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雑多な語り場。所謂「オタク」「同人」「二次創作」と呼ばれる要素全開かつ超ミーハーなので、そういったものが苦手な方は御注意を。更新は月2~3回程度ののんびりペースです。
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茶菓菜屋より5月27、6月6日、10日、13日にweb拍手と、5月11日、16日、6月13日の記事拍手、妖ノ宮攻略サイトより5月28日にweb拍手ありがとうございました。毎度毎度反応が遅れ気味で申し訳ございません。実際はすぐ確認して喜んでおります。励みになります。

 DQ8リメイクにて、聖堂騎士団長殿のお声を聴いて悶死寸前な果物ですこんにちは。
 ……約一ヵ月も無沙汰していて語りに出たと思ったらいきなり何を言ってるんだ。大体カリスマM字ハゲ兄様のせい。※以下、あまりにも自分で自分が気色悪いと思うほどのミーハーっぷりと痛々しさにささやかな羞恥心のつもりで薄字。(滝汗)
 「キャラにボイスが付く」という時点で死ぬほど気になっていたマルチェロの声が、素敵低音ボイスで名高い(?)諏訪部順一さんときましたか……!! あの2階からイヤミが全然イヤミに聴こえないんですけど。最早ただの耳へのご褒美なんですけど。「どこでもイヤミ男」と評判な騎士団長殿のイヤミがイヤミでなくなったらキャラのアイデンティティが無くなってしまうじゃないですかどうしてくれるんですか。イケボ怖い。この声で「お前さえ生まれてこなければ誰も不幸になぞならなかったのに」とか「半分でもこの私にもお前と同じ血が流れているかと思うとぞっとする」とか「王とは何だ?」の大演説とかその後のイベントとかetc.…とか聴けると思うと、もう……!!(←変態がいます目を合わせないように) イケボ怖い。
 しかし衝撃度合いで言えばチャゴス王子=宮田幸季さんの方に吹いたんですけど。可愛いじゃないかチクショウ(笑)。マルチェロもチャゴスもそう好かれるようなキャラクターではないのに、声の威力ってつくづく凄いなと思いました。個人的にRPGにそれほどボイスを求めている方ではないのですが(容量はシナリオに使って欲しいと思うタイプなので)、声が付くなら付くで隅々まで堪能したいと思う現金な安いヲタクです。本望。

 ククール登場シーンは、モブたちの動きもあれこれ細かくて結構好きですというか色々なことがあまりにも懐かしすぎて見たら目頭が熱くなりました(本当)。PS2が手元にないのでもう何年もDQ8やってないんです(Android版は未対応機種だったので血涙)。リメイクを待ち望んでいたのは最早そうでないと「DQ8という作品自体がプレイできない」状態だったので。


 ……初っ端からカテゴリ詐欺ぶっ放してすみませんでした。(土下座)
 オリエンタルブルーです。前回、しれっとプレイ記なんて上げましたが、こちらに出現するのは約一ヵ月ぶりでした。ちょくちょく何の前触れもなく消失する駄目管理人ですが、私は元気です生きてます。敢えて言うならなかなかヲタる暇がなかったので、枯れかけていた心を今一生懸命養分吸収して潤している最中です。ドラクエ8リメイク楽しみすぎて死ねる。いやプレイするまで生きる。
 ようやっと落ち着いてヲタれたり文字打ったりできるようになったのですが、しばらく活字から離れていると文章の書き方の感覚を忘れて困りますね。小説が……進まない。orz

 というわけで、今回は文章のリハビリも兼ねて久々の青天考察もどき語りです。当たり前ですが語りと小説は文章の形が違うのでリハビリになるのかもわかりませんが。インスピレーションUPには他人様の作品を読むのが一番ですだれかあおてんください。(深刻な不足)

 最近、オリエンタルブルーを立て続けに2周しましたので、そこで思い付いたことをぽちぽちと。世界観考察用の冒険ではなかったのですが、ゲームをちゃんとプレイすること自体が久々だったので、メインストーリー見ながら色々と思い出したり発見したり。「今さら気づいたのかよ」的なことも多々。
 溜め込んできたので今回は特に取り留めなくダラダラと長いです。以下、取り扱い内容一覧。
マジン・ダーマから見る時系列整理、マ界の城とメディックスの思惑、天帝の剣とイカルガ、青のスイショウのエネルギー、大都のモチーフ小ネタ、コノハナ神社の鳥居について、ワープゾーンの三本鳥居について
 ……後半もう青の天外関係なくなってきてますいつものことです。(汗)




【マジンの記録とダーマの云われ】

 テツジン復活の予言(?)って、なんとはなしに太古の戦争終了直後くらいにあったのだと思い込んでいたのですが、もしかしたら結構時差があったかもしれない、と。この予言(?)こそが大都建設のきっかけだったら、と。
 いつものことですが、確たる根拠があるわけではまったく全然欠片もありません。(とても、力強く)

 こんなことを思い立ったきっかけのようなものといえば(以前にもちょこっと触れましたが)『青のきろく』のマジン・ダーマについての記述と、シデの谷の石板(「伝えられしダーマの云われ」)にどうも矛盾があるのが気になっていまして。
 もちろん、この二つは書かれた時期に差があったんだろうなというのは思っていましたが、何かこう、スッキリまとまるいい方法はないものかと無理矢理模索してみた結果が、こんなん(↓)。所詮私の思考能力では、全然スッキリまとまってないです。


 青のきろくでは、

「テツジンに とばされてのち かのマジンのゆくえは わからぬ
さいわいなことに こうげきユニットは われわれの てにある
これは カナイにて かんりする
マジンを よびおこしては ならぬ あれは キケンなヘイキだ
ヘイキは あらそいを うむ ヘイキを のこしては ならない」


