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雑多な語り場。所謂「オタク」「同人」「二次創作」と呼ばれる要素全開かつ超ミーハーなので、そういったものが苦手な方は御注意を。更新は月2~3回程度ののんびりペースです。
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【21日追記】
 『真田丸』で描かれてきた信繁と佐助のやりとりが、私の中の理想の「主と忍び」の関係で、大好きです。それで、私がずっと抱いていた「天帝とジュウベエ」「主人公とジュウベエ」の関係って、主従なんだけど単に「奉公」「献身」ではなく、もっと対等寄りの、「同志」に近いような……と上手く表現できなかったのですが、この「信繁と佐助」の関係がまさにそう、それ! これなのよ! と、ようやく自分の中で形になった気がします。ジュウベエの熱い忠誠心は「男惚れ」が含まれているのだろうな、と。(※あくまで個人的な印象です)
 ――と、いうわけで最終回から約二日+α経っても余韻が抜けきらない果物ですこんにちは。あの日は一晩中『鐘』が鳴っていました。無常と、弔いと、感謝と、祝福が入り混じった鐘の音が、胸の奥でずっと響いて。ワットアルンの鐘は、きっとこんな音かもしれない……などと別の方向の想像を膨らませつつ、公式様に感想を送るまでが真田丸乗組員の使命なのでこの後行ってきます。

 こちらには何をしに来たかといいますと、数日経って記事2件分読み返してみると、えらく読みにくい文章だったので(汗)、加筆・修正しました。自信がない&個人的な想像でしかないあまりの中途半端な疑問形が悪かったようです。全体的に語末をスッキリさせるよう心掛けましたが、公式の情報がない以上、自信がない&個人的な想像でしかないことを前提にお読みくださると幸いです。
 丸クラスタの方々の、「物語」への読解・分析力、「人間」への理解力・経験値、目から鱗の知識・考察力と、それを的確かつシンプルに書き記す語彙・表現力に憧れるばかりの一年でした……。創作にしても考察にしても、様々な面で勉強になりました。あと地味に心残りは逃げ恥を観ていなかったこと。最終回なにがあったの…
【21日追記】

 11月30日の記事拍手ありがとうございました。それから、1日と4日いただいたメッセージへと、前回返信のちょっとした追記として、こちらの方で簡単に私信を。いつもありがとうございます。


 今年の考察書き納めのつもりで、思うこと思うだけもりもり詰め込みました。今回はそれなりに真面目なネタです。当社比で。それなりに建設的だと思います。当社比で。終盤で一気に暴走していますが。いつものことか……。(遠い目)

【青の一族とピラミッド】【青の右目 赤の左目】【カツゲン塔の配置の謎】【赤き目の一族と太古の戦争について 雑多メモ】【マ石の作り方について本気出して考えてみた】【マものはどこから来たのか】【青の天外細かすぎて伝わらない萌え選手権】【天帝を知る者】[←の、さらに重症化したブツ][逆星座占い かぐら改訂ver. ][赤き目の一族とトルク人][トルク人について本気出して考えてみた][逆星占い オマケ]

 とにかくダラダラ長くてスクロールが面倒なことになっているので、ラベルリンク貼りました。↑一覧から各項目に飛べます([]項目は別記事に)。項目下部の【▲】からこの位置に戻ります。ちなみに書き納めのつもりは「考察」なだけであって、ただの萌え語りは普通にしに来ると思います。
※言うまでもなく、以下の語りは個人的な想像によるもので、公式様とは一切関係ございません&多分 公 式 様 も そ こ ま で 考 え て い な い と思われます。私も自分の見解に自信を持っているわけではないので、皆様は皆様の中の解釈を大切になさってください。ついでにそれを教えて下s(殴)




【青の一族とピラミッド】

 先日チラとメモした『青の右目』と『ホルスの目』の関連性については、大分前にもこちらの記事で触れたことがあります。

 青の一族は「ピラミッド」を使っているんですね。ロウラン型遺跡を囲っている12のピラミッド状の建物……「12」という数字が気になります。単にバランスがいいからその数というだけかもしれませんが。
 「ピラミッド」にどれだけの意味があるかはわかりませんが、青の一族は「三角形」のモチーフをよく使っているように思います。青の城には三角形の模様がたくさんありますし、『三本鳥居の結界』もそう。天帝宮深部・封印の間の三方の「目」と、三本のレリーフ(これはフェイクですが)。確かオリエンタルブルーを生み出す時も「三角形の光」が立ち上っていた憶えが。(違ってたらごめんなさい)


 それから、ロウラン型遺跡のてっぺんには、四角錐(ピラミッド)ではなく六角錐のオブジェ?が。設定画を見るとガラス張りっぽい透明な物体ですが、これでホウライや他の遺跡と交信したり、エネルギーを生み出したりしていたのでしょうか。
 ピラミッドはエネルギー収集器の役割があると言われていますが、六角錐はさらに安定したパワーを得られるらしいです。数字の「6」及び六角形は自然界の秩序に則った安定した力があるとのこと(そういえば自然界の造形には六角形の法則がありますね)。青の大地には「六角形」デザインも多く存在します。

