネルギー不足になってしまった模様。コクヨウ仮面に侵入されたのもそのせい?

 それにしても百鬼中将はなぜ、敢えて「鬼のツノ」をマ界城のエネルギーとして利用したのか。
「わたしは 「鬼のツノ」のパワーを にんげんどもに おしえてやるのだ! このマ界城を つかってな!」
「おまえたちは このマ界城とともに 青の城へ たいあたりするのだ! くたばるがいい 青の城のゆうしゃ! おもいしるがいい にんげんどもよ!」
 という台詞をストレートに受け取ると、人間への復讐ってことになりそうですが。
 ……キバ王と百鬼中将。このあたりの心情的な部分は複雑なものがありそうなので、別の機会でじっくり考えてみます。一言では片付けられないだろうな……キバ王としての心と百鬼中将として生きることが矛盾してるというのも、本人はどこかで分かっているようですし。「その鬼は しんだのだ わかるな 鬼のこよ・・・」という台詞から哀愁を感じずにはいられません。
 マ界城イベントは天下丸がいるかいないかでかなり印象が変わりますね。




【おぼろ式部と主人公】

 で、マ界の城のエネルギー源が城主(ボス)によるものだとしたら、マ界の城を落とすのに必ずしも主人公の力が必要というわけではないようで。レイヤック城がその例。

 くろゆめ城の件は、「主人公が城を落とした」ことに対してではなく「主人公がおぼろ式部を退けた」ことに対してのものの方が可能性高そうですね。……そんな難しく考えなくても、あちこちの台詞ストレートに受け取ればそうなるわけですから。なぜここまで捻って考えたし。
 おぼろ式部が言うには、自身を消滅させるのはカゲ丸(じゅず丸)だけど、そこまで追い込めるのは主人公の(持つ天帝の)力だそうで。「だが 天帝のニンジャに そのようなちからは ないはずだが・・・」というのもそういった意味だとして、ということはそんじょそこらの唯人ではおぼろ式部には手も足も出ないのか。あの里全体に及ぼした呪力を考えると確かにそんな気も。むしろおぼろ式部が凄いな! と。初っ端から最強ボスじゃないですか……。

 青の城がどうとか、やくそくされし名がどうとかではなく、おぼろ式部は戦う中で直感的に主人公の中にある天帝の力(青の一族の血)を見抜いたということですか。それもそれで凄い。
 あれ……? でもぼうれいの塔ではそのあたりには触れていませんでしたよね。あの時はおぼろ式部も本気ではなかったから「追い込まれた」という実感がなかったのか。それともやっぱり「くろゆめ城」だからというのがポイントだったのか。すみませんごめんなさいわかりません。(汗)

 …………まあ、あれこれ言ってみましたけど、普通誰がそこまで考えるんだって話ですよね。思い出せ。ボス倒したら自動的に崩壊する城なんてRPGにはいくらでもあるじゃないか。(汗)
 「演出上のそれです」とか言われたらもう手も足も出ません。
 でも城が落ちることで大都の町がマ界に堕ちたり、テツジンのパーツが飛んでったりするあたり、何か意味があるんでしょうね。きっと。詳しい何かが分からない……。
 テツジンをバラしてマ界の城ごと封印したのは、やっぱり青の一族なんでしょうか。大都の封印とのリンクはそれより後の話?




【ふたつのコクギョク】

 「コクギョク」「コクギョク」言ってて思い出したのが、メディックスが各町に置いて行ったあの石も「コクギョク」っていうんですよね。そもそも何なんだ「コクギョク」って。

 メディックスのコクギョクは時間が経つと成長していきますよね。だから、その町の人々の不安や恐怖の心を吸収しているのではないかと。で、その心をエネルギーとして何かに使うのが目的ではないかと、そう解釈していました。(考察どうこうではなく初回プレイから直感的に)
 エネルギーは何に使うのか。最初はそれこそマ界の城なのかと思ってました(あちらのコクギョクとリンクさせて)。でもマ界の城あまり関係ないところにも置いてますし、マ界の城なくなっても成長してますし、先ほどの説を取るとしたらマ界の城は城主との関係で独立?してるので、メディックスのコクギョクは無関係っぽい。

 無関係というか、マ界の城の出現等によって増長された人々の不安や恐怖を吸収させるためにメディックスはコクギョクを置いて回っていた。マ界の城と直接関係なくても、クンミン村(シビト事件)やキザン温泉(コハク事件)がその理由に当てはまりますし。


 ではそれこそ、その「吸収させたモノ」を何に使っていたのか。
 思い浮かんだのがダークオーブなのですが。いずれ復活させるテツジンのために、コクギョクを通してダークオーブにエネルギーを与えていたということで。
 ダークオーブは地中深くに封印されていますが、その力が消え去ったわけではないし、「マ界」という形で外に影響が漏れ出ているとなると、逆に外から多少なりとも干渉することは可能なのかも。それこそマ界ルートなんかで。
 ダークオーブとコクギョクがリンクしていたからこそ、主人公がダークオーブを破壊したと同時に各町のコクギョクも消え去ったと。そしてコクギョク漬けから助かるジャッジ。

 これって、ひょっとしてかつての赤の一族が用いてた手法と同じものなんでしょうか。テツジンで人々の恐怖心を煽り、各町に設置したコクギョク通してダークオーブにエネルギーを蓄積する。吸収媒体コクギョクは、効率よくエネルギーを搾取するためのダークオーブの遠隔版「やどりぎのタネ」みたいなものでしょうか。(←例えが違うと思います)


 そうするとコクギョクってマ石の一種かと思ってましたが、ちょっと違うモノみたいですね。
 それでふと、思い出したのが「ひかりのうつわ」。あれも世界の人々の「青きこころ」を集めるものですよね。青の一族側のコクギョクみたいなものでしょうか。
 自動吸収型ではなく、発動させるには神官たちの力が必要ですが。神官が手を下すことによって純度の高い「青きこころ」のみを集めることができ、晴れてオリエンタルブルーの完成となるわけでしょうか。だとしたらかなり徹底してますね……さすが正規版「千人祈願」。