 とあり、この時点では「シデの谷にダーマがある」ということは認知されていません。それどころか「あれは危険な兵器」だからと、この先利用する予定もなかったようで、積極的に探そうとはしてない印象です。
 一方で、シデの谷の石板にはこう記述されています。

「わが名は マジン ダーマ われを しはいするものよ
ひとみの まえにて マジンのふえを ふけ されば われは よみがえらん
かのふえは カラホトを おさめしものの てに
われを たたかいに いざなうものよ わが たいないに しんぞうをおさめよ
されば われは たたかわん わが しんぞうは はるか カナイの地に・・・」


 正確には石板は途中で途切れているのですが、カナイのイベントにて大神官の台詞と合わせてみると、本来はこう書かれていたのだと思われます。
 この書き方だと、「マジン・ダーマを復活させ、兵器として戦わせる(必要がある)」という意図が見られ、青のきろくとは随分違った内容です。恐らくは将来ダークオーブを破壊することになる青の勇者に向けてのメッセージの可能性が高いですが、すると青のきろくはテツジン復活を知る前に記述されたもの、石板(伝えられしダーマの云われ)はテツジン復活を知った後に書かれたものと思われます。


 理屈から書き連ねるとややこしくなってきたのでとりあえず、結論の時系列(仮)をまとめますと、

太古の戦争終了。→復興とヤマト建設。青のきろくが書かれたのはこの時期。攻撃ユニット(ダーマのしんぞう)はカナイに。→しばらくの後、テツジン復活の予言(?)がされる。→ダークオーブ破壊のための準備開始。(※)

[※の内容](時系列順ではなく、同時進行していたこともあると思われます)
・青の城の封印(後継者に向けたレリーフと、古文書が作られる)。
・やくそくの地の建設。「青の城に きざまれし ことば しんじつとなす ときがおとずれた」とあるあたりから、↑の後か同時期。
・対テツジン兵器が必要になるので、行方不明のマジンを捜索→シデの谷に埋まっているマジン・ダーマを発見→石板を残す。
・各地に遺産やメッセージを残す。宝の守役・カナイの門番としてトカゲ人と契約(ニライカナイへ導く)。
・大都の建設と、天帝の剣が作製される。
・カナイで神官たちが眠りにつく。


 ざっくりとこういう感じで。ざっくりしすぎて明らかな粗が見えてますが、そもそも根拠が何一つない話なので、ここは大目に。(滝汗)




【大都建設の理由・改?】

 以前、大都建設の理由が「地下深くに埋めたダークオーブから、時間経過でマ界の瘴気的なモノが漏れ出してきたから、蓋をするため」というなかなかに強引な説(汗)を考えたのですが、もし理由が「テツジン復活の予言(?)があったから」だとしたら比較的シンプルにまとまりますか。
 どちらも「封印の強化」という意味では同じなのですが。

 そういうことで、以前は「ふういんの間と大都は別々の時期に造られたのではないか」とも考えたことがあったのですが、「ラショウ門は 天帝が みずから ごしじをだされて つくられた門」「天帝は この大都そのものをもって マ界を ふういんしたはず」という台詞を素直に受け取ると「ふういんの間含む大都と、その封印を解く鍵である天帝の剣が造り出された時期は同じ」とした方がシナリオ的にもシンプルで良いのかなと思いました。

 いちいち色んな物が別々に作られたとかするとややこしくなって、全体(歴史)の流れがプレイヤーに伝わり辛くなってしまいますので、システム的に一貫性のある物は「同時期」と見た方がすっきり。
 ……そもそも考え直さなくても最初からシンプルに考えればいいだけのことなのに、つくづく、何で私は自らでややこしくする方向を選ぶのでしょうかね。と改めて呆れる。(汗)


「くろき じゃあくなる ひかりの玉 そのふういん やぶられしとき
青きひかりのつるぎを そのてに かかげよ
ただしきもの 青きひかりのつるぎ くろき ひかりの玉を うちくだくべし」

「だが いま そのふういんは とかれ ふたたび テツジンは あらわれた
そして われらは まっていたのだ
ダークオーブを はかいできる ちからをもつものが あらわれるのを」

「われらは つみを つぐなわねばならぬ
いまわしき あのオーブを・・・ 赤き目のいちぞくの あやまりを
じくうへの ふういんは ゆがみ あやしき じくうを うみつつある
いそがねばならぬ いそがねばならぬ われらのいしを つぐものよ」


 上二つの台詞(青の勇者へのメッセージ)と、最後の台詞(コトダマ)は時系列が違うものかもしれませんが。
 「テツジン復活の予言(?)」という曖昧な表現にしているのは、このあたりの経緯が不明だからです。
 当時の青の一族にその詳細(メディックスの暗躍)まではわからなかったろうし、「テツジン及びダークオーブが復活する」との予言(?)があったからといって、黙って復活させるわけにはいかないでしょうから、それを阻止するため(できなくともせめて時間稼ぎをするため)に、「地のそこ ふかくに しずめ ふういんするに とどまった・・・」ダークオーブの上に、複雑な封印構造を施した大都が建設されたのではないかな、というのが今回の仮説。……仮説はどこまでも仮説であり根拠は欠片もありませんハイ。(汗)


 ダークオーブを消すことについて「われらは つみを つぐなわねばならぬ」の意識もあると思いますが、「じくうが ゆがみ マ界のくうかんが うまれはじめた」「「マ界」とよばれるものは この「ダークオーブ」の エネルギーが 青のいちぞくの けっかいから もれでた けっかに すぎぬ・・・」とあるあたり、ダークオーブはそこにあるだけで(悪い)影響が出てしまうものなのでしょう。

 青の一族は「テツジンの復活は可能な限り阻止」しつつ、「ダークオーブは破壊」したかったのだとして。だから封印と同時に、それを解く『鍵』も自らで作った。結果的に封印はマ法院が解いてしまいましたが、もしマ界勢力の暗躍がなくとも天帝の剣(鍵)を持つ青の勇者が自ら(もしくはその時の天帝の案内によって)ふういんの間に辿り着き、ダークオーブを破壊するよう誘う必要があった。
 もしそのパターンも前提にあったとしたら、「ダークオーブを破壊する(=ダークオーブの間に入る)」のに大都の町々をマ界に落とす必要はないのでしょうね…………ですよね(汗)。マ界の城と繋がった大都の各町の封印は、あくまでダークオーブ封印の強化のため?