 ちょっと話が逸れますが、やはり青の城は太古の戦争時代よりも後に建設されたのかな、と。
 例によって明確な根拠があるわけではないのですが、建物のデザインの印象が、ロウラン型遺跡のそれよりも、アラハバキややくそくの地、ニライカナイといった、太古の戦争より後の時代の遺跡の方に似ている気がします。
 もしそうだとしたら、カラホトの『青の城の勇者』の伝説は太古の戦争より後ということになりますが、ベビロンの塔自体はテツジン・ダークオーブの封印とリンクさせていたことから、太古の戦争時代のものだと思われます。ベビロンの塔は一度復活したことがあり(カラホト『青の城の勇者』時代)、その時に「カラホトマ界化の予言」がされた?
 青の城が元々はいつ、何のために造られた城なのか、謎ですね。

【▲】




【青の右目 赤の左目】

 「『青き目の紋章』が右目なら、『赤の目の紋章』は左目ではないか」というお話をいただきまして、実は私もそれを思っていました。
 大都の天帝の塔最上階には青目の紋章が、対のぼうれいの塔には赤目の紋章があります。大都前庭を「顔」と捉えると、右目(西)に天帝の塔、左目(東)にぼうれいの塔が当たり、アラハバキ(ゲド封印の間の床下)にも、同じ配置で紋章が刻まれています。
 青の大地では青目の紋章も赤目の紋章も、どちらもよく見かけるものですが、一つの場所に対のように並んでいる所は限られているので、何か意味があるのでしょうか。

 上記のような立地で言うと、ワットアルンの遺跡西側の石室には青い一つ目のバロン像が、東側の石室には赤い一つ目のガルダ像が安置されています。ただし、ビタのいる部屋の二つの像は逆の配置なので、こちらは関係ないかもしれません。
 というのも、カラホト国やガラ国で見る赤目の紋章は、トキ神・ガルダ神信仰のシンボルなので、『赤き目の一族』とは直接的には関係ないものなのです。青の大地において赤目の紋章を「赤き目の一族の紋章」として使用しているのは、青の一族の手による建造物か、赤き目の一族自身の手によるもの(マ界の城等)です。


「ニライカナイ あっこちに 赤い目の 石のはしら たっている
 おおむかしから あるもの なんのためか よくわからない
 けど むかしのせんそうで 青のいちぞくと たたかった いちぞく
 赤い目のいちぞく いたと きいたこと ある!」


 気になるのが、トカゲ人が暮らすニライとミヤコ島に大量にある「赤い目の石の柱」。どういった意味・歴史があるのでしょうか。
 かつて(トカゲ人が導かれる前)は、ニライカナイが赤き目の一族の都だったのでは、と考えたことはありますが。これも幻の続編にて、でしょうか……。一般のトカゲ人の間にも太古の戦争の伝承はあるようです。


 日本神話ではイザナギの右目からツクヨミ(月神)が、左目からアマテラス(太陽神)が生まれていますが、エジプト神話ではホルスの右目は「ラー(太陽神)の目」、左目は「ウアジェト(月神)の目 」になるとのこと。
 エジプト神話は様々なバージョンがあるようなので、あくまで「一説には」ですが、日本神話の色々な共通点(しかも「性質」は逆)が面白いです。

 そして、「ウアジェトの目」の神話とも関わりが深く、「ウアジェト」と同一とされている説もある「トト神(月神)」は、朱鷺(アフリカクロトキ)の姿をしている、とも伝えられています。エジプトでは朱鷺は聖鳥とされているそう。
 カラホトで神となる「トキ」のモチーフがずっとわからなかった(「朱鷺」が神格化されている例が見つからなかった)のですが、もしかしてここから来たのでは、と。

【▲】




【カツゲン塔の配置の謎】

 青の大地のマップを眺めていると、シャンハイのカツゲン塔から東のほぼ直線上に、キンモン島のカツゲン塔があるんですよね。

「むかし カツゲン塔は ここのほかにも あったらしいアルよ
 むかしは ぜんぶで 8つあったアルが いまのこっているのは 2つだけアル
 カツゲン塔は もとは 赤い目のいちぞくの ものだったらしいアル」


 「8」という数字で思い出すのが、カナイでのオリエンタルブルー作製の儀式。六角形の祭壇に、8人の神官たちが「青の心」を集め、『オリエンタルブルー』というマ石を生み出します。
 もし、かつて8つのカツゲン塔がシャンハイ地方の海をぐるりと八角形状に囲っていたとしたら……。8つの塔が、カナイの儀式における神官たちのような役割で、「中心」にエネルギーを集める。
 では、その「中心」にあるものは何か。

「クーロンのしたの かいていには おおむかしのイセキが あるらしい
 もともとクーロンは そのちょうさのために レン先生のおとうさんが つくったそうじゃ」


 これですね。ゲーム上ではその遺跡は確認できないのですが、シャンハイとキンモン島のちょうど中間あたり、クーロン沖の海底は深く沈み込んでいて、何かありそうな気はします。
 この遺跡の研究をしていたレン先生の父親が「キンモン島のカツゲン塔の調査中に行方不明」というのも含みがありそうなのですが(「死亡」ではなく「行方不明」という意味深)……これも幻の続編で描く予定だったのでしょうか。


 謎の海底遺跡は、「パワージェネレーター」であるカツゲン塔から大量のエネルギーを集結させて“何か”を生み出す、赤き目の一族の研究機関・工場もしくはカナイと同じく何らかの儀式をするため施設だったのではないか、という説。


