忍者ブログ
雑多な語り場。所謂「オタク」「同人」「二次創作」と呼ばれる要素全開かつ超ミーハーなので、そういったものが苦手な方は御注意を。更新は月2~3回程度ののんびりペースです。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


 09月26日の記事拍手2件、ありがとうございました。

 今回はプレイ記ではなく、語りです。
 DQ8世界の「賢者」についてちょろっとまとめてみました。文章量的には「ちょろっと」で済んでいませんが。いつもの私です(汗)。「まとめてみました」と言いつつ、あっちこっちに話題が分散して、正直あまりまとまっていません。いつもの私です(汗②)。

【!】DQ8のストーリーの核心にガッツリしっかり刺さり込んでおります。オリジナル版もしくはリメイク版でまだ一度もエンディングを見たことのない方は、重大なネタバレとなっておりますので、ご注意ください。【!】
 興味のある方は、追記からどうぞ。

拍手[0回]





 かつて暗黒神と戦った賢者と、その関係人物や歴史について、ゲーム内に散らばった情報をかき集めつつ、色々と思ったことを書き連ねています。
 思いついたことをダラダラ書いているので、あまり賢者とは関係ないところにも寄り道しまくっています。以下、おしながき。

七賢者とその末裔について/レグニストと神鳥レティス/法皇候補の条件/エジェウスとオディロ/賢者の末裔と封印の関係/二人の賢者とリブルアーチ/聖地ゴルドの女神像の起源/忘れ去られた歴史/マスター・コゾと封印の杖/大呪術師とその弟子

 一見、考察っぽく書いていますが、中身は単なるヲタクの萌え語りに過ぎません。公式様とは一切関係ございません。
 そんな延々と不毛な文章でもよろしければ(汗)、どうぞ。世界観考察なんかの参考にはならないと思いますが、何かの暇つぶしにでもなれば幸いです。↓




【七賢者とその末裔について まとめ】


[クーパスの伝承画]

 七賢者のひとりは 神の子エジェウス。わずか6歳にして奇跡の預言者であり 暗黒神の存在に 最初に気づいた方である。
 また ひとりは 天界を見てきた男 レグニスト。誰よりも神を知る存在であり 神鳥を レティスと名づけたのも彼である。
 また ひとりは 大学者カッティード。その知識は 比類する者なく 世界のすべてを熟知すると言われていた。
 また ひとりは 無敵の男ギャリング。たったひとりで 騎馬隊50人に勝利した おそるべき技と強運の持ち主である。
 また ひとりは 魔法剣士シャマル。高名な剣と魔法の使い手でありながら 同時に 天才的な彫刻家でもあった。
 また ひとりは 魔法使いマスター・コゾ。この広い世界において 彼にしか使えない 呪文は 片手では足りぬほどである。
 そして 最後のひとりは かつては呪術の使い手であった 私 クーパスである。



[エジェウスの碑石]

 無敵の男ギャリングの末裔は 血のつながらぬ ふたりの子供とともに 人々の歓喜の声に 包まれている。
 魔法使いマスター・コゾの末裔は 杖の封印をゆだねた城より ほど近い町にて その時代も 魔法を教える師であろう。
 大呪術師クーパスの末裔は その呪術のチカラを 自ら捨て去り 森深くにて 魔物たちと暮らしている。
 魔法剣士シャマルの末裔は 血脈こそ 他の家系に渡ったが 土地の名士として 慕われる存在にある。
 大学者カッティードの末裔は 雪深き地にて 神鳥の伝承を 未来に伝えるべく 愚直に生きている。
 そして 天界を見てきた男 レグニストの末裔は その時代 信仰を重んじる人々の 頂点にあるだろう。
 最後に…… 私自身の末裔は 多くの修道士を束ねる存在にあり 心は満ち足りた日々を 送っている。



 レティスに導かれた七人の賢者。どんなやりとりのパーティーだったのか私の個人的興味が尽きません。外伝小説か何かで出てくれないかなぁ。最年少エジェウスはなんと6歳。でも賢者を代表して話しかけてきたあたり、何気にリーダー格だったりして。恐るべき6歳児。




【レグニストと神鳥レティス】

[カッティードの石碑]
 神鳥レティスは 無数の世界を旅するもの。
 世界の調和を乱さんとする 暗黒神の脅威を伝えるため レティスは この世界へと現れた。


 神鳥は異なる世界(次元)を渡ることができ、その次元を脅かすほどの危機(DQ8ストーリーで言えば暗黒神ラプソーンが、本来は分かたれているべき光の世界と闇の世界を融合させようとした)が訪れた時、それを伝え・阻止するために協力するそうです。

レティス「私は神ではありません。レティスという名前も あなたたち人間がそう名づけただけのものです。私が生まれた世界では ちがう名で呼ばれていました。そう あの世界では たしか……ラーミアと。」

 レティスが生まれた「あの世界」とはDQ3世界のこと?
 共通する決まった名前を持たないのは、その世界で「名を与えられる」ことにより、その世界で存在し、力を発揮できる「呪」となるからでしょうか。レグニストが「レティス」と名付けたことにより、DQ8世界では神鳥となった。(後述でも触れますが、「教会」の信仰対象である女神のモデルがレティスという可能性も)
 個人的な印象ですが、レティスについては、なんとなく手塚先生の『火の鳥』を思い出しました。DQ3では「不死鳥」らしいです。

 レグニストについては「誰よりも神を知る存在」という曖昧(?)な言い回しになっているので、他の賢者に比べて具体的な能力のほどがわかりません。
 このあたりは別にハッキリとさせなくてもいいところでしょうが。もしかして、DQ8世界における「教会」の開祖だったりするのでしょうか。




【法皇候補の条件】

 レグニストが「教会」の開祖であろうとなかろうと、法皇の位に賢者の血の有無は関係ないようです。
 マルチェロが(かなり強引かつ一時的だったとは言え)その地位に上りつめたわけですし、その後はニノ大司教が法皇となっています。

ククール「昔 オディロ院長が言ってた。あの人 法皇候補だったらしいからな。上の 法皇の館にも出入りしてたんだろ。」

 かつて、法皇候補だったオディロ院長は賢者・エジェウスの血を引くといっても、貧しい粉屋の生まれです。
 法皇候補に選ばれるのに、(優秀な聖職者であることが条件&何かしらの推薦が必要だとしても)本人の血筋とか身分は関係ないということでしょうか。

*「マイエラ修道院の オディロ院長は 法皇様の ご学友だったとか。次代の法皇様を 決めるという時 オディロ院長はその器ではないと 自ら 辞退したそうです。」

マルチェロ「身分いやしき者は 法皇にふさわしくない。教会の誰もが そう言った。良家に生まれた 無能な僧どもにしか 法皇の冠は 与えられぬのだ と。」


 法的には家柄や身分は問わないとなっていても、現在の「教会」では身分・家柄を重要視する意識が根強い模様。
 だからオディロ院長も法皇を辞退したんでしょうね。この方の性格上、信頼できる親友(現法皇)も候補だった以上、無理に慣習に波風立ててまで法皇の座を得ようとする必要はないと思った。なので、友に任せて自分はマイエラ修道院の院長を務めることに。


 サヴェッラあたり(高位の聖職者の間?)ではオディロ院長が「賢者の血を引く」ということは知られている模様。チェルスとは違って、本人も自分の血筋について認知しているのだと思われます。
 そのことを示唆するようにマイエラ修道院にはオディロ院長が書いた賢者(のローブ)についての本があったりしますが、ククールは聞かされていなかったらしい。
 わざわざ言いふらす必要がないから言わなかっただけでしょうし、賢者の血の重要性(暗黒神の封印との関係)については本人も知らなかった可能性が高い。神鳥と暗黒神ラプソーンとの戦いの伝説自体は、教会にも伝わっているようですが。(一部の聖職者や学者が語る)