 青の勇者のことも予言に含まれていたのか、そのため(ダークオーブの破壊)に青の勇者が生み出されたのかは、解釈次第と言えそうですが。
 このへんの謎は本来予定されていたであろう3部作の流れがわかったら判明しそうな気もしますが、今となっては夢のまた夢……。


「大都ができるまでは ヤマトが せかいの都だったらしい
なんでも 大都へ都をうつしたのは とつぜんのことだった らしいが・・・
ヤマトではなく 大都でなければならない ワケでもあったのかな?」


 ダークオーブの破壊者を誘う準備と同時に、「テツジンの復活を阻止する」ための大都建設。
 だから遷都が「突然のこと」で、表向き一般人から見たら察せられる理由がなかったということでしょうか。テツジン復活するかもなんて、とてもじゃないけど公にはできないですよね……。
 関係はないですが、長岡京が僅か十年ほどで平安京に遷都された理由を思い出しました……。もしかしたらヤマトが王都だった歴史はそれほど長くはなかったのかもしれません。ヤマトのモデル(と思われる)平城京が都だったのは70年ちょっとの間でしたが。
 「それほど」がどれくらいなのかは……そもそも太古の戦争が何年前なのか自体が不明すぎてどうしようもない。果心居士が戦争を経験しているかしていないかで経過年数が変わってきますが、どれだけ彼の発言を洗っても明確な根拠を得られないあたり、ニクイですじっさま……。これも解釈にふり幅を持たせるための仕様なんですかね。続編への布石か。




【マ界の城とメディックスの思惑】

 マ法院が各地のマ界の城を復活させて悪さをしてたのは、メディックスの入れ知恵な気がします……と、相変わらず私のマ法院の小者扱いっぷりェ……。
 メディックスがマ界の城の封印を解いてい(くように仕向け)たのは、マ界の城に隠されていたテツジンのパーツを入手することが最大の目的?
 ついでに、人々を恐怖に陥れてその負の感情エネルギーを各町に置いていったコクギョクを通してダークオーブに蓄積させる。……いや、コクギョクの役割についてはまったくの想像ですが。ダークオーブ破壊と同時に消えた(と思われる演出がある)ということは、何かしらリンクしてたということでしょうか。

 で、テツジンのパーツを取り出すにはどうやらマ界の城を落とさねばならない模様。
 マ界の城が復活して悪さをすれば、自ずとそれを討伐しようとする者が現れますよね。要するに青の勇者なわけですが。マ法院をそそのかしてマ界の城を復活させ、青の勇者が落とすように仕向け、まんまと本来の目的(テツジンのパーツの入手)を果たす……。レイヤック城のみ、ガラシャが落とすパターンもありますが、落としてくれれば誰でもいいんでしょう。


 そういう意味では、マ界城についての百鬼中将との会話シーンに、メディックスの思惑が見え隠れしているような気がします。
 レイヤック城崩壊後、天帝の塔奪還後のイベント共に「青の城を むりょく化するのが おまえの にんむだ・・・」と念押ししてます。大事なことだから二回言ってます。

「♪大気たつ ヤミとひかりが ぶつかりて ならびたたずや ときのちゅうじょう」

 ……この詩って、要するに「マ界城と青の城をぶつけて共倒れさせる」って解釈で合ってますかね? 「両雄並び立たず」ということわざが有名ですが、「同じ力量を持つものが争えば、どちらかが倒れる」ということで。狙っていたのは共倒れもしくはマ界城の敗北。
 実際、マ界城のイベントでレン先生が「このままじゃ おたがいに うちあって いつかは ともだおれになるわ」って言ってたし、百鬼中将消滅後は道連れにするために突っ込んできたし。

 メディックス的に重要なのは「マ界の城を復活させ、崩壊させる」ことであり、だから敢えてマ界城を(落とすだけの力を持つ)青の城と戦わせた。
 青の城には機動力がない可能性があるような気がする(その場から浮くくらいで、あちらこちらに飛んで行けるわけではない? だから対マ界城兵器としてトキが、対テツジン兵器としてマジンが造られた)ので、マ界城が標的を青の城に選ばなかったら、落とすのは困難。だから「青の城を無力化するのだ(=青の城と戦え)」と念押ししてる。

 共倒れがベスト。マ界城が負けても目的は果たせる。
 メディックスは「青の城を“無力化”しろ」と言ってるんですよね。「倒せ」とか「落とせ」ではなく「無力化」。マ界城では青の城に勝てない(良くて相打ち)というところまで計算に入れて、ぶつけさせたのか。
 結果的に青の城はエネルギー不足に陥って「無力化」しています。おおう。

 本当の目的を明かすわけにはいきませんから、百鬼中将はそのまま「やつらを 青の城とともに ほうむりさって ごらんにいれる!」と捉えています。そうか……だからその上で「だが キモに めいじておけ 青の城を むりょく化するのが おまえの にんむだ・・・わかるな」と言い聞かせたのか。
 それで百鬼中将、この「わかるな」の真意がある程度わかっていたら(わかっていなくても)、切ないものがありますが……。

 一部、もしかしたら私の考え過ぎなところもあるとは思いますが、どう転んでも自分の得になるメディックスの計画力恐ろしい。
 あの詩について百鬼中将から「その意味は?」と聞かれて、「戯言だ」と誤魔化すあたりが……うあああ。(汗)