 それほど大量のエネルギーを使って“何”を生み出していたのか。
 赤き目の一族がカツゲン塔を造ったのは「青の一族を故郷の星に帰すため」。ここに、シャンハイのトルクエリアにある『星渡りの船』が関係してくるのでは、と。

「この たてものは はるかむかしの イセキらしいアルよ
 なんでも ほしわたりのふね だったとか きいたことあるアルね!」


 これまで、この『星渡りの船』は青の一族の物だと思い込んでいたのですが、一方で青の一族が乗ってきた宇宙船は『ホウライ』であり、それは青の一族がこの星に定住することになった時に、天に打ち上げられています(そしてそれは、カラホトの上空に)。ホウライを打ち上げたのは自分たちの高度すぎる技術を封印するためで、そんな青の一族が原住民のトルク人に、“宇宙船”を易々と引き渡してしまうのかな、という疑問も。だから、あそこに星渡りの船があるのはどうも整合性がイマイチといいますか不自然といいますか、スッキリ説明できない感じがずーっと横たわっていました。(大分前にこちらで無理矢理説明しようとしてみたり)
 もし、あの『星渡りの船』は青の一族が乗ってきたものではなく、「赤き目の一族が青の一族を乗せるために造ったもの」だとしたら、説明がつく?

 現在トルク人が住処にしていることから、星渡りの船そのものは海底遺跡ではなくシャンハイで作られたかもしれませんが(別記事のトルク人との関係参照)、海底遺跡ではカツゲン塔のエネルギーを使って「青の一族を故郷の星に帰すため」の重要なものが生み出された。
 人々の心のヤミを集めてエネルギーに替える『ダークオーブ』。人々の心をヤミに陥れる『テツジン』。そして、青の一族との戦争が始まると『マ界城』といった兵器が……。


 ――と。それっぽく語りつつもここで述べていることはすべて原作では明言されていない、私の個人的な解釈であり妄想に過ぎません。そういった心づもりでお読み流しくださいませ。(汗)

 ちなみに、カナイの祭壇と同じものがイカルガのゆめどのにもあるんですよね。これにはどういう意味があるのでしょう。
 ゲーム上では「何のために造られたお堂なのかは不明」で、ごく最近のことでは、わかな姫と天帝の剣が関わっていたりしますが。カナイでひかりの剣が生み出されたように、かつてここで天帝の剣が生み出されていたとしたら、胸熱。天帝の剣の作製につねつぐの先祖が関わっていたとしたら、胸熱。

【▲】




【赤き目の一族と太古の戦争について 雑多メモ】

 カツゲン塔といえば、ふめつの炎との関係。ふめつの炎はカナイの神殿で生み出され、赤き目の一族もそれを利用しています。

「これが けっして きえない ふめつの炎ネ
 シャンハイの カツゲン塔のどこかにも おなじものが あるっていわれてるけど」
「天の宝玉と 地の宝玉のなかにも
 このほのおと おなじものが ふうじられていると いわれているわ」


 この二つの台詞を見るに、シャンハイのカツゲン塔にある巨大マ石と、カラホトの天地の宝玉は同じようなものかもしれません。「トキの魂の結晶」である天地の宝玉も、マ石の一種。カラホトでは灯台の役割を担っていますが、カツゲン塔も港町クーロンの船乗りたちにとってそういった役割があるのかも。

* * * * *


「われら 赤き目のいちぞくは 青のいちぞくの おもいを つぎ・・・
 やつらを ほしのせかいへ もどすため さまざまなものを つくった・・・
 シャンハイや キンモン島にある カツゲン塔・・・
 ひとびとの こころのヤミをあつめて エネルギーにかえる このダークオーブ
 そして ひとびとのこころを ヤミに おとしいれる このテツジン!」

「ダークオーブを そだてるために 赤きいちぞくは ひとびとを おそい
 きょうふ おそれ いかりのこころを ダークオーブへと そそぎこみ
 そして あのテツジンを つくりだしたのだ」


 赤き目の一族の行動をまとめると、
カツゲン塔を造る→ダークオーブ作製→ダークオーブ育成のため人々を襲う→ダークオーブがそこそこ育ったので、テツジンを造る→さらに破壊活動を重ねてヤミのエネルギーを集める→戦争が勃発→青の一族に対抗するため、マ界城等を生み出す
 という順序でしょうか。元々テツジンは、戦争のための兵器ではなかった。

* * * * *


 「赤きいちぞくは ひとびとを おそい」ですが、最初、赤き目の一族は自分たちがやったとは知られないように仕向けたかもしれません。表向きは「青の大地の指導者」であるし、彼らの仕業とバレてたらもっと早く阻止されてでしょうし。ワンのやり口みたいに、直接手を下さず人々を疑心暗鬼や混乱に陥れたり。
 戦争が始まり、テツジンだのマ界城だのマジンだのマオウだのトキだのがドンパチするようになると、あまりに人智を越えた戦いで、一般の人々の間では「誰と誰が、どのような経緯で何故戦っているのか」認識が追いつかなかったのでは。

「ベビロンの塔をたおしたのは 青の城のゆうしゃだってな!
 おれは トキさまのちからに ちがいないと おもったよ!
 青の城のゆうしゃってのは トキさまのような 神さまなのかなあ」