 ところで、どこかで法皇が「自分よりもオディロの方が法皇にふさわしかった」と言っていたような気もしましたが、ソースが不明。それもPS2版に集めたメモを利用しているので、もしや3DS版の追加台詞だったり?
 ……妄想行き過ぎたあまりの気のせいか。幻聴か。そんな可能性が高い気がします(汗)。3DS版のイベント、メモっておくべきでした。orz




【エジェウスとオディロ】

 マスター・ライラス、アルバート兄妹やベルガラックのギャリング氏など、賢者の末裔にはその能力がある程度受け継がれている模様。
 特に根拠のある話ではないですが、もしかしたらオディロ院長にも、多少の予知能力はあったのかも? 数百年先を見通すエジェウスほど強いものでないにしても、「予感」レベルくらいに。……根拠はないです。ハイ。(汗)

*「オディロ院長様は お優しいお方だ。会いたいと望む者には 誰彼かまわず お会いになってしまうだろう。(中略)ここを通ることができるのは あくまで マルチェロ団長の許可を得た者だけだ!」

 これ聞く限りは、優しくてお笑い好きでのほほんとしているがゆえに、予知能力どころか危機意識が薄いようにも取れますが。
 私も最初は100%そうだと思っていましたし、ストーリー的にはそう取られても間違いではない流れですし(あっさりドルマゲス招いちゃったり、あの場面ではどう考えても不審者でしかない主人公たちを「賊ではない」と言い切っちゃったあたり)。マルチェロも許可制にしたのは、部外者に対する意地悪じゃなくて、よっぽど院長を心配してのことだと思います。

 ……というかドルマゲス、院長に会う許可貰ったということか。団長殿にきちんと許可を貰いに行ったドルマゲスに笑うべきか、あの見るからに妖しい風体のドルマゲスを許可しちゃったマルチェロに笑うべきか。
 そのことについては、上手に邪気を隠していたということですかね。ククールには見抜かれていましたけど。


オディロ「私は 神にすべてを捧げた身。神の御心ならば 私はいつでも死のう。……だが 罪深き子よ。それが 神の御心に反するならば お前が何をしようと 私は死なぬ!」

 ドルマゲスと対峙した時のこの発言。(第三者目線からは)根拠なく「神様が守ってくれる」と言っているようにも聞こえますが、敢えて無理矢理深読みしてみると、この時のオディロは自分の死期をある程度「予感」していた可能性もある?
 エジェウスよりはずっと弱い力なので、ハッキリとした死の状況まではわからなかったとして(でなきゃ原因のドルマゲスを自ら招いたりしない)。昔からそういう自分の能力と付き合ってきたから、この時も「ここで死ななければ死なないし、死ぬ時は死ぬ時だ」と悟った上で堂々と前へ出たということでしょうか。「神の御心ならば私はいつでも死のう」「神の御心に反するならば私は死なぬ」と。

 うーん。自分でここまでのたまいておきながら、強引すぎですね無理ありますね考え過ぎですね(汗)。どちらにしてもあの時のマイエラ兄弟は気が気じゃなかったと思います……。
 ただ、死を予期していようがいまいがオディロ院長にしてみれば、目の前で自分の子同然に育てた兄弟がぶっ飛ばされて、ドルマゲスが明らかに自分の命を狙っているわけですから、自分を守ろうとして他者が犠牲になるよりも、自分の身を差し出してしまった方が良いと考えた……そう捉えた方が自然かもしれません。




【賢者の末裔と封印の関係】

 今回のストーリーで狙われることになった「賢者の末裔」の基準って何なのでしょう……――という、重箱の隅をつつくような疑問がふと浮かびました。

 ほとんどの場合「末裔」は独り者が多かったですが、メディとグラッド母子の場合はメディが、サーベルトとゼシカ兄妹の場合はサーベルトが「末裔」だった。賢者の直系の生存者のうち、年長者が「末裔」ということでしょうか。
 ラプソーンはグラッドに対して「賢者の血は感じるが、弱い」と言っていますね。賢者の血を引く者なら誰でもいいというわけではなく、その時点で「賢者としての能力(=杖の封印の“呪縛”に関わる部分?)」を受け継いでいる者がターゲットとなったのでしょうか。


[カッティードの石碑]
 われらは レティスの知恵を借りて ひと振りの杖を生み出した。それは 邪悪なるたましいを 封印する杖。
 そして ラプソーンとの戦いが 始まり 封印の杖は われらの血の呪縛によって 暗黒神のたましいを 捕らえたのである。

[クーパスの伝承画]
 我らは それぞれの命をカギとして 封印の杖に 暗黒神ラプソーンの魂を 封じ込めることに 成功した。
 我らの一族が あり続ける限り 暗黒神ラプソーンの身体と魂が出会い よみがえることは 決してない。


 他、エジェウスの石碑や、ギャリングのホログラムで「一族の血を絶やすな」と強く言われています。その血統が「封印のカギ」として生き続けるということでしょう。
 単純に「血」という意味では、少なくともカッティードとシャマル・クランバートルの血統はまだ生き残っていることになりますよね(グラッドとゼシカ)。けれど、封印は解けてしまった。


 しかし、ここにはエジェウスすら予知できなかった“イレギュラー”な事態がありました。封印の杖による、賢者の末裔の殺害です。
 ラプソーンが自らの封印を解くために行ったのは、「賢者の血を絶やす」ことというより、杖で「賢者の力を受け継いだ者(末裔)」を殺害することにより、呪縛を解いていったと解釈すればいいのでしょうか。
 マルチェロのことはどこまで操れていたかはわかりませんが、法皇をわざわざ「杖で刺し貫いて殺害」してから崖に落としたあたりを考えると。単に「殺害」が目的なら崖から落とせばいいだけのこと。法皇は表向きは転落死とされていますが、刺し傷があるため一部の者からは疑惑がかけられています。

 「それぞれの命をカギとして」の「命」を「血」と考えて、賢者の血を吸わせることによって、「カギ」を解除していったということでしょうか。
 …………まあ、そんな細かい事までグダグダ考えるプレイヤーはそういないと思います。私くらいのもんだと思います。今さらながら、今回はそんな話ばかりです。(汗)




【二人の賢者とリブルアーチ】

 ただの想像に過ぎませんが、魔法剣士シャマルと大呪術師クーパスは仲良かったりして。
 石像の町・リブルアーチにはシャマル・クランバートルとクーパスが深く関わっていますね。こんな話が聞けます。

*「この町じゃあ 完成した石像は 大呪術師ハワードさまの所に持っていって 呪術で 魂を込めてもらうのよ。
 ……なんのためにって? 知るかよ んなこと。決まりだよ 決まり。昔からの しきたりってやつさ。」


 現在では形式化しているようですが、この町では彫刻家と呪術師の関係が深いようです。
 ゴルドの女神像はシャマルが作った(総指揮を執った)わけですが、もしかしたらクーパスが完成した女神像に呪術で魂を吹き込んだ(この場合は封印に関係する部分か?)のかもしれません。

 もしかしてこの賢者二人が、リブルアーチの(“町”としての)基礎を築いたのでしょうか。だとすると、実は凄い町だったリブルアーチ。
 シャマルの血統自体は、リーザスがアルバート家に嫁いだことにより、現在のクランバートル家からは消滅していますが、クランバートル家はずっとリブルアーチに根付いているようです。(ライドンの家系)
 一方、クーパスは弟子のハワードに呪術の力のすべてを譲り、突然姿を消しました。シャマルはそれをどう思ったのでしょうか。そんなあたりを色々考えると妄想が尽きないので、無意味不毛になる前に止めておきます……。




【聖地ゴルドの女神像の起源】

 以前、「女神像のモデルは神鳥・レティスじゃないか?」という話をチラッとしたりしましたが。
 聖地ゴルドの女神像の起源について、情報まとめてみました。まず真相に近い部分から。