【テツジンについて】

 ちょっと(どころか)話が逸れますが、最初にテツジンが作られた目的って「人々の恐怖を生み出すため」であって、所謂「戦いのための兵器」とはちょっと違うんですよね。……いや山一個ぶっ飛ばすあたりでもう充分すぎるほど怖ろしい兵器ですが。
 青の一族との戦争になってから、マ界の城は要塞として造られたのか。カツゲン塔はどっちだろう……ダークオーブで蓄積したエネルギーを電力に変えるだけの施設なんでしょうか。それそのものは無害だから戦争後もちょっとだけ残されたのか。

 結果トルク人うはうは。……トルク人のそういうところが好きです。そういえば青の城の建設にも関わっていたというし。世界が大混乱のさ中、テツジン壊したらそれでビル建てるって言ってたし。強かというか、逞しすぎる。ガルダにカーラが襲来しても逃げなかった商魂。
 青の一族と関わりながら、その知恵と技術を吸収して利用する。人間はカm……いや大切な商売相手です。鬼やノンマルトとも違う、彼らが彼らなりに選択した生き残り方なんだろうな、と感動すら覚えます。CHAPTER3ではテツジンのビルが建ってたのかもしれません(笑)。


 そういえばテツジンって動くんですよね。ゲームでは天帝たちによって動き封じられていましたが、本来は青の大地の住人を恐怖に陥れるためにあっちこっち飛んで破壊活動していたはず。
 二足歩行できる足はないようですが、何か噴射して飛んでいたんでしょうか。……鉄人●号か! だからあのネーミングか!(←違うと思う)
 なんにせよ確かに「アレが動き出したら世界は終わり」ですね。ゾッとしますわ。勝てる気がしない。
 当時の青の一族も外側からの破壊が無理として、内側から機能停止させたのでしょうか。ダークオーブとの接続を切るかなんかして。でもダークオーブが生き残っている以上、外側のパーツは破壊しても再生する。なのでバラバラにして封印……と、そういうことでしょうか。


 ダーマはテツジンとの戦いでぶっ飛ばされてあそこに埋まったらしい。しかし「青のきろく」によると青の一族もダーマの行方はわからないままだそうで(でも戦争が終わって必要となくなったのでそのまま放置)。
 ……あれ? だとすると「わが名はマジン・ダーマ~」のあの石板は誰が書いたのだ? もともと備え付けてあったダーマの取り扱い説明書みたいなものですかね。(←結論ザックリしすぎです)

 もしかして、マジンとマオウは「主人公に」残された遺産というわけではないかもしれませんね。兵器は使われないなら使われないままでいい。
 あ、でもカナイで「ダーマのしんぞう」渡されたので、ダーマはやはり復活させる予定だったか。テツジンの内部に侵入するために必要。

 ゲド復活が任意というあたり、マオウの方は極力封印しておきたかったのでしょうか。だからあの凶悪ガーディアン徘徊させた厳重セキュリティだし、果心居士も古代文字読んでくれない。それでもすべて壊さずに敢えて一体だけ残したのは(ゲドだけが「生き残った」のか、ゲドだけを「生き残した」のか、解釈が変わりますが……真実はどっちでしょう?;)、将来何かあった時のための保険と、過去の過ちを繰り返さないための戒めでもあったのでしょうか。青の一族の後悔の気持ちが刻まれているロウランは、ゲドを復活させないと入れないわけですし。

 とりあえずプレイヤーとして青の一族の方に言いたいのは、ガーディアンはやりすぎだと。どれだけの青の勇者たちにトラウマを植え付けたというのか。……それもこれもガーディアンから逃げきれない私の操作能力の方が問題な気がします。パーティーメンバー少なくして行けば楽ですよ。そうするとシバ山で死にかけますが!(汗)




 久々?のがっつり青トーーク、以上です。
 相変わらず分からなくなったら適当なところで曖昧にして切っている感じですが。結論出せるほど情報量がないもので。(汗)


 以下は、シルバニア(ゲーム)トーク続きです。誰得にもほどがある。思い出すと懐かしさのあまり止まらなくなった結果です。これぞ雑記場。興味がある方(いるのか?)はどうぞ。


 『シルバニアファミリー3 星ふる夜のすなどけい』もなかなかの難易度(&「過去を改変する」という子ども心にはホラー要素も有り)でしたが、バグは格段に減ってましたね。マップも小さくなってシステムも快適になってましたし、全クリアにはそれほどかかりませんでした。
 序盤は別々のキャラを主人公としたオムニバス形式の章が複数あるのですが(DQ4か!)、クリア必須のミニゲームが全然できなくて開始一時間で詰んでました。DQ4でいうとトルネコの章あたりでストップ状態。本番にすら入れないとかどういうことだ。(汗)
 何度も繰り返して攻略法見つけてようやくクリアできたあたり、これは私がへぼゲーマーすぎたことの方が問題だったと思いますが……誰が「リンゴの皮を途切れさせずに剥く」という高等技術を子どもの手伝いに求めるというのか。剥けてりゃいいじゃん、剥けてりゃ! と文句を言いながらプレイしてたのが一番の思い出です。(笑)


 『シルバニアファミリー4 めぐる季節のタペストリー』はとうとう本来の対象年齢層を見直したのか、流されるままにプレイしてたら確実にクリアできるという素晴らしい低難易度になってました。あと、ホラー要素もなくなった。いや、もう、形としてはこれが正しいです。(笑)
 この頃には私もさすがに歳が歳ですし(玩具のシルバニア離れもしてましたし)、ゲームとしての「やりごたえ」はありませんでしたが、GBAともなればグラフィックは格段に進化しており、可愛らしい世界観に浸りたいシルバニア好きの観賞用としては充分だと思います。可愛らしい世界観に浸りたいシルバニア好きの子どもたちが2や3をプレイしたらあまりの難易度&バグ&ホラー要素に泣くよ、きっと!(汗)


 いやもうここまで語るとか、何なんでしょうね。でもアドバンスSP購入したのでシルバニアゲームも久々にやってみたくなりました。(笑)
 ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

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【2014/09/09 (火) 03:59】 | オリエンタルブルー 青の天外
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【青の天外】水月という人【追記メモ】
果物【管理人】
 某サイト様の水月論?拝見いたしまして、そういえば私これだけ狂ったほどプレイしていながらいまだに水月のキャラちゃんと掴めてないな……と改めて思い直してます。「ちゃんと」掴めているかで言えばどのキャラも掴めていないような気がしますが(情報量が以下略)、水月にいたっては妄想するにしても曖昧すぎてフワフワしてるんです。