 ゲーム本編で、勇者としての主人公が徹底して「民衆には認知されない」というシナリオが、それを示しているのでしょうか。ガラ国は国の内情も相まって、さらにそれが象徴的。カラホト国は王宮が情報を伏せて主人公に配慮しているというのが窺えますが。
 世界のマ界化も鉄の巨人の出現も「なぜそんなことが起こったのか、誰が何のためにそんなことをしているのか、まったくわけがわからない」という民衆の混乱が窺えます。それなりに事情(マ法院の暗躍)を知っているニンジャ一族でさえ、テツジンが出てきた時はキャパオーバーしていましたから。
 テツジンを倒したのも世界をヤミから救ったのも、誰なのかは謎のままでしょう。青の勇者、そして伝説へ……。

 各国・一般の民衆の間にも「テツジン(鉄の巨人)」とか「太古の戦争」についてはあちこちで伝説が残っていますが、その詳細や赤き目の一族についてほとんど知られていないのは、そういうところがあったのかも。もう、何が何だかわからない『災害』だった。青の一族(天帝)が正史として公に残していなければ、なおさら真相は闇の中。
 自分たちと、自分たちの子が起こした大きな過ち。多分、このあたり(表向きには)ロクに残してないような気がします。大都遷都の理由も「不明」となってますし。もちろん事情を知っている身からすれば、混乱が起きるに違いないので民衆たちにはとても本当のことは言えない、というのもわかります。

 ちょっと引き合いにするには無理がありますが。
 11月に映画『シン・ゴジラ』の展開に準えた実況がツイッター上で行われていたのですが、あれ、実際には一般人の間にどれだけの情報が公開されていたのだろう……と、ふと思ったり。民衆や報道関係の視点の描写がほとんどなかったので、具体的なところはわかりませんが相当伏せられてそうだな、というのは容易に想像できます。

* * * * *


「・・・赤キ イチゾクノ パワージェネレーター・・・カツゲン塔
 カツテ・・・コノ塔ヲ メグリ・・・ ゲドタチハ・・・タタカッタ・・・
 ココ キンモント シャンハイノ カツゲン塔ダケガ ノコッタ・・・
 ホカノ・・・カツゲン塔ハ・・・ ・・・スベテ バクハツシタ・・・
 ソシテ 赤キ目ノ イチゾクトノ タタカイハ オワッタ・・・」


 これ、さらりと聞いていましたが、よくよく深読みすると(※あくまで深読み)「爆発した」って言い方、気になりますね。「爆発させた」とか「爆破(破壊)した」じゃなくて、「爆発した」。
 ゲドの台詞から見るにカツゲン塔への侵攻は戦争の終盤の方で、赤き目の一族側はかなり追い詰められていたはず。……失われたカツゲン塔は、青の一族側が破壊したのではなく、もしかして……赤き目の一族は、各地のカツゲン塔と共に自爆したのではないか……と過ぎりました。(汗)

 なぜ青の一族はシャンハイとキンモン島のカツゲン塔“だけ”を残したのか、疑問に思ったのですが、この二ヵ所は青の一族が早めに押さえて、爆発を逃れたものだったとしたら。最初から破壊が目的だったら、あれほど綺麗な状態で残っているはずないですよね……。あんな巨大発電所を爆破したら、周囲へ影響が及ぶ(シャンハイはトルク人の土地ですし)ので、むしろ無闇な破壊は避けたかったのかも。だから「残した」ではなく、「ノコッタ」と。
 考えれば考えるほど、「スベテ バクハツシタ」の前後に「・・・」の意味深な溜めがあるのが気になって来まして……。

 一部(現バーラトの僧に連なる者)を残し、赤き目の一族たちはカツゲン塔と共に散った。「そして赤き目の一族との戦いは終わった」。(もしかしてクーロン沖の海底遺跡が見つからないのも、同じように破壊されたから?)
 唯一生き残ったメディックスが、この惨状を知っていたとしたら。「青のいちぞくの ぎぜんで いきのびた すべてのものへの ふくしゅうだ!」って、赤き目の一族の血を引くバーラトの僧にも、向けられているんですよね……。真っ先にバーラトを攻撃した理由が、また別の意図を帯びてくる。

【▲】




【マ石の作り方について本気出して考えてみた】

 まずはじめに。“心”とは何か? “想い”とは何か? の問いには、私では到底答えられるものではありませんし、恐らく言葉で具体的に説明できるものではないと思います。
 ここではあくまで『マ石の材料』としての「こころ」「おもい」の解釈であり、その特性や法則について物質的な比喩を以て考察していることを、ご了承くださいませ。もちろん、公式様の設定とは一切関係ございません。


「ひかりのうつわは きよきこころを うけとめる うつわ・・・
 きよきこころを あつめてつくりしマ石 それが オリエンタルブルー」

「テツジンは あしきこころを つくりだす じゃあくなうつわ
 あしきこころを あつめてつくりしマ石 それが ダークオーブ」


 オリエンタルブルーもダークオーブも、人の心をエネルギーに換えたマ石であり、製造過程もよく似ています。
 仙人のコトダマによると、マ石を生み出すのに必要な材料は「こころ」と「おもい」。