[クーパスの伝承画]
 暗黒神ラプソーンの身体は 世界の中心にある大岩に 封じ込めた。
 人々が いたずらに扱わぬよう 魔法剣士シャマルが 今では その大岩を 像に 生まれ変わらせたと聞く。

*「クランバートル家には 何代かにひとり とんでもない 天才彫刻家が生まれるのじゃ。(中略)伝え聞いた話では クランバートル家の 先祖の中には 聖地ゴルドの女神像作りの 総指揮を執った者も おるそうじゃ。」


 この「女神像作りの総指揮を執った天才彫刻家」こそが、賢者シャマル・クランバートルですね。
 さすがに人々の不安を煽らないよう、女神像の中に暗黒神の身体が封じ込められているということは、隠されてきたのでしょう。


 シャマルがクーパスと同年代の人物ということは、女神像が作られたのは数百年前です。時は流れ、現在ではこのように伝わっています。

[本「女神像の起源」]
“聖地ゴルドの 偉大なる女神像の起源は 伝説の賢者の時代に さかのぼる。これが通説である。
 だが これほど巨大な彫像の建立が 古代の技術で はたして 可能だったのだろうか?
 やはり 教会の教えの通り 神の奇跡 賢者の御業が 岩壁に 女神の姿を あらわしたのか。
 物言わぬ女神の 微笑みは 我々 現代に生きる人間には なにも 教えてはくれない。”

*「聖地ゴルドの起源は はるか昔 神話の時代にまで さかのぼります。この島が ただの荒れ地であった昔に。
 神鳥レティスが そのチカラで 世界を救ったあとのこと…… ひとりの僧が 荒れ地を訪れました。
 岩肌に くっきりと浮かび上がる 女神の姿に 僧は このゴルドを 聖地として 奉ったのです。
 像は はじめからこの姿だったとも 名のある 彫刻家の手によるものとも 伝えられていますが 真相は不明です。」


 間違ってもいないけど、結構曖昧にもなっていますね。教会では「神の奇跡 賢者の御業が 岩壁に 女神の姿を あらわした」と教えられている。
 数百年も前の話(DQ8世界における「神話の時代」)ですから、仕方ないとはいえ……もしかして、女神像が作られたのと、現在の女神信仰が始まったのは、そこそこスパンがあったということでしょうか?
 「ひとりの僧」というのが何者か気になります。この人が「教会」の開祖でしょうか。「ひとりの僧」自体にあまり意味はないかもしれませんが……レグニストかエジェウスの子孫だったりして。特に根拠はありません。


 そして、女神像については、リブルアーチ(ライドンの息子の妻)からこんな伝承も聞けます。

*「クランバートル家には こんな伝承が 残っています。聖地ゴルドの女神像を作った シャマルという名前の先祖は…… その目で 実際に女神を見て その姿をモチーフに あの女神像を 作ったのだそうです。
 その女神は自由に空を舞い 人々に 勇気を与えた存在だったと聞きます。いったい どんな女神だったのでしょうね。」


 これを素直に受け取りますと、「自由に空を舞い 人々に 勇気を与えた存在」=レティスと捉えられます。レティスと共に戦ったシャマルが、レティスをモチーフにして女神像を作った。
 神鳥のたましいから「お母さん」と呼ばれていたあたり、レティスは雌のようです。3DS版では女性声。(ちなみに神鳥のたましい=レティスの子は一人称が「ボク」なので雄か……?)

*「法皇様は 神鳥レティスに あやかってだか 知らないが 鳥たちを かわいがってるそうだ。」

*「鳥は 神の使い。小鳥たちをいじめると 神鳥レティスの罰が当たりますよ!
 なにしろ 神鳥レティスは 大昔に 暗黒神ラプソーンから 世界を救った えらーい鳥ですから。」


 女神=神鳥レティス(がモチーフ)という認識があるかどうかはわかりませんが、「教会」の信仰の中には神鳥の伝説もセットになっているのでしょうか。
 「神鳥レティスは 大昔に 暗黒神ラプソーンから 世界を救った」というところまでは伝わっているようですが、それと賢者との関係についてはあまり知られていないようです。




【忘れ去られた歴史】

 現在の人々にとって「賢者」の存在ってどういう認識なんでしょう。女神像を作ったシャマルはまだ名前が残っている方で、他の方はあまりその功績は伝わっていないように思われるのですが。
 賢者たちは、暗黒神の魂の封印に当たって「自分たちの血脈は残さなければならないけど、同時に血を引く者の命を守らなければならない」から、余生はあまり目立たずひっそりと暮らした人が多いのでしょうか。クーパスは「自分の呪術の力がその存在を知らせてしまう」と呪術の力を弟子(ハワード)に譲り、三角谷に身を隠した。

 隠そうとしたことで、現在まで伝わらなかった部分・忘れ去られてしまった部分もあり、そのことが暗黒神による「賢者の末裔殺害」を防ぎきれなかった(間に合わなかった)要因の一つにもなっているあたりが、皮肉といいますか切ないといいますか……。
 それを危惧して、カッティードは石碑を残して、子子孫孫にまで伝説を伝えるよう尽力したのか。そのあたりは、大学者らしい。
 人跡未踏の森に身を隠したクーパスも、伝承画を残しています。チェルスも、本来なら旅を終えた後、自分が賢者の末裔であることを知らされる予定でした。(これって代々伝わる風習なんでしょうか。「可愛い子には旅をさせよ」みたいな)

 こんなふうに、末裔本人が自分たちがどういう存在かハッキリとわかっていなかったパターンも多い。
 ストーリー上どうしようもないとはいえ、チェルスやメディばあさんくらいはどうにか守れなかったんだろうかと思えて仕方ないです……。

 現在のアルバート家も伝わっているのは「賢者の血を引く」というくらいまで。暗黒神との戦いや血脈を残さねばならないという言い教えは、少なくともクランバートル家から嫁いできたリーザス(ゼシカの曾祖母のさらに曾祖母)のあたりまでは伝わっていたようですが。
 ギャリング家は例のホログラムが肝心な所ノイズかかって聴こえないため、(カジノのオーナーだった)ギャリング氏は、自分が賢者の血を引いているという認識もなかったのかも。カジノ建てる時に、あの賢者像を壊そうとしたという。

 マスター・ライラスは微妙なところです。ドルマゲス追加シナリオで、杖に関する本を持っていた&ドルマゲスが持っていた杖に反応したあたり、実は相当確信に近いところを知っていた?(よりにもよってその人物が一番最初に殺されてしまった、というのもまた皮肉ですが……)




【マスター・コゾと封印の杖】

 エジェウスの碑石に「杖の封印をゆだねた城より~」という文面があったところからして、当時(数百年前)からトロデーン城は存在していた模様。
 マスター・コゾはトロデーンの宮廷魔法使いだったりして。その縁で、封印の杖をトロデーン王家に委ねたのでしょうか。
 あの杖を封印していた結界って、賢者独特のものでしょうか。対暗黒神用の。メディばあさんや、ハワード(クーパスの弟子の子孫)も使っていましたね。

 現在では、杖の由来はトロデーン王家には伝わっていないようです。トロデ王は暗黒神のことも知りませんでした。(あれだけガッチリ封印されていたから、何かヤバい物であるということはわかっていたと思いますが)
 結構重要なことなのに、なぜ伝わっていないのでしょう。少なくとも、当時のトロデーンの王くらいは事情を教えられたと思いますが、後世に余計な不安を残さないため&賢者の血と同じで悪しき者に知られないため、それ以降は秘匿とされてきたのでしょうか。これも長い歴史の中のどこかで失われてしまったか……。