 マ界城に関しては、メディックスの方が百鬼中将に命じて積極的に指揮を取っている印象があります。
 ……あれかな。ベビロンの塔でマ法院が(メディックス的に)余計なことをしてくれかけたからかな。城を落としてくれる青の勇者を抹殺しかけるという。
 カラホトではスナヨミが交代することで事なきを得ましたが、今度はマ法院が出しゃばらないよう彼には天帝の剣探しの方に専念させて、マ界城に関しては自分が取り仕切るという。……いやだから私のマ法院の小者扱いっぷりェ……。なんかすみませんでも静ちゃんは静ちゃんだからこれでいいような気もします。(笑)

 ベビロンの塔イベントで、マ法院への恋心と水月への嫉妬心を煽ってスナヨミを嗾けたのも、メディックスだったりして。「よかろう・・・ カラホトへ いって マ法院を てつだうが よい」とは確かに言ってますし。
 スナヨミを使ってバライル王に青の勇者の存在を知らせ、青の勇者にはカラホトに向かわせ、最終的にベビロンの塔を落としてもらおうと仕向けた。「カラホトを マ界におとすも いっきょう・・・」と言うのがね……。メディックスにとってはカラホトのマ界化は「一興」にしか過ぎず、本来の目的は別にあるということですか。

「マ法院よ・・・ はたして せいこうするかな? 青の城のものが だまっておるまい
のう みておろう 青のもの!」

 ……この台詞ってそういう意味だったんですね。というか私が気付くのが遅すぎですかそうですか。(苦)




【大都の封印とメディックスの思惑】

 もう一つ、マ界の城を落とすことによる効果である大都の封印解除についてですが。
 大都のマ界化については、メディックスとしてはさほど重要なことではないようですが(これはただの副産物なので)、ダークオーブとテツジンを封じている大都の封印も、すべて解かねばならなかったのでしょう。テツジン復活のためにパーツを集めている(マ界の城の崩壊)と、同時に大都の封印も解けていく……という仕組みが何とも言えませんが。

「大都のマ界のふういんは かくちに おかれていると いっていました
くろゆめ城 ベビロンの塔・・・ かつてのマ界の城が おちるときに
大都の町が マ界におちるのは そのためです・・・」


 水月の説明が(私にとって)ザックリしすぎていて、大都の封印とマ界の城との関係(タイキョクのみスイショウの森の封印ですが)の仕組みが、ちょっと自分の中で「わかるような、わからんような」とモヤモヤしている感じですが。なぜリンクさせる必要があったんだろう? と。
 誰かわかる方がおられたら十年プレイしてても理解力の乏しい私に教えてください。orz


 もし前述したように、青の一族的に一番ベストな結果が「テツジンは復活させずに」「ダークオーブだけ破壊」だとして。天帝の剣(ひかりの剣)と青の勇者さえいれば、各町の封印を解かずともふういんの間(ダークオーブの間)にはたどり着けるのだと思います。(ふういんの間に辿り着つかせるために大都各町をマ界に落とすわけにはいかないでしょうから。さすがに…………さすがに/汗)
 一方でメディックスの目的は「テツジン及びダークオーブの復活」ですから、それらを抑えつけている大都の封印全部を解く必要があったのかなと。
 テツジン復活後も動きが封じられているあたり、大都の封印を司っていた天帝の力というのはメディックス的に非常に厄介なものだったに違いない。

「♪おおみやこ ふうじるすべと つくりしは 天のみかどと 青のおくのいん
天帝は この大都そのものをもって マ界を ふういんしたはず
やはり さいごのふういんは この天帝宮に あるはず」
「♪かげひかり ひかりはかげり やみのなか やみののきした ひかるほうせき」
「ふういんの ただしきばしょ やつらが おしえてくれよう
それまでは われらは まてばよいこと」


 実際のところ、メディックスも大都の封印の仕組みについてはどこまで知っていたのかは不明。さすがに青の一族が厳重に隠したふういんの間(ダークオーブの間)の場所まではわからなかったか。




【天帝の剣の誕生】

 大都(ふういんの間含む)建設と天帝の剣の作製が同時期だったとして、その剣をイカルガでつねつぐの先祖が作っていたりしたら大変に胸熱なんですけど。私が。

「あしきこころは マ剣をうみ きよきこころは せい剣をうむ
せい剣を きよき剣士が つかうとき その剣は さいきょうの剣となる・・・」

 つねつぐのこの「ひかりの剣と青の勇者」を示唆しているような台詞が、ほんのりフラグだったりしたら胸熱なんですけど。私が。
 さすがにつねつぐ自身が直接に何かを知っているわけではないでしょうが、かつて天帝の剣作製に携わった遠い先祖(もしくは刀鍛冶の師)から代々受け継がれてきた言い伝えだとしたら、素敵だなと。


 そして、作られた天帝の剣にエネルギーを込める儀式を行われたのが、あのゆめどのだったりして。
 内部の構造がカナイの儀式の祭壇と同じになっているんですよね。これにはどんな意味があるんだろうと思って、ひかりの剣作製の簡易版みたいなことがあそこで行なわれていたとしたら、胸熱なんですけど。私が。

 イカルガの和尚さんにすら「なんのための お堂かは なぞじゃ!」とまで言われている謎のゆめどのですが。大都建設理由がとても公にできるようなことではないわけで、封印にまつわる天帝の剣作製のために造られたゆめどのの建設理由も明かせるものではなかったんでしょうね。
 もちろん、仮説です。最初から最後まですべて妄想の産物です。(力強く)

 そういうわけでゆめどのと天帝の剣に深い繋がりがあったとしたら、天帝がわかな姫の中に剣を隠したのも、コクヨウ仮面が天帝の剣を取り出すのをゆめどので行ったのも、納得?
 わかな姫破壊イベントの時に、天帝の像が浮き上がってくるくる回っているのも気になりつつ、祭壇をかたどっている木の縁(?)と四方の紋章(?)も激しく光っているのが気になりますが。「ただの演出です」と言われれば考えるだけどうしようもない。