 二次創作的にはいくらでも都合よい捏造設定できるんですけど(殴)、原作のみを基準とした時にどれだけのことが読み取れるかと言えば、一体どういう人なんだと。
 水月、難しい。私の心理分析力がなさすぎるせいかもしれませんが、ちゃんと人物像が描き出せていないんですね。もちろん、キャラとしては好きなんですけど。考えれば考えるほど水月がゲシュタルト崩壊。(汗)



 私の中の水月をややこしくしている要因を自己分析してみると、
●イベントの大半がマ法院に操られた状態であること。
●果心居士編とかぐら編で印象が異なること。
●天帝宮でバリバリやってた時代が不明なこと。
 なんでしょうか。ついでにわかな姫とのやりとりはどっちが保護者かわからな…ゲフンゴフン。いや、あれはわかな姫が漢前すぎるからですねそうですね。(笑)

 果心居士編とかぐら編は次元そのものが違うので、印象が違っても仕方ないかもしれません。「誰かの弟子」設定と「誰かの師匠」設定ではね……。また二次創作なんかではこれをミックスしようとするから余計ややこしく。(汗)

 やっぱり、果心居士編においては水月の人格形成に果心居士が大きな影響を持っていたと思います。現21歳の10年は長いよ……6歳~16歳って大事な時期だよ……。
 当時の天帝の口添えがあった(模様)とはいえ、「なんでも 果心居士さまを 大都の水月さまが たずねてこられ たのみこんで 弟子(でし)いりを されたそうです」というあたりから、6歳の水月の利発っぷりが伺えます。弟子入りすること自体、自分で思いついたんでしょうか……6歳。
 果心居士の修業はかなり厳しそうですね。弟子にも火柱投げるくらい容赦ない師匠(笑)。でも面倒見は良さそうなので、手取り足取りじっくり色々叩き込んではくれていそう。(妄想)

 かぐら編はかぐら編で、「師匠」である水月が想像できないという(苦笑)。かぐらとのやりとりが操られている状態だったので正確なものがわからず。何より年齢が近すぎるよ……。でもこのくらいの歳の4歳差は大きいとは思いますが。
 つい現代基準で考えると21歳は若いと思ってしまいますが、あの世界観基準だと15、6歳くらいでもう一人前として扱われるような感じなので、水月だってそれくらいで充分成人として天帝宮でバリバリ働けるし弟子も取れますよね。そう考えた方が自然かもしれません。



 で、水月の性格面についてですが。
 まず、ストレートに受け取れる印象が優しい、繊細、純真。これは、そんなに間違ってないと思います……多分。(汗)
 台詞の端々から伺うに、かなり生真面目。ちょっと堅物なくらいでしょうか? 「●●か? いやそんなはずはない」という、自分の想定の範囲を外れると疑問から入っちゃうような台詞もちょいちょい見られるので。基礎知識が豊富な分、余計にそうなのかも。
 仲間になって以降は控えめでネガティブな面も見受けられます。これは裏切っていたという負い目もあるのかな。何にせよ、やっぱり生真面目。

 優しくて繊細で純真な上に生真面目ときたら、そりゃ必要以上に思い詰めますわな……。
 堅物とはいえ頭の回転が良くて器用でもあったろうから大概のことは上手く処理できたけど、その範疇を越えてしまうとどうしようもなくなってしまう。優秀過ぎたのが仇になったのか。
 天帝に遠ざけられたのは実質水月が悪いわけではない分、余計自分でもわけが分からずに「なんでなんで?」ってなって挫折。そこを付け入られたか。さすがマ法院様。

 果心居士の言う「心に弱いところがある」というのは、そういう面なんでしょうか。でも彼の短所は長所と表裏の関係でもあるので、簡単に「治す」ってわけにはいかないかもしれませんね。治す・治さないではなく、自分の短所もまるごと受け入れて乗り越えるしかないので。
 幼いころから才能を買われていた分、大切な時に自分の無力さを突き付けられたのが許せなかったのでしょうか。本当は無力だったわけではないけど、そう思い込まされてしまった。よりにもよって自身の才能を買ってくれていた天帝に。思いすれ違って天帝亡くなって修正も効かずハイ、そこでマ法院様登場で以下略となるわけですかそうですか。(汗)



 マ界堕ちした経緯はそれだとしても(仮)、実際に生き生きとしていた頃の有能っぷりはどれほどのものだったか。
 RPGでは所詮戦闘能力で物を測られるので、かぐらやわかな姫が大変に優秀な分、彼にはどうもヘタレなイメージが付きまt…モゴモゴ(汗)。装備品男女格差ェ……。
 レン先生みたいにド派手な活躍があれば別ですが、残念なことに彼はマイナス要素(敵側)からスタートという。わかな姫修復の様子はちょっと特殊な条件揃えてED向かえないと見れないですし。間が悪い。間が悪いだけなんだ……!(※こんなこと言ってますが水月は好きです)


 要するに、バリバリお仕事している水月を見たかったな、と。そういうことです。
 水月連れて行くと公家さんからいろいろ話を聞けたり、天帝宮内での彼の扱いも分かりそうですが、カツラなんですぐマ界に堕ちてしまうん……。

 頭が良くて、優しく、繊細で、純真かつ生真面目。人として仕事人としてはこの上なく優秀だと思いますが、為政者としてはそれだけは上手くやっていけないはず。
 そうなんですよね。水月の人物像を一言で語らせない(私の中での)最大の要因が、この「政を直に取り仕切っていた、公人としての立場」があったことなんですよね。単に権力者の横にくっついている魔術師みたいな立場じゃない。
 最近『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』読みまして、この時期の長安の様子なんか見ながら「権力の世界、怖い!」と身震いしました。当然ながらそれとは世界観もシステムもまるで違う(筈な)ので、天帝制度自体はもうちょっと(どころか)安定したものだとは思いますが、それでもやっぱり人間社会。油断ならないドロドロな権力抗争もあったはず。

 そういった人間の黒い側面を見ながら、繊細な彼が内心どう感じていたかはともかく、上手く処理していったんでしょうな。堅物だけど不器用ではない。無闇に正義や理想を振りかざすだけではなく、説得力のある論理や根拠を持って、周囲の公家たちとも上手くやっていった。
 だから、天帝死後も反マ法院派は「水月さえ正気に戻れば」と期待する人がいたわけで。天帝がどうこうというだけではなく、彼自身の手腕もきちんと周囲に認められていたんだなぁ、と。反マ法院派の思惑が一枚岩かと言えばそうでもない感がするのもまた仕方のないことですが……それも人間(汗)。