 トロデーン城との関係はともかく、マスター・コゾは杖の見張り役として、その地に腰を下ろしたのかもしれません。そして、現在のマスター・ライラスまで受け継がれる。




【大呪術師とその弟子】

 ダラダラと長くなってきたので、いい加減これで最後にします(汗)。最後に、大呪術師クーパスと弟子のハワード、それからその子孫のこと。
 同名でややこしいので、ここではクーパスの弟子を「弟子・ハワード」、現在のハワードを「ハワード氏」と表記します。

 ハワード邸の隠し部屋の本『ハワード一族の歴史』によると、クーパスはいずれ蘇る「魔の存在」に自分の一族が賢者であることを悟られぬよう、弟子・ハワードに呪術の力をすべて譲り渡し、姿を消したとのこと。
 大呪術師クーパスはいずれ暗黒神が蘇ることを予知したのか、それともエジェウスから聞いたのでしょうか。何らかの形で知ったのでしょう。クーパスはそれがきっかけで身を隠すことを決意した模様。(その旅の途中で傷ついたエルフとギガンテスを助け、人跡未踏の森に移り住む)


[ハワード一族の歴史 上巻]
 呪術のチカラを失った 師クーパスは 最後の言葉もなく 突然に 私の前から姿を消してしまった。
 私は 必死で その行方を探したが 師クーパスの行方は とうとう わからずじまいだった……。


 弟子・ハワードの困惑と哀しみが伺えます。
 一応、呪術の力を譲り渡された理由自体は聞いていますが、その上で敬愛する師に「最後の言葉もなく 突然に」姿を消されたのだから、ショックでしょうね……。「一切何も知らされず」ではなく、理由がわかるからこそ、余計に無念な部分があるのかもしれません。
 そこで、弟子・ハワードは譲り受けた強大な呪術の力を以て、自らの一族に因縁の呪をかけます。

[ハワード一族の歴史 下巻]
 この 因縁の呪があれば どれほど時が流れ どれほど 人の記憶が薄れゆこうとも…… 魔のチカラ 真に迫りし時には 師クーパスの末裔と わがハワード一族の末裔は 必ず導かれ 出会うだろう。
 そして わが一族の末裔が 命を賭して 師クーパスの末裔を お守りすることを ただ ひたすらに願うばかりである……。


 この呪は強力で、実際に数百年の後に、互いの末裔は出会うこととなります。
 もちろん、「暗黒神の脅威から賢者の子孫であり師であるクーパスの子孫を守る」という使命感もあったのでしょうが、せめて未来で、自分たちの子孫が再び巡り会い、敬愛する師のお役に立てたら……という願いも込められていたのかもしれません。
 本当にクーパスに会いたかったのは弟子・ハワード本人だったろうに。譲り受けた呪術の力で見つけ出すことも不可能ではなかったかもしれないのに。それでも自ら姿を消した師クーパスの気持ちを汲んで、そうしなかった。因縁の呪に「魔のチカラ 真に迫りし時」という条件をつけたのが、何かこう、何と言ったらいいか(語彙の無さェ…)苦渋の決断、のようなものを感じます。

 ちょっと師弟の絆浪漫に妄想突っ走り過ぎてます夢見過ぎています。すみません。いつもの私です。気にしないでください。(汗)


 それだけに、因縁の呪の導きで出会った末裔たちの結末がやりきれないです。そういうふうに思わせるストーリーとして描かれたので、そう思うわけですが……。

 意味を持たせてそうなっているのかは不明ですが、この時にクーパスの末裔の命を狙ったのが、シャマルの末裔だったというのもまた……何とも(暗黒神に操られていた&実際に殺害したのはレオパルドだったとはいえ)。シャマル・クランバートルが住んでいたリブルアーチという町での、子孫たちの出会い。運命的とも言えますか。
 ――あれ? そう考えると、なんだかゼシカの方が主人公(というか勇者)っぽくないですか? 「かつて魔王と戦った者の子孫」って超定番じゃないか。(主人公もそうと言えばそうなんですけど、いかんせん歴史の陰に埋もれすぎてて目立たない……本人無自覚だし)

 リブルアーチからリーザスの塔へ導かれていく流れが、賢者の足跡を追うようで好きなんですが(←状況的には浪漫を感じている場合ではないぞプレイヤーよ)、ライドンの塔はアレ……完っっっ全に登り損ですよね。
 いっそ息子にもクラン・スピネルのこと伝えておいてくれれば、あんな苦労せずに済んだのでは、と思わずにいられない(汗)。主人公たちは何も知らないから仕方ないとはいえ……この無駄足感、ある意味でとてもRPGらしいっちゃRPGらしい仕様ですね(笑)。


 長い長い時の中で、己の強大な呪術の力に驕ったハワード一族は、いつしか弟子・ハワードの思いや因縁の呪を忘れてしまいました。ハワード氏も『ハワード一族の歴史』の記述を知らなかったわけではないと思いますが、「所詮は遠い昔の言い伝え」程度にしか思わなかったのでしょう。
 「因縁の呪」を認知したと同時に、チェルスの死……。これがきっかけで虚勢とか驕りとか、ハワード氏の中の色々なモノが崩れ去った。

 ニノやマルチェロにしてもそうですが、高慢、歪み、驕溢していた者が力のより所を失って叩き落とされる人がわりといますねDQ8……。改心のチャンスが与えられるだけ、まだいい方だったとは言えますが。(本当、ククールがマルチェロを助けてくれてよかった……)
 せっかくならチャゴス王子にもそういうイベントがあったら面白かったのになぁ――と、あのエンディングがそれですか。(あの後どうなったんだろうサザンビーク国……)




 以上です。
 ダラダラ書き連ねた割には、ほとんどゲームで示されていることのまとめに過ぎないので、考察のような、中身のある話ではなくてすみません。しかもその上で、浪漫滾ったあまり一部(どころか)余計な妄想にまで突っ走ってる部分ありますが。(汗)
 冒頭に述べましたが、ヲタクの戯言なので、公式様とは一切関係ございません。どうぞご安心ください。皆様は皆様のイメージをどうか大切にしてくださいませ。
 賢者の浪漫(と最早言えるブツなのかわかりませんが)を語るだけ語ったら気が済んだので、これで心置きなく3DS版のラストスパートに入れます。その結果勘違いとか、追加シナリオなんかで何かしらの変更があった場合は、またどこかで訂正します。
 どれだけの方がこんなところまで読んでくださったかはわかりませんが、この鬱陶しいミーハー語りを生暖かい目で眺めつつ、ご意見等ありましたら色々と情報提供くださると喜ぶと思います。そもそもこういうのは3DS版もちゃんとクリアしてから書くべきじゃ……とまず自分に自分でツッコんでおきます。
 長い長い長い長い語りにここまでお付き合いくださって、まことにありがとうございました。




【蛇足】
……考え直した今だからコッソリ言えるんですが、PS2版プレイ当時、弟子・ハワードの感情をもっと暗めに捉えていたこともありました。ドルマゲス追加シナリオを見てふと思い出したことです。もちろん師への愛ゆえなんですが、愛ゆえに……何も言わず去ってしまったクーパスへの哀しみから、どこか愛憎的なものもあったんじゃないか。ちょっとだけ負の感情も混じっていたんじゃないかという……。「因縁の呪」までかけるなんて並々ならぬものですし。それだけ思いが強かったということで、悪い意味ではないんですけど。僅かな擦れ違いです。多分、そう思ったのはハワード氏のチェルスに対する仕打ちがあまりにも強烈だったからで(PS2版)。その上でハワード氏がチェルスに対して「何故かイライラして、いじめたくなる」という発言をしていましたが、弟子・ハワードがクーパスへ抱いた僅かな負の感情が、無意識下の因縁の呪と一緒に吹き出したからではないかと(もちろん、要因の大半はハワード氏の高慢さによるものだと思ってましたが)。――――そんなことを思っていた時代が、私にも、ありました(滝汗)。今となっては、暗すぎること過ぎらせて、弟子・ハワードと堀井さんに土下座。ハワード氏のチェルスへのイライラは、忘れ去られてしまった「因縁の呪」による違和感からだったのかな、と解釈しています。大体、ゲームでは顔も人物像もハッキリとわからないような方々に対して、失礼な憶測立てて本当にすみませんでした。(←そして、コレ、わざわざ書く必要あったのか……?)
PR