「やつ(マ法院)は 天帝を あやつり 大都のふういんを やぶろうとしたのです
しかし 天帝は そのたくらみに きづき ふういんをとくカギを かくしたのです
そう・・・ いのちをかけて」


 やや話が飛びますが、ハンゾウの台詞から察するに「天帝の剣をわかな姫の中に隠す~わかな姫をビョウブの中に封じる」という術は、天帝の寿命を縮めるほどのことだったのでしょう。弱っていたところをマ法院にトドメを刺されたか。わかな姫が行方不明~天帝死去はほとんど立て続けのことで、フォローもないまま水月へのダメージは計り知れない。
 それにしても。もしかしたらハンゾウは結構重要な場面に立ち会っていたのかもしれない。主人公にはあくまで「天帝の遺言」しか伝えませんでしたが、上記の台詞に加え、

「よいですかな ●●●どの!
天帝は わかな姫さまを あなたに たくされたのです
どうか わかな姫さまを たいせつに おまもりくださいませ」


 と念を押すように言ってきたあたり、わかな姫の中に天帝の剣が隠されていることを知っていたと取れる……かも? だとしたら天帝からの信頼度が半端ないですが、このあたりはニンジャ贔屓な私の全力希望的観測なので、生暖かい目で読み流してやってくださいませ。
「●●●どのには きこえておるはず わかな姫のこえが そして おもいが」
 という台詞が好きです。「そして想いが」と付け加えるところが、ハンゾウ様素敵……ッ。(重症)




【青のスイショウと青の城】

 以前、どこぞで「青の城のエネルギーはふめつの炎である」なんてのたまいていましたが、おいこらソースどこにもないじゃないか。思い込みって怖いですね……。すみませんでした。(汗)
 ふめつの炎がエネルギーとして使われていることが確認できるのはマジン・ダーマ、カツゲン塔、それと天地の宝玉だけでした。そのあたりから、ふめつの炎=無限エネルギーといった印象が。(この星の者と青の一族との友好が保たれている間は消えることがない)

「マ界城トノ タタカイデ タクサン えねるぎーヲ ツカッテシマッタ
モウ コノ城ハ トベマセン ザンネン トテモ ザンネン・・・」
「まったく こまったもんね あのテツジンには・・・
この青の城のグレン砲も エネルギーぶそくで うてないし」


 一方、青の城は有限エネルギーの模様。マ界城との戦いの後、コクヨウ仮面の侵入をあっさり許してしまっているのは、エネルギー不足で結界的なものが弱まったからでしょうか。
 もし太古の戦争終了後も、しばらく青の城は封印されないまま残されていたのだとしたら、有限エネルギーだったのが幸い?したのか。赤き目の一族との戦いでエネルギーを使い果たして、もう兵器として使い物にならなくなったからそのまま置いておかれた。

 青の城復活の際、鍵となるスイショウの杖を一から作る必要があったのはそういうこと? スイショウの杖は車でいうところのキー及びエンジンみたいなもので、ガソリン(エネルギー)は別にあるのかな、という解釈をしていましたが、青の城のエネルギーそのものなんでしょうか。
 スイショウの杖自体がエネルギー源だったら、青のスイショウを素手であっさり持ち帰っちゃったのが今思うと怖い(それを加工するレン先生も凄いけど)。そもそも、マ界を封じるほどの力を持ってるんですよね。


 しかし仮に時系列が変わったところで、「なんで青の城復活に絶対必要なアイテムである青のスイショウを、マ界の封印に使っちゃうんだよ」というツッコミの答えにはあまり……なっていないですか。
 青のスイショウ取ったからってマ界の封印が解かれるわけではない(+天帝の剣が必要)のでセーフですか。青のスイショウは物凄い貴重品で(高エネルギーのマ石の一種かも?)、最後の一個を有効利用しただけですか。

 青のスイショウにはマ界を封印するほどの力がある。
 もしかしたら、ふういんの間にズラッと並んでいる青の目のうち、マ法院が破壊した目玉(真の封印場所)は青のスイショウからできていたりして。
 実は天帝の剣も青のスイショウからできていて、封印の瞳と共鳴し合っていた。で、強度が同じ物質なので、ぶつけ合うと両方が破壊されたという。後にひかりの剣を作るので、ダークオーブの間を開くことで天帝の剣が壊れるというのも計算された手順ですか。

 同じく青のスイショウからできているスイショウの杖が高エネルギーを発したことで、天帝の剣が共鳴。マ界城のイベントの時にわかな姫が光っていたのは、もしかしてそういうことでしょうか。
 大分、飛躍し過ぎな感もありますが。……いつものことです。(遠い目)


 そういえば天下丸が、
「コレが 「スイショウの杖」か・・・ きれいな 杖じゃねぇか!
オレたち 鬼の宝「鬼のツノ」と おなじような かがやきだぜ!」

 と言っていましたね。青い鬼のツノ。この台詞を言わせた意図は、鬼のツノも青のスイショウからできているってことでしょうか。
 「青き宝は さまざまなかたちで つたわり うけつがれる・・・ 「青のスイショウ」しかり・・・ 「鬼のツノ」しかり・・・」とあるように、鬼のツノは青の宝の一種だそうですが。この二つを並べて示したのって、そういう意味か? これだけでは何とも言えませんが。

 青のスイショウが物凄いエネルギーを持っていて、それから鬼のツノが作られているのだとしたら、マ界城の強化に使われたのもわかります。
 一方の青の城がスイショウの杖で動いているわけですから、青の一族によってもたらされた青のスイショウの力同士がぶつかったという……なにかこう、皮肉?めいたものも感じますが。オリエンタルブルーって、何かとそういう話でしたね。(汗)