 そんな権力社会で揉まれながらも、無垢さと高潔さを保っていられた強さが、天帝に絶対的な信頼を置かれた証なのかもしれません。「賢く立ち回る」よりよっぽど難しいことですから。
 能力があっても最初から水月「一人」だけなら厳しかったかもしれません。出る杭はなんとやらで、若造が正論だけをあれこれ言っても疎ましがられるだけでしょうし、「優秀な陰陽師」程度で終わっていたかも。杉下右京か。特命係行きか。(←その例えは大いに違うと思います;)

 天帝という事実上の最高権力者の後ろ盾もあり、彼の能力が最大限に発揮されていた。
 天帝の理想を助ける水月と、水月の意見を重んじ信頼する天帝。二人はまさに最強タッグだったんでしょうね。実際に手を取り合って政を行っていた期間が短かったのが惜しまれます。
 天帝の方は分かりませんが、水月の方は陰陽師の修業と同時進行で政方面も勉強しながら経験を積んでいた可能性が高いかも。陰陽師としての役目自体も政には大きく関わってきますし。陰陽道を極めた上に執政能力まであるとか、鬼に金棒じゃないですか。どんだけ優秀なんだ水月。
 ゲーム本編ではそのあたりがイマイチ伝わりづらいのが残念ですね。本当に間の悪い子……。(汗)



 それだけ優秀な水月を、天帝はなぜ遠ざけたのか。……原因は当然ながらマ法院の存在なのですけども。ゲームの方でその理由が見られるのはわかな姫の台詞だけ。

「マ法院が あらわれたとき 天帝は その正体を みぬいていた
でも 天帝は しっていた・・・ じぶんに ちからのないことを・・・
マ法院にさからう ちからのないことを・・・ だから とおざけたの 水月を・・・
あなたが マ法院に けがされて しまわないように・・・」

 マ法院が台頭してきた時点で、天帝は自身の死を覚悟していたんでしょうか。覚悟していたから天帝の剣をあれだけ厳重に隠したわけですし(わかな姫の中に隠し、そのわかな姫も隠し、わかな姫の隠し場所の鍵も隠す)、わかな姫に託したのはまさに「水月宛ての遺言」ですし。水月を遠ざけたのはそれより前だったので、その頃からもう自分が死んでからのことを考慮してたのか……切ないですね。

 水月ももちろん、マ法院が邪悪なモノだと分かっているから、公に批判している。天帝のことも心配している。
 自分(天帝)が死んだあとは、水月とマ法院が全面対決となるわけで。でも水月の手腕は天帝と共にあることで真価を発揮していた分、同じく執政能力においても超やり手(過去に「人を治める能力は天帝以上」と言われていた)であるマ法院に対しては不利な感が否めない。やっぱりここに来るまでに天帝宮内でも相当根回ししていたでしょうし、バックに参謀(メディックス)と先世見師(スナヨミ)とその他諸々怪しい者たちがいるともなればガッチガチじゃないですか。普通の人なら逆らえないわ。

 当然ながら呪術面においても水月に勝っていたわけで。下手したら殺されてしまう可能性だってあった。
 既に死んだ自分のためにその命を危険に晒させるくらいなら、さっさと表舞台から降ろして水月とマ法院と対立させること自体を避けたかったのが天帝の気持ち。それよりも生きて、自分の後継者の助けとなってほしかった。
 といってその真実を水月に言えるはずもなく。後継者の存在すら、マ法院に知られるわけにはいかないので。水月自身もそれを素直に受け入れるかどうか分からない。この時点では目に見えない後継者より、目の前の天帝の方を取るだろうし、天帝を守ることに全力を注ぎそう。優しい人だから。……私情よりも天帝の命を任務として優先するジュウベエとの違いはここかなぁ、というのが個人的(以下略)

 ちなみに、天帝と水月の「個人的な親密さ」具合は人によって解釈が異なるとは思います。私は家族レベルに濃い目に考えている方ですが、もっとビジネパートナー的な主従関係だったかもしれないし……。どっちの絆が強い・弱いではなく、形が違うというだけですけども。
 案外、水月は天帝のことを個人的に話さないから、本当のところが掴みにくいですね。


「おやは 子に 子は おやに それぞれの おもいを たくす
だが そのおもいは つたわらず たがいに うらぎりとなる・・・
そのおもいが つよければ つよいほど そのウラミは ふかい」

 ともかく、真相を言わぬまま天帝は水月を遠ざけ、思いがけない仕打ちに水月はショックを受ける。生真面目だから相当自分を追い詰めただろうし、よりにもよってマ法院を傍に置いたことに多少の疑念も抱いたでしょう。天帝も天帝で、水月が傷つくのは百も承知だったろうし……うあああ、なんだこれ考えてると辛いですね。(泣)
 で、そこに容赦なく付け入るあたり、さすが静ちゃん抜け目ない。水月を手にすることは生意気な天帝への当て付けもあったかもしれない分、ここにもドロドロの愛憎劇が。(汗)
 ひととは かなしいものよのぅ・・・。


 天帝は水月の無垢で清浄な性質を才能と認め、信頼していた。一方で、無垢で清浄なものほど転じて、汚されやすくもある。
 本当のところ、天帝も水月の「心の弱いところ」を不安視したから遠ざけたのではなく。水月の「弱点(とも成り得る長所)」が好きだったからこそ、汚されたくなかった。
 でも水月視点からしてみれば「お前は弱い」と思われていると感じても仕方のないことで。ショックでしょうな。言葉足らず……というか、ちゃんとした言葉を贈ることもままならぬ状況だったので、思いすれ違ったまま以下略。
 ひととは かなしいものよのぅ・・・。(2回目)

 …………  と  い  う  妄  想  で  す  。 (汗)
 相変わらず考察じゃないですね。もう完全に「こうだったらいいな」希望的観測。あれこれ言ったって、所詮は果物ですから!(←ここに来て開き直るな)
 結局のところ、天帝と水月の関係を考えているともう前頭葉(?)がハッスルハッスルなわけで。「天帝の寵愛を受け」とか「天帝のよき理解者」(天帝の立場を考えると「理解者」という存在にはそれだけで泣けてくるものがありますね)とか、どんだけ親密だったんだ君ら。いや、あの、決して変な意味で言っているのではなく(汗)。……しかしあの世界観だしぶっちゃけそれm( 自 主 規 制 )