追記を閉じる▲




 かつて暗黒神と戦った賢者と、その関係人物や歴史について、ゲーム内に散らばった情報をかき集めつつ、色々と思ったことを書き連ねています。
 思いついたことをダラダラ書いているので、あまり賢者とは関係ないところにも寄り道しまくっています。以下、おしながき。

七賢者とその末裔について/レグニストと神鳥レティス/法皇候補の条件/エジェウスとオディロ/賢者の末裔と封印の関係/二人の賢者とリブルアーチ/聖地ゴルドの女神像の起源/忘れ去られた歴史/マスター・コゾと封印の杖/大呪術師とその弟子

 一見、考察っぽく書いていますが、中身は単なるヲタクの萌え語りに過ぎません。公式様とは一切関係ございません。
 そんな延々と不毛な文章でもよろしければ(汗)、どうぞ。世界観考察なんかの参考にはならないと思いますが、何かの暇つぶしにでもなれば幸いです。↓




【七賢者とその末裔について まとめ】


[クーパスの伝承画]

 七賢者のひとりは 神の子エジェウス。わずか6歳にして奇跡の預言者であり 暗黒神の存在に 最初に気づいた方である。
 また ひとりは 天界を見てきた男 レグニスト。誰よりも神を知る存在であり 神鳥を レティスと名づけたのも彼である。
 また ひとりは 大学者カッティード。その知識は 比類する者なく 世界のすべてを熟知すると言われていた。
 また ひとりは 無敵の男ギャリング。たったひとりで 騎馬隊50人に勝利した おそるべき技と強運の持ち主である。
 また ひとりは 魔法剣士シャマル。高名な剣と魔法の使い手でありながら 同時に 天才的な彫刻家でもあった。
 また ひとりは 魔法使いマスター・コゾ。この広い世界において 彼にしか使えない 呪文は 片手では足りぬほどである。
 そして 最後のひとりは かつては呪術の使い手であった 私 クーパスである。



[エジェウスの碑石]

 無敵の男ギャリングの末裔は 血のつながらぬ ふたりの子供とともに 人々の歓喜の声に 包まれている。
 魔法使いマスター・コゾの末裔は 杖の封印をゆだねた城より ほど近い町にて その時代も 魔法を教える師であろう。
 大呪術師クーパスの末裔は その呪術のチカラを 自ら捨て去り 森深くにて 魔物たちと暮らしている。
 魔法剣士シャマルの末裔は 血脈こそ 他の家系に渡ったが 土地の名士として 慕われる存在にある。
 大学者カッティードの末裔は 雪深き地にて 神鳥の伝承を 未来に伝えるべく 愚直に生きている。
 そして 天界を見てきた男 レグニストの末裔は その時代 信仰を重んじる人々の 頂点にあるだろう。
 最後に…… 私自身の末裔は 多くの修道士を束ねる存在にあり 心は満ち足りた日々を 送っている。



 レティスに導かれた七人の賢者。どんなやりとりのパーティーだったのか私の個人的興味が尽きません。外伝小説か何かで出てくれないかなぁ。最年少エジェウスはなんと6歳。でも賢者を代表して話しかけてきたあたり、何気にリーダー格だったりして。恐るべき6歳児。




【レグニストと神鳥レティス】

[カッティードの石碑]
 神鳥レティスは 無数の世界を旅するもの。
 世界の調和を乱さんとする 暗黒神の脅威を伝えるため レティスは この世界へと現れた。


 神鳥は異なる世界(次元)を渡ることができ、その次元を脅かすほどの危機(DQ8ストーリーで言えば暗黒神ラプソーンが、本来は分かたれているべき光の世界と闇の世界を融合させようとした)が訪れた時、それを伝え・阻止するために協力するそうです。

レティス「私は神ではありません。レティスという名前も あなたたち人間がそう名づけただけのものです。私が生まれた世界では ちがう名で呼ばれていました。そう あの世界では たしか……ラーミアと。」

 レティスが生まれた「あの世界」とはDQ3世界のこと?
 共通する決まった名前を持たないのは、その世界で「名を与えられる」ことにより、その世界で存在し、力を発揮できる「呪」となるからでしょうか。レグニストが「レティス」と名付けたことにより、DQ8世界では神鳥となった。(後述でも触れますが、「教会」の信仰対象である女神のモデルがレティスという可能性も)
 個人的な印象ですが、レティスについては、なんとなく手塚先生の『火の鳥』を思い出しました。DQ3では「不死鳥」らしいです。

 レグニストについては「誰よりも神を知る存在」という曖昧(?)な言い回しになっているので、他の賢者に比べて具体的な能力のほどがわかりません。
 このあたりは別にハッキリとさせなくてもいいところでしょうが。もしかして、DQ8世界における「教会」の開祖だったりするのでしょうか。




【法皇候補の条件】

 レグニストが「教会」の開祖であろうとなかろうと、法皇の位に賢者の血の有無は関係ないようです。
 マルチェロが(かなり強引かつ一時的だったとは言え)その地位に上りつめたわけですし、その後はニノ大司教が法皇となっています。

ククール「昔 オディロ院長が言ってた。あの人 法皇候補だったらしいからな。上の 法皇の館にも出入りしてたんだろ。」

 かつて、法皇候補だったオディロ院長は賢者・エジェウスの血を引くといっても、貧しい粉屋の生まれです。
 法皇候補に選ばれるのに、(優秀な聖職者であることが条件&何かしらの推薦が必要だとしても)本人の血筋とか身分は関係ないということでしょうか。

*「マイエラ修道院の オディロ院長は 法皇様の ご学友だったとか。次代の法皇様を 決めるという時 オディロ院長はその器ではないと 自ら 辞退したそうです。」

マルチェロ「身分いやしき者は 法皇にふさわしくない。教会の誰もが そう言った。良家に生まれた 無能な僧どもにしか 法皇の冠は 与えられぬのだ と。」


 法的には家柄や身分は問わないとなっていても、現在の「教会」では身分・家柄を重要視する意識が根強い模様。
 だからオディロ院長も法皇を辞退したんでしょうね。この方の性格上、信頼できる親友(現法皇)も候補だった以上、無理に慣習に波風立ててまで法皇の座を得ようとする必要はないと思った。なので、友に任せて自分はマイエラ修道院の院長を務めることに。


 サヴェッラあたり(高位の聖職者の間?)ではオディロ院長が「賢者の血を引く」ということは知られている模様。チェルスとは違って、本人も自分の血筋について認知しているのだと思われます。
 そのことを示唆するようにマイエラ修道院にはオディロ院長が書いた賢者(のローブ)についての本があったりしますが、ククールは聞かされていなかったらしい。
 わざわざ言いふらす必要がないから言わなかっただけでしょうし、賢者の血の重要性(暗黒神の封印との関係)については本人も知らなかった可能性が高い。神鳥と暗黒神ラプソーンとの戦いの伝説自体は、教会にも伝わっているようですが。(一部の聖職者や学者が語る)

 ところで、どこかで法皇が「自分よりもオディロの方が法皇にふさわしかった」と言っていたような気もしましたが、ソースが不明。それもPS2版に集めたメモを利用しているので、もしや3DS版の追加台詞だったり?
 ……妄想行き過ぎたあまりの気のせいか。幻聴か。そんな可能性が高い気がします(汗)。3DS版のイベント、メモっておくべきでした。orz