「こころは ちからを むげんにうみ おもいは ちからの つよさとなる」

 から解釈するに、「こころ」が力(パワー・エネルギー)の量を決める、「おもい」が力(パワー・エネルギー)の強弱と属性を決める、ということでしょうか。
 「量の多少」と「力の強弱」の違いは、『ヒ石(力:弱)が10個(量:多)』と『エルフレア(力:強)を1個(量:少)』の違い。「おもい」は感情のことで、「強い怒り」とか「弱い悲しみ」の違いで、できあがるマ石の種類が変わるのかな、と。

「この世は ゆたかなかんじょうで みちあふれている・・・
 この世は さまざまなおもいが また ちからが うずまいている」


 マ石の材料は“この世”に漂っている「こころ」と「おもい」。青の一族はそれらを集めてエネルギー化し、『マ石』という物質にして人々に与えていた。
 確か『波動物理学』というものの考え方では、この世(現象界)の物質は波動と粒子でできていて、人の心の状態は波動として外に現れる(物理的現象にも影響する)らしいですが。


 青の一族に「この星の者は感情が豊か」と評価されていますが、故郷に帰るエネルギーを得られなかったのは、放出される「こころ」=量も、「おもい」=強弱・属性も、多種多様(豊か)すぎて、長期安定した高エネルギー源として使える『一個の巨大マ石』が作れなかったから?

 その雑多さ不安定さを解消するために、赤き目の一族が取った方法とは、人々の心を怒り・怖れ・憎しみといった負の感情=こころのヤミに統一させ、精製されるマ石の純度を高めた。
 様々な感情(属性)の中から負の感情を選択したのは、他の感情を飲み込むほど「強いパワー」を持つから。つまり、

「おそれ にくしみ かなしみ・・・ それは ひとの こころのヤミ
 ひとの こころのヤミは すさまじいパワーを うみだす」


 ということ。「こころのヤミ」が一番エネルギー効率がよかったから……などと言うと身も蓋もないですが、「青の一族を星の世界へ帰す」ことを最優先に、倫理や青の大地の未来(命)のことは考慮せず、最も画期的・効率的な方法を選ぼうとしたら、この結論に行き着いたのだろうなと納得できてしまう部分も……。(汗)


「ひとをおもうこころ しんらいのこころは もろく・・・はかない・・・
 しかし ひとの こころのヤミを ふりはらうパワーを ひめている・・・」


 それで思ったのが、オリエンタルブルーは、決して「強いパワー」を持つマ石ではないのかもしれません。『ひかりの剣』は、ダークオーブ及びマ界の者以外は斬れない(破壊の力を持たない)剣だとしたら。具現化された「こころのヤミ」を振り払うだけの属性。(だからメディックスは生きていた?)

「しかし それは はかいのエネルギーとしか ならない
 そのはかいのはてに あるものは すべてをうしなう 「ム」・・・」


「ひとをおもうこころ しんらいのこころ いつくしみのこころは あたたかい・・・
 それは いのちをはぐくみ そだて せかいに めぐみを あたえる」


 太古の戦争を経て“すべてを失う「ム」”を垣間見た青の一族は「力(破壊)に対してそれを上回る力(破壊)をぶつける」のではなく、破壊のエネルギー(こころのヤミ)に対してそれだけを打ち払う属性(青きこころ)を以て、消し去ろうとした。
 消去というか、中和したという感じでしょうか。負(-)に正(+)を加えて、ゼロ(0)とする。それが「すべては おわり そして ここから はじまるのだ」に繋がる。


「「ひかりの剣」は 青きこころをもつ 青のせんしたるものしか つかえぬ剣
 われらは まったのだ そのこころをもつ 青のせんしを!」


 オリエンタルブルーは「もろく」「はかない」扱いが難しい力であるから、青の勇者=主人公にしか使えない、ということかもしれません。なぜ主人公が青の勇者(青の戦士)なのか、主人公とはどこでどういうふうに生まれた何者なのか、に関しては永遠の謎で「各プレイヤーの好きに想像してください」という、いつもの結論ですが。
 秘術『青のひかり』を発動するとHPガッツリ削られるって、よくよく考えるとちょっと怖い気もします。

 ……と、ここまで「オリエンタルブルーは強いマ石ではない」説をダラダラ語った後で何ですが、実はオリエンタルブルーはダークオーブを上回るほどの強大なエネルギーを持っていて、そんな「危うい兵器の持ち主となってしまった主人公」という結末だったとしても、それはそれで怖面白い物語かも。(笑)
 すべては「各プレイヤーの好きに想像してください」ということですね。(今となっては……)


「この地に すむものは たとえ それが小さな命であろうと ‹青›のいみを しるものである」

 青の一族は純度の高い(精神が安定していて雑念がない)「こころ」と「おもい」を持っていて『一個の巨大マ石』を生み出しやすい種族ではあった。
 しかし、青の一族から見れば、この地(青の大地)の者たちが生み出す小さいけど多種多様なマ石の数々=豊かな感情に、驚いた。

 長期安定したエネルギーを供給する『一個の巨大マ石』。この星でも(カツゲン塔で使われている程度のものであれば)作れないことはないけど、青の大地の文明や生態系に多大な影響が出るので、青の一族は敢えて作らなかったし与えなかった。
 シャンハイのカツゲン塔及びマ石は、トルク人が所有を主張したので取り上げはしなかったけど、後年、まさかここまで使いこなされるとは思っていなかったかもしれないですね。今度はテツジンでビル建てるとか言っていたし、100年後にはどうなっているかわからない青の大地。