 水月の人物像を探る上で参考になるか分かりませんが……というか、世界観もキャラもまるで違うので正直参考にならないと思いますが(おい)、岡野玲子先生の漫画版『陰陽師』にてちょっと思ったこと。
 「お前は鬼にも人にも冷たすぎるのではないか」と言われたことに対し、晴明は「おれがクールなのは職業病だ」と返す。「鬼と対する時は敵であっても味方であってもならぬ。こちらの心の動揺は向こうの動力源になる」からだと。

「こちらの思い通りに事を運びたいなら、神も含め鬼神悪鬼悪霊に対する時、この身は常にニュートラルにしておかねばならん。可でもなく不可でもなければ、たとえ周囲でどのような事象が起ころうとも、わが身は風のように自由でいられる。これはな、鬼神を使役し闇を掌握せむとする陰陽師の鉄則というものぞ」

 そして、精神界に覚醒して宇宙の真理と一体となった(……と解釈していいものか3回読んでもいまだに自信はありませんが;)晴明は、徹底して無垢であること、一切の穢れを持たぬよう徹底している。どうも、肉体を持ったまま精神界と繋がるのは非常に負担がかかることのようで。少しでも邪念があると神経がぶっ壊れてしまうそうな。

 そうすると(と言うと流れが違う気もしますが)、水月も陰陽師として徹底して無垢であろうと、清浄であろうと努めたのでしょうか。果心居士にそのように叩き込まれたとか。
 ただどうも水月の場合は「強固な精神力により精練された無垢」というより、あの博雅のような「生まれながらにして無垢」といった感じの方がしっくり来る気もします。修業によりそれを認知させて、より高めていったと。天然素材水月。(笑)



 私個人の解釈ではありますが、水月はマ界堕ち時の方がクールに見えるんです。
 確かに天帝への愛憎による強い悲しみや、わかな姫の説得に混乱して激情も見せましたが、それ以外では非常に淡々としています。憎しみや恨みさえ通り越して、「もう世の中どーでもいーや」みたいな。諦めムード全開。世捨て人か。
 変な言い方かもしれませんが、これも水月の“純粋さ”ゆえ、強い悲しみによって転じた結果なのでしょうか。
 その上、マ法院に操られることで個(天帝を信じたいと思う葛藤とか迷いとか)を打ち消され、「人形のように」なることで純な状態に。通常時では情が深すぎるあまり抑制されていた(かもしれない)陰陽師としての力を最大限に発揮できたのだとしたら、なかなかに皮肉な話ですが。

 何が言いたいのかというと、ぶっちゃけマ界堕ち時の方が水月強くね? と。(台無し)
 だってただの人間でHP1000ですよ。無限回復ですよ。しかし最大の攻撃手段がライデンとは切ない。(台無し)
 あの強大な力はマ法院に魔力を与えられていたからとは言え、それを受け入れ操ることができるだけの『器』として完成していたと。当然ながらその力はマイナス方面ですし、どう考えても心身に悪そうですが。(汗)
 だからこそ、健全な状態で陰陽師としての純粋な力を発揮する(ための精神力を構築する)のは非常に難しいことで、ある程度の生まれながらの才能と、長く厳しい修行がいるというわけですかね。
 あくまで、マ界堕ち時の水月が純なニュートラル状態であったと仮定してのことですが。それから、あれこれ分かったように言っていますが、あくまで漫画からのイメージです。史実の陰陽師さん方とは一切関係ございませんので、あしからず。(汗)


 こんな説を自分で思いついて勝手に自分でややこしくなっているのでここはもう、
「ひとの こころのヤミは すさまじいパワーを うみだす しかし それは はかいのエネルギーとしか ならない」
「ひとをおもうこころ しんらいのこころは もろく・・・はかない・・・ しかし ひとの こころのヤミを ふりはらうパワーを ひめている・・・」
 という青のせいれいさんの言葉で無理矢理要約したいと思います。(逃)


 生真面目なこと、繊細なこと、優しいことは決して悪いことではないですしそれが強い力になることも確かですが、一方で“無垢さ”を貫くには邪念や迷いを生み出す足かせともなる。
 陰(静止・抑制)の感情、陽(前進・解放)の感情をどちらか一方に偏らせることなく、双方がバランスよく整っている状態こそが正しく真の力を発揮できる。それが陰陽の理。
 水月は陰の性質も陽の性質も強いものを持っていて、バランスが整っていれば天帝宮でバリバリやってたような優秀さを見せるけど、ひとたびバランスが崩れるとあっという間に偏ってしまう、そんな危うさも秘めていたのかな……と思うと浪漫ですが。……それは浪漫か?(汗)

 要するに、いくら天才だって言ったって21歳は若すぎるんだよ! と。心理面以外にもその年齢の若さが考察(主に来歴方面)を大変に困難にさせている水月。
 優秀さが超絶早歩き独り歩きしたあまり、精神の成熟が追いつけなかったのかもしれません。ジャッジなんて35歳という年齢だからあれでいられるんだ、という話が以前ありましたが。周りに反発して挫折したりグレたりする思春期が水月にも必要だったんだと(笑)。
 そういう意味では、絶望してマ界堕ちを得た後こそ、その後ろめたさやネガティブ感情を越えて一皮剥けた先に、人間として大化けするのではないかなと希望的観測。天帝の後ろ盾はなくなっても、それに負けないどころか今まで以上に天帝宮でバリバリ仕事してそうED。これもまた若さですね。



 …………ちょっと思いついたことメモるつもりがえらい長くキャラ語りしてしまいました。うん。いつものことですね。
 自分の中での(原作の)水月像があまりに定まらないので、極力適当な想像は避けてゲームの台詞等公式資料のみから導き出そうと(最初は)してみましたが、見事に妄想100%ですね。最早原作の穴を妄想で埋めているのではなく、妄想の穴を原作で埋めている気がしてならないです。……うん。いつものことですね。(汗)
 また新しく記事立ち上げた時にでも移します。ここまで読んでくださってありがとうございました。


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【青の天外】水月という人【追記メモ】
 某サイト様の水月論?拝見いたしまして、そういえば私これだけ狂ったほどプレイしていながらいまだに水月のキャラちゃんと掴めてないな……と改めて思い直してます。「ちゃんと」掴めているかで言えばどのキャラも掴めていないような気がしますが(情報量が以下略)、水月にいたっては妄想するにしても曖昧すぎてフワフワしてるんです。

 二次創作的にはいくらでも都合よい捏造設定できるんですけど(殴)、原作のみを基準とした時にどれだけのことが読み取れるかと言えば、一体どういう人なんだと。
 水月、難しい。私の心理分析力がなさすぎるせいかもしれませんが、ちゃんと人物像が描き出せていないんですね。もちろん、キャラとしては好きなんですけど。考えれば考えるほど水月がゲシュタルト崩壊。(汗)



 私の中の水月をややこしくしている要因を自己分析してみると、
●イベントの大半がマ法院に操られた状態であること。
●果心居士編とかぐら編で印象が異なること。
●天帝宮でバリバリやってた時代が不明なこと。
 なんでしょうか。ついでにわかな姫とのやりとりはどっちが保護者かわからな…ゲフンゴフン。いや、あれはわかな姫が漢前すぎるからですねそうですね。(笑)

 果心居士編とかぐら編は次元そのものが違うので、印象が違っても仕方ないかもしれません。「誰かの弟子」設定と「誰かの師匠」設定ではね……。また二次創作なんかではこれをミックスしようとするから余計ややこしく。(汗)

 やっぱり、果心居士編においては水月の人格形成に果心居士が大きな影響を持っていたと思います。現21歳の10年は長いよ……6歳~16歳って大事な時期だよ……。
 当時の天帝の口添えがあった(模様)とはいえ、「なんでも 果心居士さまを 大都の水月さまが たずねてこられ たのみこんで 弟子(でし)いりを されたそうです」というあたりから、6歳の水月の利発っぷりが伺えます。弟子入りすること自体、自分で思いついたんでしょうか……6歳。
 果心居士の修業はかなり厳しそうですね。弟子にも火柱投げるくらい容赦ない師匠(笑)。でも面倒見は良さそうなので、手取り足取りじっくり色々叩き込んではくれていそう。(妄想)

 かぐら編はかぐら編で、「師匠」である水月が想像できないという(苦笑)。かぐらとのやりとりが操られている状態だったので正確なものがわからず。何より年齢が近すぎるよ……。でもこのくらいの歳の4歳差は大きいとは思いますが。
 つい現代基準で考えると21歳は若いと思ってしまいますが、あの世界観基準だと15、6歳くらいでもう一人前として扱われるような感じなので、水月だってそれくらいで充分成人として天帝宮でバリバリ働けるし弟子も取れますよね。そう考えた方が自然かもしれません。



 で、水月の性格面についてですが。
 まず、ストレートに受け取れる印象が優しい、繊細、純真。これは、そんなに間違ってないと思います……多分。(汗)
 台詞の端々から伺うに、かなり生真面目。ちょっと堅物なくらいでしょうか? 「●●か? いやそんなはずはない」という、自分の想定の範囲を外れると疑問から入っちゃうような台詞もちょいちょい見られるので。基礎知識が豊富な分、余計にそうなのかも。
 仲間になって以降は控えめでネガティブな面も見受けられます。これは裏切っていたという負い目もあるのかな。何にせよ、やっぱり生真面目。

 優しくて繊細で純真な上に生真面目ときたら、そりゃ必要以上に思い詰めますわな……。
 堅物とはいえ頭の回転が良くて器用でもあったろうから大概のことは上手く処理できたけど、その範疇を越えてしまうとどうしようもなくなってしまう。優秀過ぎたのが仇になったのか。
 天帝に遠ざけられたのは実質水月が悪いわけではない分、余計自分でもわけが分からずに「なんでなんで?」ってなって挫折。そこを付け入られたか。さすがマ法院様。

 果心居士の言う「心に弱いところがある」というのは、そういう面なんでしょうか。でも彼の短所は長所と表裏の関係でもあるので、簡単に「治す」ってわけにはいかないかもしれませんね。治す・治さないではなく、自分の短所もまるごと受け入れて乗り越えるしかないので。
 幼いころから才能を買われていた分、大切な時に自分の無力さを突き付けられたのが許せなかったのでしょうか。本当は無力だったわけではないけど、そう思い込まされてしまった。よりにもよって自身の才能を買ってくれていた天帝に。思いすれ違って天帝亡くなって修正も効かずハイ、そこでマ法院様登場で以下略となるわけですかそうですか。(汗)



 マ界堕ちした経緯はそれだとしても(仮)、実際に生き生きとしていた頃の有能っぷりはどれほどのものだったか。
 RPGでは所詮戦闘能力で物を測られるので、かぐらやわかな姫が大変に優秀な分、彼にはどうもヘタレなイメージが付きまt…モゴモゴ(汗)。装備品男女格差ェ……。
 レン先生みたいにド派手な活躍があれば別ですが、残念なことに彼はマイナス要素(敵側)からスタートという。わかな姫修復の様子はちょっと特殊な条件揃えてED向かえないと見れないですし。間が悪い。間が悪いだけなんだ……!(※こんなこと言ってますが水月は好きです)


 要するに、バリバリお仕事している水月を見たかったな、と。そういうことです。
 水月連れて行くと公家さんからいろいろ話を聞けたり、天帝宮内での彼の扱いも分かりそうですが、カツラなんですぐマ界に堕ちてしまうん……。

 頭が良くて、優しく、繊細で、純真かつ生真面目。人として仕事人としてはこの上なく優秀だと思いますが、為政者としてはそれだけは上手くやっていけないはず。
 そうなんですよね。水月の人物像を一言で語らせない(私の中での)最大の要因が、この「政を直に取り仕切っていた、公人としての立場」があったことなんですよね。単に権力者の横にくっついている魔術師みたいな立場じゃない。
 最近『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』読みまして、この時期の長安の様子なんか見ながら「権力の世界、怖い!」と身震いしました。当然ながらそれとは世界観もシステムもまるで違う(筈な)ので、天帝制度自体はもうちょっと(どころか)安定したものだとは思いますが、それでもやっぱり人間社会。油断ならないドロドロな権力抗争もあったはず。

 そういった人間の黒い側面を見ながら、繊細な彼が内心どう感じていたかはともかく、上手く処理していったんでしょうな。堅物だけど不器用ではない。無闇に正義や理想を振りかざすだけではなく、説得力のある論理や根拠を持って、周囲の公家たちとも上手くやっていった。
 だから、天帝死後も反マ法院派は「水月さえ正気に戻れば」と期待する人がいたわけで。天帝がどうこうというだけではなく、彼自身の手腕もきちんと周囲に認められていたんだなぁ、と。反マ法院派の思惑が一枚岩かと言えばそうでもない感がするのもまた仕方のないことですが……それも人間(汗)。


 そんな権力社会で揉まれながらも、無垢さと高潔さを保っていられた強さが、天帝に絶対的な信頼を置かれた証なのかもしれません。「賢く立ち回る」よりよっぽど難しいことですから。
 能力があっても最初から水月「一人」だけなら厳しかったかもしれません。出る杭はなんとやらで、若造が正論だけをあれこれ言っても疎ましがられるだけでしょうし、「優秀な陰陽師」程度で終わっていたかも。杉下右京か。特命係行きか。(←その例えは大いに違うと思います;)

 天帝という事実上の最高権力者の後ろ盾もあり、彼の能力が最大限に発揮されていた。
 天帝の理想を助ける水月と、水月の意見を重んじ信頼する天帝。二人はまさに最強タッグだったんでしょうね。実際に手を取り合って政を行っていた期間が短かったのが惜しまれます。
 天帝の方は分かりませんが、水月の方は陰陽師の修業と同時進行で政方面も勉強しながら経験を積んでいた可能性が高いかも。陰陽師としての役目自体も政には大きく関わってきますし。陰陽道を極めた上に執政能力まであるとか、鬼に金棒じゃないですか。どんだけ優秀なんだ水月。
 ゲーム本編ではそのあたりがイマイチ伝わりづらいのが残念ですね。本当に間の悪い子……。(汗)



 それだけ優秀な水月を、天帝はなぜ遠ざけたのか。……原因は当然ながらマ法院の存在なのですけども。ゲームの方でその理由が見られるのはわかな姫の台詞だけ。

「マ法院が あらわれたとき 天帝は その正体を みぬいていた
でも 天帝は しっていた・・・ じぶんに ちからのないことを・・・
マ法院にさからう ちからのないことを・・・ だから とおざけたの 水月を・・・
あなたが マ法院に けがされて しまわないように・・・」

 マ法院が台頭してきた時点で、天帝は自身の死を覚悟していたんでしょうか。覚悟していたから天帝の剣をあれだけ厳重に隠したわけですし(わかな姫の中に隠し、そのわかな姫も隠し、わかな姫の隠し場所の鍵も隠す)、わかな姫に託したのはまさに「水月宛ての遺言」ですし。水月を遠ざけたのはそれより前だったので、その頃からもう自分が死んでからのことを考慮してたのか……切ないですね。

 水月ももちろん、マ法院が邪悪なモノだと分かっているから、公に批判している。天帝のことも心配している。
 自分(天帝)が死んだあとは、水月とマ法院が全面対決となるわけで。でも水月の手腕は天帝と共にあることで真価を発揮していた分、同じく執政能力においても超やり手(過去に「人を治める能力は天帝以上」と言われていた)であるマ法院に対しては不利な感が否めない。やっぱりここに来るまでに天帝宮内でも相当根回ししていたでしょうし、バックに参謀(メディックス)と先世見師(スナヨミ)とその他諸々怪しい者たちがいるともなればガッチガチじゃないですか。普通の人なら逆らえないわ。

 当然ながら呪術面においても水月に勝っていたわけで。下手したら殺されてしまう可能性だってあった。
 既に死んだ自分のためにその命を危険に晒させるくらいなら、さっさと表舞台から降ろして水月とマ法院と対立させること自体を避けたかったのが天帝の気持ち。それよりも生きて、自分の後継者の助けとなってほしかった。
 といってその真実を水月に言えるはずもなく。後継者の存在すら、マ法院に知られるわけにはいかないので。水月自身もそれを素直に受け入れるかどうか分からない。この時点では目に見えない後継者より、目の前の天帝の方を取るだろうし、天帝を守ることに全力を注ぎそう。優しい人だから。……私情よりも天帝の命を任務として優先するジュウベエとの違いはここかなぁ、というのが個人的(以下略)

 ちなみに、天帝と水月の「個人的な親密さ」具合は人によって解釈が異なるとは思います。私は家族レベルに濃い目に考えている方ですが、もっとビジネパートナー的な主従関係だったかもしれないし……。どっちの絆が強い・弱いではなく、形が違うというだけですけども。
 案外、水月は天帝のことを個人的に話さないから、本当のところが掴みにくいですね。


「おやは 子に 子は おやに それぞれの おもいを たくす
だが そのおもいは つたわらず たがいに うらぎりとなる・・・
そのおもいが つよければ つよいほど そのウラミは ふかい」

 ともかく、真相を言わぬまま天帝は水月を遠ざけ、思いがけない仕打ちに水月はショックを受ける。生真面目だから相当自分を追い詰めただろうし、よりにもよってマ法院を傍に置いたことに多少の疑念も抱いたでしょう。天帝も天帝で、水月が傷つくのは百も承知だったろうし……うあああ、なんだこれ考えてると辛いですね。(泣)
 で、そこに容赦なく付け入るあたり、さすが静ちゃん抜け目ない。水月を手にすることは生意気な天帝への当て付けもあったかもしれない分、ここにもドロドロの愛憎劇が。(汗)
 ひととは かなしいものよのぅ・・・。


 天帝は水月の無垢で清浄な性質を才能と認め、信頼していた。一方で、無垢で清浄なものほど転じて、汚されやすくもある。
 本当のところ、天帝も水月の「心の弱いところ」を不安視したから遠ざけたのではなく。水月の「弱点(とも成り得る長所)」が好きだったからこそ、汚されたくなかった。
 でも水月視点からしてみれば「お前は弱い」と思われていると感じても仕方のないことで。ショックでしょうな。言葉足らず……というか、ちゃんとした言葉を贈ることもままならぬ状況だったので、思いすれ違ったまま以下略。
 ひととは かなしいものよのぅ・・・。(2回目)

 …………  と  い  う  妄  想  で  す  。 (汗)
 相変わらず考察じゃないですね。もう完全に「こうだったらいいな」希望的観測。あれこれ言ったって、所詮は果物ですから!(←ここに来て開き直るな)
 結局のところ、天帝と水月の関係を考えているともう前頭葉(?)がハッスルハッスルなわけで。「天帝の寵愛を受け」とか「天帝のよき理解者」(天帝の立場を考えると「理解者」という存在にはそれだけで泣けてくるものがありますね)とか、どんだけ親密だったんだ君ら。いや、あの、決して変な意味で言っているのではなく(汗)。……しかしあの世界観だしぶっちゃけそれm( 自 主 規 制 )



 水月の人物像を探る上で参考になるか分かりませんが……というか、世界観もキャラもまるで違うので正直参考にならないと思いますが(おい)、岡野玲子先生の漫画版『陰陽師』にてちょっと思ったこと。
 「お前は鬼にも人にも冷たすぎるのではないか」と言われたことに対し、晴明は「おれがクールなのは職業病だ」と返す。「鬼と対する時は敵であっても味方であってもならぬ。こちらの心の動揺は向こうの動力源になる」からだと。

「こちらの思い通りに事を運びたいなら、神も含め鬼神悪鬼悪霊に対する時、この身は常にニュートラルにしておかねばならん。可でもなく不可でもなければ、たとえ周囲でどのような事象が起ころうとも、わが身は風のように自由でいられる。これはな、鬼神を使役し闇を掌握せむとする陰陽師の鉄則というものぞ」

 そして、精神界に覚醒して宇宙の真理と一体となった(……と解釈していいものか3回読んでもいまだに自信はありませんが;)晴明は、徹底して無垢であること、一切の穢れを持たぬよう徹底している。どうも、肉体を持ったまま精神界と繋がるのは非常に負担がかかることのようで。少しでも邪念があると神経がぶっ壊れてしまうそうな。

 そうすると(と言うと流れが違う気もしますが)、水月も陰陽師として徹底して無垢であろうと、清浄であろうと努めたのでしょうか。果心居士にそのように叩き込まれたとか。
 ただどうも水月の場合は「強固な精神力により精練された無垢」というより、あの博雅のような「生まれながらにして無垢」といった感じの方がしっくり来る気もします。修業によりそれを認知させて、より高めていったと。天然素材水月。(笑)



 私個人の解釈ではありますが、水月はマ界堕ち時の方がクールに見えるんです。
 確かに天帝への愛憎による強い悲しみや、わかな姫の説得に混乱して激情も見せましたが、それ以外では非常に淡々としています。憎しみや恨みさえ通り越して、「もう世の中どーでもいーや」みたいな。諦めムード全開。世捨て人か。
 変な言い方かもしれませんが、これも水月の“純粋さ”ゆえ、強い悲しみによって転じた結果なのでしょうか。
 その上、マ法院に操られることで個(天帝を信じたいと思う葛藤とか迷いとか)を打ち消され、「人形のように」なることで純な状態に。通常時では情が深すぎるあまり抑制されていた(かもしれない)陰陽師としての力を最大限に発揮できたのだとしたら、なかなかに皮肉な話ですが。

 何が言いたいのかというと、ぶっちゃけマ界堕ち時の方が水月強くね? と。(台無し)
 だってただの人間でHP1000ですよ。無限回復ですよ。しかし最大の攻撃手段がライデンとは切ない。(台無し)
 あの強大な力はマ法院に魔力を与えられていたからとは言え、それを受け入れ操ることができるだけの『器』として完成していたと。当然ながらその力はマイナス方面ですし、どう考えても心身に悪そうですが。(汗)
 だからこそ、健全な状態で陰陽師としての純粋な力を発揮する(ための精神力を構築する)のは非常に難しいことで、ある程度の生まれながらの才能と、長く厳しい修行がいるというわけですかね。
 あくまで、マ界堕ち時の水月が純なニュートラル状態であったと仮定してのことですが。それから、あれこれ分かったように言っていますが、あくまで漫画からのイメージです。史実の陰陽師さん方とは一切関係ございませんので、あしからず。(汗)


 こんな説を自分で思いついて勝手に自分でややこしくなっているのでここはもう、
「ひとの こころのヤミは すさまじいパワーを うみだす しかし それは はかいのエネルギーとしか ならない」
「ひとをおもうこころ しんらいのこころは もろく・・・はかない・・・ しかし ひとの こころのヤミを ふりはらうパワーを ひめている・・・」
 という青のせいれいさんの言葉で無理矢理要約したいと思います。(逃)


 生真面目なこと、繊細なこと、優しいことは決して悪いことではないですしそれが強い力になることも確かですが、一方で“無垢さ”を貫くには邪念や迷いを生み出す足かせともなる。
 陰(静止・抑制)の感情、陽(前進・解放)の感情をどちらか一方に偏らせることなく、双方がバランスよく整っている状態こそが正しく真の力を発揮できる。それが陰陽の理。
 水月は陰の性質も陽の性質も強いものを持っていて、バランスが整っていれば天帝宮でバリバリやってたような優秀さを見せるけど、ひとたびバランスが崩れるとあっという間に偏ってしまう、そんな危うさも秘めていたのかな……と思うと浪漫ですが。……それは浪漫か?(汗)

 要するに、いくら天才だって言ったって21歳は若すぎるんだよ! と。心理面以外にもその年齢の若さが考察(主に来歴方面)を大変に困難にさせている水月。
 優秀さが超絶早歩き独り歩きしたあまり、精神の成熟が追いつけなかったのかもしれません。ジャッジなんて35歳という年齢だからあれでいられるんだ、という話が以前ありましたが。周りに反発して挫折したりグレたりする思春期が水月にも必要だったんだと(笑)。
 そういう意味では、絶望してマ界堕ちを得た後こそ、その後ろめたさやネガティブ感情を越えて一皮剥けた先に、人間として大化けするのではないかなと希望的観測。天帝の後ろ盾はなくなっても、それに負けないどころか今まで以上に天帝宮でバリバリ仕事してそうED。これもまた若さですね。



 …………ちょっと思いついたことメモるつもりがえらい長くキャラ語りしてしまいました。うん。いつものことですね。
 自分の中での(原作の)水月像があまりに定まらないので、極力適当な想像は避けてゲームの台詞等公式資料のみから導き出そうと(最初は)してみましたが、見事に妄想100%ですね。最早原作の穴を妄想で埋めているのではなく、妄想の穴を原作で埋めている気がしてならないです。……うん。いつものことですね。(汗)
 また新しく記事立ち上げた時にでも移します。ここまで読んでくださってありがとうございました。
2014/09/09(火) 04:03 |   | 果物【管理人】 #534aab3aed[編集]
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