【エジェウスとオディロ】

 マスター・ライラス、アルバート兄妹やベルガラックのギャリング氏など、賢者の末裔にはその能力がある程度受け継がれている模様。
 特に根拠のある話ではないですが、もしかしたらオディロ院長にも、多少の予知能力はあったのかも? 数百年先を見通すエジェウスほど強いものでないにしても、「予感」レベルくらいに。……根拠はないです。ハイ。(汗)

*「オディロ院長様は お優しいお方だ。会いたいと望む者には 誰彼かまわず お会いになってしまうだろう。(中略)ここを通ることができるのは あくまで マルチェロ団長の許可を得た者だけだ!」

 これ聞く限りは、優しくてお笑い好きでのほほんとしているがゆえに、予知能力どころか危機意識が薄いようにも取れますが。
 私も最初は100%そうだと思っていましたし、ストーリー的にはそう取られても間違いではない流れですし(あっさりドルマゲス招いちゃったり、あの場面ではどう考えても不審者でしかない主人公たちを「賊ではない」と言い切っちゃったあたり)。マルチェロも許可制にしたのは、部外者に対する意地悪じゃなくて、よっぽど院長を心配してのことだと思います。

 ……というかドルマゲス、院長に会う許可貰ったということか。団長殿にきちんと許可を貰いに行ったドルマゲスに笑うべきか、あの見るからに妖しい風体のドルマゲスを許可しちゃったマルチェロに笑うべきか。
 そのことについては、上手に邪気を隠していたということですかね。ククールには見抜かれていましたけど。


オディロ「私は 神にすべてを捧げた身。神の御心ならば 私はいつでも死のう。……だが 罪深き子よ。それが 神の御心に反するならば お前が何をしようと 私は死なぬ!」

 ドルマゲスと対峙した時のこの発言。(第三者目線からは)根拠なく「神様が守ってくれる」と言っているようにも聞こえますが、敢えて無理矢理深読みしてみると、この時のオディロは自分の死期をある程度「予感」していた可能性もある?
 エジェウスよりはずっと弱い力なので、ハッキリとした死の状況まではわからなかったとして(でなきゃ原因のドルマゲスを自ら招いたりしない)。昔からそういう自分の能力と付き合ってきたから、この時も「ここで死ななければ死なないし、死ぬ時は死ぬ時だ」と悟った上で堂々と前へ出たということでしょうか。「神の御心ならば私はいつでも死のう」「神の御心に反するならば私は死なぬ」と。

 うーん。自分でここまでのたまいておきながら、強引すぎですね無理ありますね考え過ぎですね(汗)。どちらにしてもあの時のマイエラ兄弟は気が気じゃなかったと思います……。
 ただ、死を予期していようがいまいがオディロ院長にしてみれば、目の前で自分の子同然に育てた兄弟がぶっ飛ばされて、ドルマゲスが明らかに自分の命を狙っているわけですから、自分を守ろうとして他者が犠牲になるよりも、自分の身を差し出してしまった方が良いと考えた……そう捉えた方が自然かもしれません。




【賢者の末裔と封印の関係】

 今回のストーリーで狙われることになった「賢者の末裔」の基準って何なのでしょう……――という、重箱の隅をつつくような疑問がふと浮かびました。

 ほとんどの場合「末裔」は独り者が多かったですが、メディとグラッド母子の場合はメディが、サーベルトとゼシカ兄妹の場合はサーベルトが「末裔」だった。賢者の直系の生存者のうち、年長者が「末裔」ということでしょうか。
 ラプソーンはグラッドに対して「賢者の血は感じるが、弱い」と言っていますね。賢者の血を引く者なら誰でもいいというわけではなく、その時点で「賢者としての能力(=杖の封印の“呪縛”に関わる部分?)」を受け継いでいる者がターゲットとなったのでしょうか。


[カッティードの石碑]
 われらは レティスの知恵を借りて ひと振りの杖を生み出した。それは 邪悪なるたましいを 封印する杖。
 そして ラプソーンとの戦いが 始まり 封印の杖は われらの血の呪縛によって 暗黒神のたましいを 捕らえたのである。

[クーパスの伝承画]
 我らは それぞれの命をカギとして 封印の杖に 暗黒神ラプソーンの魂を 封じ込めることに 成功した。
 我らの一族が あり続ける限り 暗黒神ラプソーンの身体と魂が出会い よみがえることは 決してない。


 他、エジェウスの石碑や、ギャリングのホログラムで「一族の血を絶やすな」と強く言われています。その血統が「封印のカギ」として生き続けるということでしょう。
 単純に「血」という意味では、少なくともカッティードとシャマル・クランバートルの血統はまだ生き残っていることになりますよね(グラッドとゼシカ)。けれど、封印は解けてしまった。


 しかし、ここにはエジェウスすら予知できなかった“イレギュラー”な事態がありました。封印の杖による、賢者の末裔の殺害です。
 ラプソーンが自らの封印を解くために行ったのは、「賢者の血を絶やす」ことというより、杖で「賢者の力を受け継いだ者(末裔)」を殺害することにより、呪縛を解いていったと解釈すればいいのでしょうか。
 マルチェロのことはどこまで操れていたかはわかりませんが、法皇をわざわざ「杖で刺し貫いて殺害」してから崖に落としたあたりを考えると。単に「殺害」が目的なら崖から落とせばいいだけのこと。法皇は表向きは転落死とされていますが、刺し傷があるため一部の者からは疑惑がかけられています。

 「それぞれの命をカギとして」の「命」を「血」と考えて、賢者の血を吸わせることによって、「カギ」を解除していったということでしょうか。
 …………まあ、そんな細かい事までグダグダ考えるプレイヤーはそういないと思います。私くらいのもんだと思います。今さらながら、今回はそんな話ばかりです。(汗)




【二人の賢者とリブルアーチ】

 ただの想像に過ぎませんが、魔法剣士シャマルと大呪術師クーパスは仲良かったりして。
 石像の町・リブルアーチにはシャマル・クランバートルとクーパスが深く関わっていますね。こんな話が聞けます。

*「この町じゃあ 完成した石像は 大呪術師ハワードさまの所に持っていって 呪術で 魂を込めてもらうのよ。
 ……なんのためにって? 知るかよ んなこと。決まりだよ 決まり。昔からの しきたりってやつさ。」


 現在では形式化しているようですが、この町では彫刻家と呪術師の関係が深いようです。
 ゴルドの女神像はシャマルが作った(総指揮を執った)わけですが、もしかしたらクーパスが完成した女神像に呪術で魂を吹き込んだ(この場合は封印に関係する部分か?)のかもしれません。

 もしかしてこの賢者二人が、リブルアーチの(“町”としての)基礎を築いたのでしょうか。だとすると、実は凄い町だったリブルアーチ。
 シャマルの血統自体は、リーザスがアルバート家に嫁いだことにより、現在のクランバートル家からは消滅していますが、クランバートル家はずっとリブルアーチに根付いているようです。(ライドンの家系)
 一方、クーパスは弟子のハワードに呪術の力のすべてを譲り、突然姿を消しました。シャマルはそれをどう思ったのでしょうか。そんなあたりを色々考えると妄想が尽きないので、無意味不毛になる前に止めておきます……。




【聖地ゴルドの女神像の起源】

 以前、「女神像のモデルは神鳥・レティスじゃないか?」という話をチラッとしたりしましたが。
 聖地ゴルドの女神像の起源について、情報まとめてみました。まず真相に近い部分から。

[クーパスの伝承画]
 暗黒神ラプソーンの身体は 世界の中心にある大岩に 封じ込めた。
 人々が いたずらに扱わぬよう 魔法剣士シャマルが 今では その大岩を 像に 生まれ変わらせたと聞く。