 ……以上、書いても書いても終わらずどこに着地すればいいかわからないままえらいところまで飛んで来てしまった『マ石の作り方』でした。
 いえ、本当に、私が考えてみたかったのは単純に『マ石の作り方』だけで、こんな、物語の中軸にまで触れるつもりは全然なかったのですが(汗)。でもマ石って青の天外の物語に切っても切り離せないものなのですよね。


「この炎は われらと 青のいちぞくの ゆうこうのあかし
 われらの ゆうこうの炎は きえることがあっては ならないのだ」


 『ふめつの炎』も、おそらく青の一族が「こころ」「おもい」をエネルギー化したもの。青の一族とこの星の者の契約の証であり、「すべてのエネルギーの みなもと」と言われていますが、これが一体「何」なのか、なぜ消えると災いが起こる(と言われているのか)は、また別の機会に考えたいと思います。
 ふめつの炎はマジン・ダーマやカツゲン塔にも使われているんですよね。青の一族が生み出した「友好の証」「聖なる青の光」は、同時に「はかいの ひかり はめつの ほのお」でもある。そういう面も含めてすべてのエネルギーの みなもと」
 そして、青の一族からもたらされた『マ石』も、万能のエネルギーであり破壊のエネルギーともなり得る。

「ばんのうの かがく・・・ ばんのうの ぎじゅつ・・・
 それが すべてのひとに しあわせを もたらすとは かぎらない
 ぎじゅつをもつものは そのことを わすれては いけないのよ」


 レン先生がメディックス(赤き目の一族)に、そしておそらく青の一族と自分自身に対しても、この言葉を言い聞かせたのは、そういった意味があるのでしょう。これはレン先生の「立ち位置」だから言える。彼女自身は青の一族や天帝とは無関係で、マ界事情にも疎いけれど、こういう面で深く食い込ませているから、凄いですね。

【▲】




【マものはどこから来たのか?】

「マ石も ひとのこころのかたちの ひとつ
 マ石がうみだす マものも ひとのこころのかたちの ひとつ」


 上記の台詞は「マものを倒すとマ石が手に入る」ゲームシステム上の設定でもあります。
 この内容をストレートに解釈すると、「マ石がマものに変化している」と思われます。すると、マものが大量に出現する現在の青の大地には、そこらへんにマ石がゴロゴロ落ちている……? ということになり、それはちょっと不自然なような気も。

 「こころ」「おもい」をマ石化できるのは恐らく青の一族(及び赤き目の一族)だけで、マ石はその一族の管理下に置かれていたはずです。マ石は武器にもなるので、争いの道具にならぬよう、無造作に与えまくっていたとは思えません。……もしかしたら、一度それで失敗したために「わたしたちは このほしを かえてしまった」と後悔しているのかもしれませんが。
 青の一族がどれだけの量のマ石を作って流通させていたかは不明ですが、他の者には量産ができず消耗品である以上、そこらへんにゴロゴロ落ちている物だとは考えにくいです。


 「マ石→マもの」ではなく、「マ石=マもの」なのかもしれません。それどう違うの? というくらい微妙な違いですが、マ石が先にあってマものが誕生するのではなく、マ石とマものは同時に誕生する、ということで。
 「マものを倒して手に入るマ石」は青の一族が直接作ったものではなく、何か別の“力”が作用して、この世に漂っている「こころ」「おもい」からマ石が生成され、それがモンスター(マもの)と化してしまう。

 自動的にマ石を生成し、マものと化してしまう“力”とは、マ界。マ界から放出されたエネルギーがマ石を生み出し、マ界に渦巻く「こころのヤミ」がマものに変化させる。だから現在(ゲーム時間軸)の青の大地では、マ界の影響が及ぶ場所にマものが出現する。マ界の封印が解かれ、影響(放出されるエネルギー)が濃くなればなるほど、マものは強化・凶暴化する。
 マ石、マもの、マ界の「マ」は同じ意味(性質)を持っているのかもしれません。「マ」は、善悪・聖邪ではなく、どちらにでも転ぶ万能で魅惑的な力としての「魔」。
 ……何やらそれっぽく書いていますが、どうにも説明のつかないことを「とりあえずマ界のせい」にしている超強引な理屈である。(汗)


「「マ界」とよばれるものは この「ダークオーブ」の エネルギーが
 青のいちぞくの けっかいから もれでた けっかに すぎぬ・・・」


 マものがマ界の影響によるものなら、マものなるモノが生まれたのはダークオーブの影響。赤き目の一族はそれも計算に入れてのことか、偶然の産物だったのかはわかりませんが、人々の「こころのヤミ」を集めるのに、大いにマものを利用してそうですね……。
 ダークオーブは封印されたものの、そこから漏れ出るマ界のエネルギーにより、戦争が終わった後も青の大地はマものが出現する世界となる。

「じくうが ゆがみ マ界のくうかんが うまれはじめた
 いそげ いそいでほしい 青きいちぞくのいしを つぐものよ」


 最初は滅多に見られるものではなかったでしょうが、徐々に封印の力が弱まっていき、マものが増えてきた。マものを狩ればマ石が手に入るので、人々の間でマ石が一般化・流通し始めるようになったのは、その影響。マ石は青の一族の管理下を離れてしまった。
 ただ、マものが急激に増加・凶暴化し、大都の町の中にまで現れ始めた(ゲーム時間軸の状況になった)のはここ数年のこと。マ法院の暗躍が原因です。