 ちなみに、体内に天帝の剣がなくなった後でも、1000年ザクラのイベントではわかな姫が青く光ります。天帝の剣と1000年ザクラは直接的な関係がないわけだから、当たり前か。あれはわかな姫と1000年ザクラの関係を示唆するイベントですし。
 彼女の中の心木が反応していたということでしょうか。心木に宿った御霊=青の心(人を慈しんだり、信じたりする心)という意味で、「青」く光っていたのだとしたら素敵ですね。
 1000年ザクラに宿った多くの「ひと」の御霊が凝ったものが心木(という解釈をしましたが。儀式の台詞について)。某T様の素敵小説を見て思ったのが、心木の中の青の心がわかな姫の人格を形成していったのかな、と。




【大都のへそ】

 京都の頂法寺に『へそ石』と呼ばれる六角形の平らな石があるそうで、それが平安京の中心を示しているといわれています。
 それで思い出したのが、大都の四辻。「このよつじは 大都のちゅうしん! ひとでいえば ヘソにあたるところ」と言われてますね。
 そして四辻の中心には巨大な灯籠が。『へそ石』は元は灯籠の台石だったという説もあり、大都・四辻の灯籠も六角形をしているんですよね。大都は平安京がモデルと思われますが、相変わらずモチーフが細かいです。

 ……以上。それだけといえばそれだけの話です。すみません。(汗)
 クンミン村のリレイ堂が六角形のお堂だなーとか思って検索していたら、そんなところに行き着きました。(六角堂→へそ石)
 天帝宮の門の周囲に五色の布(?)が並んでいるのですけど、あれは五行を示しているのでしょうか。青を黒とすると(五行における青は緑色)。大都各町と天帝宮のイメージカラーを表しているようにも取れますが。左から赤=タイキョク、白=カツラ、青=天帝宮、緑=ギオン寺、黄=ロクハラ……という。
 いや、それだけといえばそれだけの話です。すみません。(汗)




【コノハナ神社とクド山】

 某S様のサイトで「コノハナ神社の鳥居が変わっている」という話を聞きまして、そう言われてみれば変わっているなと。
 確かに鳥居なんだとは思いますが、一般的にイメージする鳥居とは大分違う形をしているので、こんなふうに改めて考えるまで「鳥居」という意識は薄かった気がします。

 笠木(?)にあたる部分が合掌状の冠っぽい。どことなく山王鳥居にも見えます。山王信仰で有名な日吉大社のHPによると、山王鳥居は「仏教の胎臓界・金剛界と神道の合一を表しているとされます。」とのこと。
 コノハナ神社は山岳信仰のようなものもあったりするのかな、と……ここまでくると強引すぎますね多分違うと思いますのでいつものことです気にしないでください。(遠い目)

 しかし山王鳥居かなと思ってもしっくりこないのはやっぱり、形が変わっているからなんだと思います。角柱の鳥居は珍しいですし、柱が笠木(?)から突き出しているんですよね。貫が二本。というより一番上の冠になっている柱も「笠木」と言えるのか謎。
 どちらかというとクンミン村のリレイ堂のものの方が(一般的なイメージの)「鳥居」っぽい。ナカラ寺にも同じ形状のものがあるんですよね。


 シルエット的にはインドの寺院に見られる「トラナ」という門のイメージが湧きます。
 青の一族のバーラトがどことなく古代インド風(「バーラト」はインドのラテン語読み、「エローラ」はエローラ石窟群から来ているので、そこからイメージされたのでしょう)なので、その影響が出ていることの意図でしょうか。だとしたらいつものことですが細かすぎる。とはいえ実際に、トラナが鳥居の元となった説もありますね。

 うーん、山王鳥居とトラナをミックスしたデザインと考えればいいですか。やっぱり強引すぎる気がしないでもないので私はこのあたりでギブアップです。
 そんなこと関係なくまったくのオリジナルでデザインされたものだとしたらどうしようもない(汗)。――というより、鳥居のオブジェクト一つでここまであーだこーだ考えるプレイヤーは絶対いないと思う。いつものことです気にしないでください。(遠い目)
 トラナといえば、ギオン寺ののうこつ堂にも似た感じのものが。ゆめどのと同じ八角堂なんですよね。八角形の納骨堂自体は、そう珍しいものではないようですが。
 日本では大阪の法善寺や京都の化野念仏寺というところにトラナがあるそうです。


 もしかしたらクド山ってコノハナ神社の神奈備で一般人が易々と入れるような山ではないから、ニンジャが通り道に使えたりするんですかね。前々からしつこいくらいに言っている、サクラの紋を使うニンジャと、コノハナ神社の関わりに無理矢理浪漫を感じたいだけです原作とは一切関係ございませんすみません。(土下座)
 プレイヤーはズカズカ入り込んでますけど。どっちみち大きな谷(ロープウェイで渡る)があるからそうそうニンジャの里方面に行けるものではないですが。

 ヤミの右近はどうやってコウガ村まで来たんでしょうかね。ものすごい遠回りをしたとか険しい谷を降りて登ったとか。右近さんならできそう。……それともひょっとしてロープウェイがニンジャの里側に移ってたのはそういうこと? 何かの拍子にうっかり旅人が迷い込むことがあるだろうから、コウガ村というカムフラージュがあるんでしょうね。
 クド山はともかく、むしろバロンの大穴の方が目立ちすぎて心配。今さら野暮すぎるツッコミですが、一般人から丸見えにもほどがある。(笑)

 クド山のモデルの九度山。先日TVで高野山についてやっていまして、「空海が麓に住む母親を心配して月に九度も山を下って訪ねていた」という言い伝えから、あの一帯が「九度山」と呼ばれるようになったそうです。九度山といえば真田昌幸・信繁親子の蟄居場所の印象が強かったのですが、空海との繋がりもあるんですね。
 とはいえ、オリエンタルブルー的にはやっぱり「真田親子の蟄居場所」というところから取り上げたのかなとは思いますが。真田幸村→真田十勇士→ニンジャという連想で。来年は九度山町が盛り上がりそうですね。
 しかし思いがけず夢枕先生がガッツリ出演されてて吹きました。確かに空海を大リスペクトされておられますが。「哀しい哉……」等から伝わる人間関係とか情緒的な部分では、作家の先生ならではの視点による見解も面白いなと思います。

 あと、すごくどうでもいい?ことを突っ込むとすれば、コノハナ神社の鳥居……一番下の貫、よく見ると画面右側は突き出てるのに、左側は突き出ていないんですよね。わざとそういうデザインにしてあるんでしょうか? それともグラフィックのミスですか……。
 こんな小っっっさいところツッコむなんて本当、この世に私ぐらいのもんだと思いますが(汗)。鳥居の種類調べるのにガン見してたらやたら気になりまして。




【三本鳥居のワープゾーン】

 もう一つ、S様の所で拝見して知ったのが(しばしば無断でネタ拾いしてってすみません;)、ふういんの間に行き着くためのワープゾーン(のモデル)が「三柱鳥居」だったということなんですけど。
 改めて見ると、任天堂版の攻略本には『鳥居の結界』、ソフトバンク版の攻略本には『三本鳥居のワープゾーン』と書いてありますね。そうなんだ「鳥居」なんだアレ……今さらすぎるくらい今さら気づいた。orz
 特殊な形もさることながら、SFちっく?な造りのせいもあってか、まず「鳥居」という認識がなかったです。三柱鳥居は『遙かなる時空の中で』で蚕ノ社が登場してたんで、わりと前から見覚え自体はあったんですけども。

 一説によるとあの形、上部の▽から良い気を取り込んで柱の間から放出し、大地の悪い気を柱の間から吸い込んで上部の▽から出すという、エネルギー変換装置(印象としては循環装置?)になっているらしいです。
 『鳥居の結界』といいますからこれもダークオーブ封印の「柱」として機能しているとしたら細かいですね。この循環装置があるからヤミの天帝宮みたいにマ界(髑髏の絨毯)に浸食されずに済んでいるとか。……さすがにこじつけすぎです。

 鳥居の「鳥」とは八咫烏のことで、三柱鳥居は三本足の烏を示している。三柱鳥居こそが本来の形で、太古の鳥居は皆あの形だった。後の二柱の鳥居は、前に人が立つことで「三柱」となる意がある……とか、ちょっと調べてみると色々な説があるみたいですね。ここまで来るともうオリエンタルブルー関係なくなってくるので深くは突っ込みませんが。


 オリエンタルブルー関係ないついでに全然まったく関係ない話をしますと(←オイ)、三柱鳥居と蚕ノ社といえば夢枕獏先生の『翁 秘帖源氏物語』にも広隆寺で三柱鳥居の話が出ていたことを思い出しました。
 お馴染み蘆屋道満が登場しますが、『陰陽師』の方でも時々「またの名を秦道満という」とあるように、渡来人・秦氏の一族の者という設定になっています。広隆寺(太秦寺)の座主との会話シーンでこんな話があります。(道満の台詞部分抜粋)

「厩戸の皇子が、広めるのに力を貸した教えは、仏の教えのみでありましたかな?
 景教というのを御存知か?
 この神を拝むための寺が、唐の国にもござりますそうな。
 太秦寺(たいしんじ)と申して、この太秦寺(うずまさでら)と同じ字を書くということでござりますな。
 先ほど話をした、三柱の鳥居、これの意味は何でござりましょうか――。
 その三柱の鳥居、上から眺めれば、三角の形――これをふたつ合わせれば[六芒星]――これは、景教の大本たる神を信心した古の王、陀毘泥の紋――。
 景教を信ずる者たちの昔の言葉で、ウズとは光のこと、マサとは賜物のことであるとか――。
 厩戸の皇子は、ぬしらの景教を許したのじゃ。あくまで、この国の影の中に隠れて信心する分には、かまわぬとな。ぬしら――いや、我ら秦一族の知恵と力が欲しかったからじゃ。それで、秦一族は、厩戸の皇子と共に、この国を建てた。そして、厩戸の皇子は、秦一族の新しき神を許すしるしとして、この弥勒仏をたまわれたのさ――。
 我らの神もまた、馬屋で生まれしものにござります――かようなことを言って、皇子をたぶらかしたのであろうよ」


 会話が長いので途中途中をかなり端折ってしまいましたが(気になる方は是非本書で/宣伝)、「弥勒菩薩=摩多羅神=ミトラ神」とか「いさら井=イスラエル」とか「弥勒仏に隠された十字架」とか「あわわ(の辻)=賀茂氏と秦氏の意」とか、へぇと思わされる繋がりが色々出て来ます。
 一般的にどこまでが「史実」でどこまでが「トンデモ説」と呼ばれているかはちょっとわかりませんが(所謂「日ユ同祖論」という都市伝説の中の一説に当たるようです)、渡来人・秦氏と景教と三柱鳥居と広隆寺の関係の話、ちょっとググれば山のように出て来るので、ド素人がわざわざここで語るのは止めときます。そもそも語れるほど全部わかってないです。

 これで思い出したのが渡来人と朝廷との関係、米村圭伍先生の『おたから蜜姫』にも「竹取物語」に隠された真の意味の解釈で扱われていたなぁと。こちらは徐福にまつわる金属精製技術の話ですが。(これと竹取物語との関わりは、ネタバレになるので詳しくは書けませんが、こういう考え方も面白いなと思いました)
 それでは忍者の始祖として徐福(御色多由也)説も採用されていますね。正確には徐福の渡航に同行した衛士が忍びになったという話です。忍術伝書『万川集海』では忍術の始まりは古代中国であると記述されています。(ちなみにどれくらい古代かというと、中国でも神話レベルに古代とのこと。徐福の方も、日本は弥生時代なので史実的な信憑性は薄いとされています。ただ、伊賀の服部氏は渡来人という説もあります)
 あと秦氏は徐福の子孫という説もあるとか。双方謎が多い存在なので、様々な説が飛び交っています。ここではあくまで「そういう話もあるよ」程度に書いていますので、あしからず。




 以上です。 
 長い上に(だからネタは小出しにしろとあれほど)、いつものこととはいえ話がもう関係ない方向にあっちこっちぶっ飛び過ぎててすみません(汗)。『三本鳥居のワープゾーン』のモデルが三柱鳥居としたら、どういう意図を持って採用されたんだろうと思うと、ドキドキするものもありますね。
 私の中の日本の話も大概知識に偏りがありますが(しかも戦国~江戸中期くらいまでなので青の大地的にはあまり役に立たない)、日本の外の話はもっと詳しくないので全然建設的な語りができなくて申し訳ないです! ……こういうのはお得意な方にお任せします。(ボソッ)


 流れのついでなので、いつもの最近読んだ(嘘です。読んだのは昨年の話です)本の紹介として。
 『翁 秘帖・源氏物語』にはこの手の世界の信仰と神話についての繋がりが、謎々や連想ゲームみたいな感じでモリモリと出て来ます。面白いですというか、「へ、へえ……」という感じでポカーンとなって慣れるまでまったくついて行けなくて、面白いです(笑)。漫画版『陰陽師』終盤に突如としてエジプトが現れたあの感じに似ている。
 何せ蘆屋道満と光の君(光源氏)という「色々わかっちゃってる」コンビなもので、フォローがない。博雅や逸勢みたいな「ちょっと待て、お前の(晴明・空海)の言ってることがよくわからん」と言ってくれる人がいない。

 でも、流れを止めない、打つと響くようなやりとりも面白いです。道満は光の君みたいな知識が豊富で理解が早すぎるくらい早いタイプの人が好きだろうしなぁ。
 ここではどこか人間離れしたような、心ここにあらずといったミステリアスな雰囲気を持っています。恋多きプレイボーイと名高い光源氏でありながら、「この人本当に人間と恋ができるのかな」と思ってしまうくらい淡々とした印象を受けました。この光の君の「人間離れしたような」雰囲気が話のキーになるとも言えますか。

 源氏物語を読んだことがなくても大丈夫です(私もあらすじをざっと知ってるくらいで、高校の時に挑戦しかけてギブアップした人…)。夢枕先生自身、あとがきで「源氏物語が読破できなくて困った」話をされています。プロの作家の方が言われてるあたり、現代語訳されても妙な読みにくさがあるのって、私の読解力がないだけではないんだな、とちょっと安心しました。(苦笑)
 夢枕先生にこの小説を依頼した方が源氏物語について、

「世間の方たちは、これを恋愛小説と思っているかもしれませんが、これは、“もの”についての話なのです。“もののけ”の“もの”、鬼のことを鬼(もの)と読ませたりする時の“もの”――その“もの”についての話なのです」

 と言われていたのが気になりますね。(だからそういった分野が得意な夢枕先生に依頼したとのこと)
 源氏物語ってそういう話だったのか……と思うと、また挑戦してみようかなと気にはなります。


 PC触れずとも(というかそういうこと考えてる場合じゃない時期に限って)ネタは浮かぶもので、とりあえず思いついたこと忘れないうちに単語メモだけしているのですが、後で見返すと何を思ってメモしたかわからなくなるあるある。「へそ」って、もう、何のことやら。(これで大都四辻のことを思い出せと自分に無茶振り)
 あと「歴代天帝は9人か? 17人か?」とか「キバ王は二人いたんじゃないか」とか、そんなネタもありましたが、まだ全然まとまってない上にこれ以上長くしてもなということで、今回はこのへんで。

 ここまで読んでくださって、ありがとうございました。いや本当にありがとうございました。お疲れ様です。(土下座)
 自分でもちょっと(どころか)これはどうかしてるんじゃないかというほど書きました。ネタ溜め込むのはよくないですね。そしてサイトに上げるなり、いい加減ちゃんと整理したいです。とりあえず小説書いてから。


 実のところオリエンタルブルーとDQ8はほぼ同時期に始めて両方ハマったという私ただ個人の中では非常に思い出と愛着の深い二作です(DQ8一周目の直後に青天初回をスタート)。DQ8の主人公名を「テンラン」にしてプレイしたのもいい思い出……「テンランの兄貴」の微妙な語呂の悪さもいい思い出……。(笑) でも「テンラン」って天空シリーズの方の主人公っぽい名前ですね。響き的に。DQ8主人公と関わりの深い裏ステージはほんのりアジアンちっくなデザインもあるので、神秘性も相まってある意味では雰囲気合ってる?
 片やポリゴン力(?)全開のPS2、片やミニマム2D映像のGBAですが、どちらも「RPGっていいなぁ」と思うきっかけとなった作品なので、私の中では3Dとか2Dって関係ないんだろうなと思います(というより、それぞれの良さが生かされていると感じる演出とか表現に感動するのかな)。要するにDQ8リメイク楽しみすぎて死ねる。思わずpixivでジャンル漁りする自分にちょっと落着けやとツッコミ入れつつ、当時(というか今も)愛憎ドロッドロのマイエラ兄弟にハッスルしすぎて恥ずかしい勢いですが、純粋にゲームとして好きです。世界観的にも設定的にも考察し応えがありました。特にマイエラきょ(殴)
 オリエンタルブルーと違って何年もプレイしてない分、懐かしさの相乗効果が半端ない。

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