*「クランバートル家には 何代かにひとり とんでもない 天才彫刻家が生まれるのじゃ。(中略)伝え聞いた話では クランバートル家の 先祖の中には 聖地ゴルドの女神像作りの 総指揮を執った者も おるそうじゃ。」


 この「女神像作りの総指揮を執った天才彫刻家」こそが、賢者シャマル・クランバートルですね。
 さすがに人々の不安を煽らないよう、女神像の中に暗黒神の身体が封じ込められているということは、隠されてきたのでしょう。


 シャマルがクーパスと同年代の人物ということは、女神像が作られたのは数百年前です。時は流れ、現在ではこのように伝わっています。

[本「女神像の起源」]
“聖地ゴルドの 偉大なる女神像の起源は 伝説の賢者の時代に さかのぼる。これが通説である。
 だが これほど巨大な彫像の建立が 古代の技術で はたして 可能だったのだろうか?
 やはり 教会の教えの通り 神の奇跡 賢者の御業が 岩壁に 女神の姿を あらわしたのか。
 物言わぬ女神の 微笑みは 我々 現代に生きる人間には なにも 教えてはくれない。”

*「聖地ゴルドの起源は はるか昔 神話の時代にまで さかのぼります。この島が ただの荒れ地であった昔に。
 神鳥レティスが そのチカラで 世界を救ったあとのこと…… ひとりの僧が 荒れ地を訪れました。
 岩肌に くっきりと浮かび上がる 女神の姿に 僧は このゴルドを 聖地として 奉ったのです。
 像は はじめからこの姿だったとも 名のある 彫刻家の手によるものとも 伝えられていますが 真相は不明です。」


 間違ってもいないけど、結構曖昧にもなっていますね。教会では「神の奇跡 賢者の御業が 岩壁に 女神の姿を あらわした」と教えられている。
 数百年も前の話(DQ8世界における「神話の時代」)ですから、仕方ないとはいえ……もしかして、女神像が作られたのと、現在の女神信仰が始まったのは、そこそこスパンがあったということでしょうか?
 「ひとりの僧」というのが何者か気になります。この人が「教会」の開祖でしょうか。「ひとりの僧」自体にあまり意味はないかもしれませんが……レグニストかエジェウスの子孫だったりして。特に根拠はありません。


 そして、女神像については、リブルアーチ(ライドンの息子の妻)からこんな伝承も聞けます。

*「クランバートル家には こんな伝承が 残っています。聖地ゴルドの女神像を作った シャマルという名前の先祖は…… その目で 実際に女神を見て その姿をモチーフに あの女神像を 作ったのだそうです。
 その女神は自由に空を舞い 人々に 勇気を与えた存在だったと聞きます。いったい どんな女神だったのでしょうね。」


 これを素直に受け取りますと、「自由に空を舞い 人々に 勇気を与えた存在」=レティスと捉えられます。レティスと共に戦ったシャマルが、レティスをモチーフにして女神像を作った。
 神鳥のたましいから「お母さん」と呼ばれていたあたり、レティスは雌のようです。3DS版では女性声。(ちなみに神鳥のたましい=レティスの子は一人称が「ボク」なので雄か……?)

*「法皇様は 神鳥レティスに あやかってだか 知らないが 鳥たちを かわいがってるそうだ。」

*「鳥は 神の使い。小鳥たちをいじめると 神鳥レティスの罰が当たりますよ!
 なにしろ 神鳥レティスは 大昔に 暗黒神ラプソーンから 世界を救った えらーい鳥ですから。」


 女神=神鳥レティス(がモチーフ)という認識があるかどうかはわかりませんが、「教会」の信仰の中には神鳥の伝説もセットになっているのでしょうか。
 「神鳥レティスは 大昔に 暗黒神ラプソーンから 世界を救った」というところまでは伝わっているようですが、それと賢者との関係についてはあまり知られていないようです。




【忘れ去られた歴史】

 現在の人々にとって「賢者」の存在ってどういう認識なんでしょう。女神像を作ったシャマルはまだ名前が残っている方で、他の方はあまりその功績は伝わっていないように思われるのですが。
 賢者たちは、暗黒神の魂の封印に当たって「自分たちの血脈は残さなければならないけど、同時に血を引く者の命を守らなければならない」から、余生はあまり目立たずひっそりと暮らした人が多いのでしょうか。クーパスは「自分の呪術の力がその存在を知らせてしまう」と呪術の力を弟子(ハワード)に譲り、三角谷に身を隠した。

 隠そうとしたことで、現在まで伝わらなかった部分・忘れ去られてしまった部分もあり、そのことが暗黒神による「賢者の末裔殺害」を防ぎきれなかった(間に合わなかった)要因の一つにもなっているあたりが、皮肉といいますか切ないといいますか……。
 それを危惧して、カッティードは石碑を残して、子子孫孫にまで伝説を伝えるよう尽力したのか。そのあたりは、大学者らしい。
 人跡未踏の森に身を隠したクーパスも、伝承画を残しています。チェルスも、本来なら旅を終えた後、自分が賢者の末裔であることを知らされる予定でした。(これって代々伝わる風習なんでしょうか。「可愛い子には旅をさせよ」みたいな)

 こんなふうに、末裔本人が自分たちがどういう存在かハッキリとわかっていなかったパターンも多い。
 ストーリー上どうしようもないとはいえ、チェルスやメディばあさんくらいはどうにか守れなかったんだろうかと思えて仕方ないです……。

 現在のアルバート家も伝わっているのは「賢者の血を引く」というくらいまで。暗黒神との戦いや血脈を残さねばならないという言い教えは、少なくともクランバートル家から嫁いできたリーザス(ゼシカの曾祖母のさらに曾祖母)のあたりまでは伝わっていたようですが。
 ギャリング家は例のホログラムが肝心な所ノイズかかって聴こえないため、(カジノのオーナーだった)ギャリング氏は、自分が賢者の血を引いているという認識もなかったのかも。カジノ建てる時に、あの賢者像を壊そうとしたという。

 マスター・ライラスは微妙なところです。ドルマゲス追加シナリオで、杖に関する本を持っていた&ドルマゲスが持っていた杖に反応したあたり、実は相当確信に近いところを知っていた?(よりにもよってその人物が一番最初に殺されてしまった、というのもまた皮肉ですが……)




【マスター・コゾと封印の杖】

 エジェウスの碑石に「杖の封印をゆだねた城より~」という文面があったところからして、当時(数百年前)からトロデーン城は存在していた模様。
 マスター・コゾはトロデーンの宮廷魔法使いだったりして。その縁で、封印の杖をトロデーン王家に委ねたのでしょうか。
 あの杖を封印していた結界って、賢者独特のものでしょうか。対暗黒神用の。メディばあさんや、ハワード(クーパスの弟子の子孫)も使っていましたね。

 現在では、杖の由来はトロデーン王家には伝わっていないようです。トロデ王は暗黒神のことも知りませんでした。(あれだけガッチリ封印されていたから、何かヤバい物であるということはわかっていたと思いますが)
 結構重要なことなのに、なぜ伝わっていないのでしょう。少なくとも、当時のトロデーンの王くらいは事情を教えられたと思いますが、後世に余計な不安を残さないため&賢者の血と同じで悪しき者に知られないため、それ以降は秘匿とされてきたのでしょうか。これも長い歴史の中のどこかで失われてしまったか……。

 トロデーン城との関係はともかく、マスター・コゾは杖の見張り役として、その地に腰を下ろしたのかもしれません。そして、現在のマスター・ライラスまで受け継がれる。




【大呪術師とその弟子】

 ダラダラと長くなってきたので、いい加減これで最後にします(汗)。最後に、大呪術師クーパスと弟子のハワード、それからその子孫のこと。
 同名でややこしいので、ここではクーパスの弟子を「弟子・ハワード」、現在のハワードを「ハワード氏」と表記します。