 青の大地の者の豊かな感情の化身が様々なマ石であり、様々な姿のマものであり、「マものも ひとのこころのかたちの ひとつ」ということですね。
 ――と、クドクド書き連ねましたが、実際の設定はまったくもって不明です。本当に、真相を知りたいのは私の方です。設定資料集ください(定期)

【▲】




【※私がこの話をし出すと日が三度暮れます。】

 話が変わりますが、一介のニンジャでしかないジュウベエが「人の犠牲の上に幸せを築いてはならない」と言い切れるのって、凄いなと思います。凄いなといいますか、なぜこの人にこういう台詞を言わせたのだろう、と勘繰ってしまう意外性がある。
 天帝が零した言葉を思い出したのか、近くで天帝の思いを見ていて、自分の中で受け取ったものを言葉にしたのか。
 何にしても、天帝に直属で仕えたジュウベエにとって「優しさを持つ」彼の人から受けた影響は非常に大きかったろうし、天帝にとっても自分の思いを真っ直ぐ受け取ってくれるジュウベエが気に入ったから、唯一の直属として信を置いたのだろうなぁ。と、夢を見ています。

 この台詞、最初に「・・・」と間を置いてるところが、とても、好きです。(青の天外細かすぎて伝わらない萌え選手権)
 この間、何だろうな……自分の中で色々思うところがあって、それを言葉にして出すまで、躊躇いではないけど、何か、こう、言葉を選びたいのか、一息置きたい・置いてしまったのでしょうか。ジュウベエは普段の物言いが迷いなくハッキリしているだけに、自分自身の感情……というか、やや感傷的な部分に触れると、ちょっとトーンダウンするんですよね。

 感傷的になれば誰だってトーンダウンするのは当たり前ですが、ジュウベエは温度差が凄いから。テツジン突入時の「うちおとしましょう!」「いける!」「いまだ いけ!」の超ヒートアップの後だから。熱くなりすぎて敬語じゃなくなってるのがツボでして。(笑)
 天帝の塔に入った時に見せたマ法院への怒りにしても、この人、感情昂ると素の口調に戻る。ニンジャマスターと比較しても、同じ台詞内容でも言い様が激しい。そこがたまらなくてですね。(青の天外細かすぎて伝わらない萌え選手権②)


「天帝をまもり 天帝の宝をまもる われらニンジャ
 青の宝をまもる しんでんのもんばん ニライのいちぞく・・・か・・・」


 間といえば、この台詞も凄く好きだし凄く勘繰ってしまう。「・・・か・・・」の部分にどんな思いが過ぎったというのか。ジャッジ……というかニライの神官に対して何か思うところがあるのかな、と。
 これ、言い回しからして誰に聞かせるわけでもない独り言なんですよね。「外部に対する状況説明」が台詞の大半であるジュウベエの、「独り言」というレア台詞が心を掴んで離さない……!! また「か」の前に一回「・・・」と溜める?ところがたまらなくてですね。(青の天外細かすぎて伝わらない萌え選手権③)

「わたしたち ニンジャは だいだい天帝に つかえてまいりました
 しかし 天帝に おつかえしてきたのは わたしたちだけでは ありません
 天帝のいちぞくの宝 青の宝をまもるものが ニライカナイにいると つたえられています」


 ニンジャの間にも、ニライの一族については伝わっている模様。でも言い伝えレベルで、具体的にどんな役割なのかはわからない、謎の存在だった。ニライの神官は青の城が復活するまでは本格的に活動するわけではないから、外部から見れば謎に包まれていますよね。
 その時代に居合わせたジュウベエが、言い伝えで聞いていたニライの神官の仕事(戦士であり番人であり審判である)を実際にこの目で見て、彼の中で思うところがあったのでしょうか。

 しかしその神官は普段の態度がアレで、やくそくの地イベントにてジュウベエも彼を信用していなかった一人なので(笑)、それがカナイへの門をきっちり開いたから、ちょっと見直した……とかだったら、大変に私得です。
 ジャッジ、実は最初からかなりの事情(太古の戦争から青の勇者に関わること)を知っていて、その上で“時”が来るまでずーーっと黙ってた口の堅さがありますから、役目に対する徹底した忠実さに感心した部分もあったのでは、と。
 自由でヤンチャで型に嵌らないけど、大事なところは間違えない。やっぱり、それだけのことをしてのけるジャッジの「35歳」という年齢設定は大きい。年齢不詳ですが多分ジュウベエはそれより下だと思います。


 ニンジャ一族って、あくまで『天帝』という枠組みにおける組織でしかないから、『青の一族』とは直接的には無関係なんですよね。ジュウベエらニンジャが青の一族のことを「天帝の一族」というのが印象的。
 とはいえ、ニンジャの仕事に「天帝の宝を守る」があるということは、サクラのとうろうのことだけでなく、昔から「天帝から大切なものを預かる」役割もあったのでしょうか。すると、私が思っている以上に『ニンジャ』は由緒のある一族なのかもしれない。
 そういえばコウガ村にはカツラにあるものと同じ石のオブジェ(遺跡?)がありますね。ゲーム上ではこの二ヵ所だけ。「天帝に古くから仕える者」が住まう地に置いてあるということ? これ、本当に気になる……。

【▲】




【天帝を知る者】

 実は、贔屓目抜きに言っても、要所要所の台詞で「それを言わせた意図」が一番分かりづらいキャラは、ジュウベエだったりします。私だけかもしれませんが。
 さらに厄介なのが、言ってることが真っ当かつ地味(←コラ)過ぎて、多くのプレイヤーはパッと見特に疑問に思わないこと。大半は状況解説と提案ですし、「個」が出る台詞が少ない。そのくせ、性格はわかりやすいというストレートさ。
 だから、ヤミの右近やガラシャ、水月あたりと違って掘り下げるほどの魅力的要素(複雑な内面や秘密)が少ないないのだろうなぁ、と。私もそうでした。(笑)

 多くのキャラは、個人の過去の経験や、その人が所属するグループ(種族や役職等)の立ち位置や歴史背景を前提にした意図が、台詞から窺えるのですが、ジュウベエは個人の話がないので彼の立ち位置は恐らく「ニンジャ代表」。
 ところがこの『ニンジャ』は歴史背景がない。ないわけではないと思いますが、描かれていないし、もしかしたら掘り下げるまでの設定はないのかもしれない。そして通常の台詞が「ニンジャのお仕事」(情報提供)な分、逆に彼の特徴的な台詞はあまり『ニンジャ』とはリンクしていない印象。

 だから「なぜこの人に言わせたのか」意図が分かりづらい。私だけかもしれませんが。
 ニンジャについて、わかるのは「天帝を守っている」くらい。これがまた「忍者」という名前だけでその役割も大体想像できますし。ゲームのシナリオ上、必要な情報はそれだけで充分、という無駄のなさ容赦のなさは青天マジ青天……ッ。


 ここからは完全に贔屓目盛り盛りなのですが。
 どうにかこうにか立ち位置を考えてみると、ジュウベエは「天帝を知る者」なのかも。青の一族という括りではなく、当代天帝「個人」に的を絞った視点で。

 天帝と近しいという意味では、水月やわかな姫の方がもっとずっと濃厚だし誰よりも理解者だと思うのですが、その仲の深さを知るのはほとんど外部(主にモブ)から提供される情報で、この二人自身は天帝に対する思いは語っても、天帝について(特にその内面的な部分)はほとんど語らないのですよね。こちらは負の関係ですが、殺すほどに愛し愛されたおぼろ式部もそう。
 関係が近すぎるから、逆に語らない(語らせていない)のかもしれません。いや、もう、感情が一方的だとしても、全然、語ってくださってもいいのですけど。式部様の「♪ 女 の 心 も 知 ら な い で 騙 し て 汚 し て 傷 つ け た 馬 鹿 な 男 は あ な た な の よ 」という恨み節でも何でも聞きたい。(笑)

「だが さきの天帝は ここには ねむっていない・・・
 やつに ころされ ほうむられたのだ マ法院めに!!」
「天帝は もうしておりました じぶんを ひきつぐものは
 天帝の剣を つかいこなすだろうと」


 ジュウベエは一歩引いた位置で、天帝の言動を傍から見ていて、語る感じ。これを天帝という人物についての、主人公(今の主)への「情報提供」と位置付けすれば、やはりどこまでもニンジャだけど。
 主人公とジュウベエの関わりや台詞発生順位、諸々の熱の入り方を見てると、天帝との間にも個人的な会話が全くなかったとは思いませんが、ジュウベエは天帝が自分個人に向けてくれた言葉や思いについては、心の中に秘めて言うつもりはないのだろうな、と思います。まして、天帝の後継者たる主人公には。
 こちらとしては死ぬほど知りたいので言ってくれても全然いいですけどね!!!!(煩悩に忠実)


「天帝は わかな姫さまを あなたに たくされたのです
 どうか わかな姫さまを たいせつに おまもりくださいませ」
「天帝は そのたくらみに きづき ふういんをとくカギを かくしたのです
 そう・・・ いのちをかけて」


 ハンゾウにも、その側面(天帝を知る者)があるように思います。
 サクラのとうろうと遺言を直に託されたのは、ジュウベエではなく恐らくこの人。特に、わかな姫の中に天帝の剣が隠されていたことを知っていた可能性もあったわけで(ジュウベエ含む他のニンジャには言っていない)、「命をかけて」という言葉からも、この人はどれだけの部分を見て、知っていたのだろうな――と、考えるだけでぼくはわたしは。
 ハンゾウが主人公のことを「あなた」と呼ぶのに、大変ときめきます。(青の天外細かすぎて伝わらない萌え選手権④)

【▲】




 長い長い語りをここまで読んでくださって、ありがとうございました。お疲れ様でした。我ながらどうかしていると思いました……。(遠い目)
 けれど、赤き目の一族の歴史とかマ石とかマものとか、『青の天外』の物語の重要部分を(自分なりに)まとめることができました。久々に()有意義なネタではありました。当社比で。(※ココ重要)

 ――と、締め括るかと思いきや、まだもうちょっと(どころじゃない量で)あります。独りでどれだけ喋り倒すつもりなのか。我ながらどうかしているt(略)
 興味がありましたらこちらからどうぞ


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