 ハワード邸の隠し部屋の本『ハワード一族の歴史』によると、クーパスはいずれ蘇る「魔の存在」に自分の一族が賢者であることを悟られぬよう、弟子・ハワードに呪術の力をすべて譲り渡し、姿を消したとのこと。
 大呪術師クーパスはいずれ暗黒神が蘇ることを予知したのか、それともエジェウスから聞いたのでしょうか。何らかの形で知ったのでしょう。クーパスはそれがきっかけで身を隠すことを決意した模様。(その旅の途中で傷ついたエルフとギガンテスを助け、人跡未踏の森に移り住む)


[ハワード一族の歴史 上巻]
 呪術のチカラを失った 師クーパスは 最後の言葉もなく 突然に 私の前から姿を消してしまった。
 私は 必死で その行方を探したが 師クーパスの行方は とうとう わからずじまいだった……。


 弟子・ハワードの困惑と哀しみが伺えます。
 一応、呪術の力を譲り渡された理由自体は聞いていますが、その上で敬愛する師に「最後の言葉もなく 突然に」姿を消されたのだから、ショックでしょうね……。「一切何も知らされず」ではなく、理由がわかるからこそ、余計に無念な部分があるのかもしれません。
 そこで、弟子・ハワードは譲り受けた強大な呪術の力を以て、自らの一族に因縁の呪をかけます。

[ハワード一族の歴史 下巻]
 この 因縁の呪があれば どれほど時が流れ どれほど 人の記憶が薄れゆこうとも…… 魔のチカラ 真に迫りし時には 師クーパスの末裔と わがハワード一族の末裔は 必ず導かれ 出会うだろう。
 そして わが一族の末裔が 命を賭して 師クーパスの末裔を お守りすることを ただ ひたすらに願うばかりである……。


 この呪は強力で、実際に数百年の後に、互いの末裔は出会うこととなります。
 もちろん、「暗黒神の脅威から賢者の子孫であり師であるクーパスの子孫を守る」という使命感もあったのでしょうが、せめて未来で、自分たちの子孫が再び巡り会い、敬愛する師のお役に立てたら……という願いも込められていたのかもしれません。
 本当にクーパスに会いたかったのは弟子・ハワード本人だったろうに。譲り受けた呪術の力で見つけ出すことも不可能ではなかったかもしれないのに。それでも自ら姿を消した師クーパスの気持ちを汲んで、そうしなかった。因縁の呪に「魔のチカラ 真に迫りし時」という条件をつけたのが、何かこう、何と言ったらいいか(語彙の無さェ…)苦渋の決断、のようなものを感じます。

 ちょっと師弟の絆浪漫に妄想突っ走り過ぎてます夢見過ぎています。すみません。いつもの私です。気にしないでください。(汗)


 それだけに、因縁の呪の導きで出会った末裔たちの結末がやりきれないです。そういうふうに思わせるストーリーとして描かれたので、そう思うわけですが……。

 意味を持たせてそうなっているのかは不明ですが、この時にクーパスの末裔の命を狙ったのが、シャマルの末裔だったというのもまた……何とも(暗黒神に操られていた&実際に殺害したのはレオパルドだったとはいえ)。シャマル・クランバートルが住んでいたリブルアーチという町での、子孫たちの出会い。運命的とも言えますか。
 ――あれ? そう考えると、なんだかゼシカの方が主人公(というか勇者)っぽくないですか? 「かつて魔王と戦った者の子孫」って超定番じゃないか。(主人公もそうと言えばそうなんですけど、いかんせん歴史の陰に埋もれすぎてて目立たない……本人無自覚だし)

 リブルアーチからリーザスの塔へ導かれていく流れが、賢者の足跡を追うようで好きなんですが(←状況的には浪漫を感じている場合ではないぞプレイヤーよ)、ライドンの塔はアレ……完っっっ全に登り損ですよね。
 いっそ息子にもクラン・スピネルのこと伝えておいてくれれば、あんな苦労せずに済んだのでは、と思わずにいられない(汗)。主人公たちは何も知らないから仕方ないとはいえ……この無駄足感、ある意味でとてもRPGらしいっちゃRPGらしい仕様ですね(笑)。


 長い長い時の中で、己の強大な呪術の力に驕ったハワード一族は、いつしか弟子・ハワードの思いや因縁の呪を忘れてしまいました。ハワード氏も『ハワード一族の歴史』の記述を知らなかったわけではないと思いますが、「所詮は遠い昔の言い伝え」程度にしか思わなかったのでしょう。
 「因縁の呪」を認知したと同時に、チェルスの死……。これがきっかけで虚勢とか驕りとか、ハワード氏の中の色々なモノが崩れ去った。

 ニノやマルチェロにしてもそうですが、高慢、歪み、驕溢していた者が力のより所を失って叩き落とされる人がわりといますねDQ8……。改心のチャンスが与えられるだけ、まだいい方だったとは言えますが。(本当、ククールがマルチェロを助けてくれてよかった……)
 せっかくならチャゴス王子にもそういうイベントがあったら面白かったのになぁ――と、あのエンディングがそれですか。(あの後どうなったんだろうサザンビーク国……)




 以上です。
 ダラダラ書き連ねた割には、ほとんどゲームで示されていることのまとめに過ぎないので、考察のような、中身のある話ではなくてすみません。しかもその上で、浪漫滾ったあまり一部(どころか)余計な妄想にまで突っ走ってる部分ありますが。(汗)
 冒頭に述べましたが、ヲタクの戯言なので、公式様とは一切関係ございません。どうぞご安心ください。皆様は皆様のイメージをどうか大切にしてくださいませ。
 賢者の浪漫(と最早言えるブツなのかわかりませんが)を語るだけ語ったら気が済んだので、これで心置きなく3DS版のラストスパートに入れます。その結果勘違いとか、追加シナリオなんかで何かしらの変更があった場合は、またどこかで訂正します。
 どれだけの方がこんなところまで読んでくださったかはわかりませんが、この鬱陶しいミーハー語りを生暖かい目で眺めつつ、ご意見等ありましたら色々と情報提供くださると喜ぶと思います。そもそもこういうのは3DS版もちゃんとクリアしてから書くべきじゃ……とまず自分に自分でツッコんでおきます。
 長い長い長い長い語りにここまでお付き合いくださって、まことにありがとうございました。




【蛇足】
……考え直した今だからコッソリ言えるんですが、PS2版プレイ当時、弟子・ハワードの感情をもっと暗めに捉えていたこともありました。ドルマゲス追加シナリオを見てふと思い出したことです。もちろん師への愛ゆえなんですが、愛ゆえに……何も言わず去ってしまったクーパスへの哀しみから、どこか愛憎的なものもあったんじゃないか。ちょっとだけ負の感情も混じっていたんじゃないかという……。「因縁の呪」までかけるなんて並々ならぬものですし。それだけ思いが強かったということで、悪い意味ではないんですけど。僅かな擦れ違いです。多分、そう思ったのはハワード氏のチェルスに対する仕打ちがあまりにも強烈だったからで(PS2版)。その上でハワード氏がチェルスに対して「何故かイライラして、いじめたくなる」という発言をしていましたが、弟子・ハワードがクーパスへ抱いた僅かな負の感情が、無意識下の因縁の呪と一緒に吹き出したからではないかと(もちろん、要因の大半はハワード氏の高慢さによるものだと思ってましたが)。――――そんなことを思っていた時代が、私にも、ありました(滝汗)。今となっては、暗すぎること過ぎらせて、弟子・ハワードと堀井さんに土下座。ハワード氏のチェルスへのイライラは、忘れ去られてしまった「因縁の呪」による違和感からだったのかな、と解釈しています。大体、ゲームでは顔も人物像もハッキリとわからないような方々に対して、失礼な憶測立てて本当にすみませんでした。(←そして、コレ、わざわざ書く必要あったのか……?)
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック