忍者ブログ
雑多な語り場。所謂「オタク」「同人」「二次創作」と呼ばれる要素全開かつ超ミーハーなので、そういったものが苦手な方は御注意を。更新は月2~3回程度ののんびりペースです。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


妖夷と呼ばれる怪物に、挑む男は竜導往壓。四十近い歳となりゃ、主役の看板重すぎる。

『天保異聞 妖奇士』
 「ようきし」ではありません「あやかしあやし」と読みます。しかし変換では「ようきし」と打って出すのが早い。
 というわけで、DVD届いたので一気観しました。絶対明日響くやん……とか思いながら、全然止まらなくてここ3日ほど寝不足です。(馬鹿)
 すんごいマイナーなんですけどね! マイナー過ぎて打ち切りになっちゃったアニメなんですけどね! やっぱり私は大好きでした。全体的に地味というか薄暗いですけど、時代考証本気出し過ぎて風俗とか色々と生々しかったりしますけど、時々アニメじゃなくて小難しい時代劇観てる感じがしますけど、そこが見ごたえあって好きでした。「天保14年」にこだわりあり。
公式HPhttp://www.ayakashiayashi.com/
 

【04/06 追記】
 
某様の所で『天空の玉座』の話題があったので便乗。(←オイ) 
もうすぐ4巻も発売なので、時効だろうということで3巻のネタバレしてます注意
 3巻の衝撃は……麗卿さん(の趣味)が他人と思えなかった件。アレってアレですよね。例えるならずっと隠れて密かにヲタやってたのが兄弟や友達やお母さん(めっちゃ怖い)にバレて、その上夢小説の対象にしていた本人に読まれて失笑されて、挙句に書き溜めていた作品全部燃やされた――というやつですよね。想像しただけでも恐ろしい集団リンチ・公開処刑にもほどがある……!!と身につまされ過ぎて戦慄。(いや漫画の内容的には大変シリアスな展開なんで、こんなヲタ的比喩するのもどうかと思いますが、多分思ったのは私だけではないはず/汗)
 いや、ホラ、その、麗卿さんは多分……雑食性なんだと思います(震え声)。超無節操超雑食性の私から見れば。確かに誤解されやすいから混同したらいかんジャンルですが。(汗)
 『天空の玉座』は青木先生の作品の中でも、特に煌びやかで可愛らしくて目が大きくて「思いっきり少女漫画らしい」絵柄になっていると思います。それだけに取り扱っている内容のえげつなさが際立つ相乗効果が。(苦笑)ボニータコミック自体が斜め上行く少女漫画多い気がします。
 4巻は病已が表紙ですね。かっこいい! 狼見てると『机上の九龍』のフェンリル思い出して涙腺が…。青木先生の動物の描写は凄いです。『月は囁く』のコミック化も待ってます。


 『妖奇士』でいう『異界』はオリエンタルブルーでいう『マ界』みたいなイメージが湧きました。どっちもマイナーだから例えてもしょうがないですけど。(悲)
 あのゲームでは「人の心がマ界に堕ちるのだ」といいますけど、マ界堕ちした方々って、この世への未練や恨みというのもあるんだろうけど、「この世ではないどこか別の場所へ行きたい」って思いもあったりしたんでしょうかね。マ法院の「ヤミにこそ やすらぎがあることをしれ!」というあたり。
 とても怖ろしいけれど、一度堕ちるとどうしようもなく惹かれてしまうような場所だったりして。かつて『異界』から戻った往壓さんはそこから逃れる(「またそこに行きたい」と思う自分から逃れる)ために25年も逃げ続けていたわけですが…………水月に後遺症あったりいやなんでも。(汗)
 なんか「マ界に惹かれる人」の話を書きたくなりました。


 改めて見ると、妖夷のデザインもまたなかなかに不気味ですね。オリエンタルブルーのマものと同じ系統のキモさ。グロテスクとかおどろおどろしいとういうか、無機物的なところがあって不気味。特に説一~二のあいつは何とも言えない。
 そういえば妖夷も人の心から生ずるものですよね。最後に判明する妖夷の正体を考えれば、厳密には違うものかもしれませんが。「生み出す」というより「呼び出す」?


 奇士たちは人に害をなす妖夷を退治し、倒した妖夷の肉を食べちゃうんですよね。この肉には麻薬的作用みたいなものがあって、一度食すともう他の食べ物が味気なく感じてしまうほどとか。だから奇士となる者は儀礼として肉を喰らい、奇士を止められないスパイラルに嵌ってしまうのか。この薄ら怖さ。(汗)

 ……というえぐい設定を知ってはいつつも、食事シーンは飯テロである。アビの主夫力半端ない。蛮社改所のオカン。
 イメージは牛肉とかよりも、魚肉(大トロみたい)な感じです。焼くと油が滴ってスケスケのぶるんぶるんに。飯テロとか言いつつ、味は想像できない。『トリコ』現象か。架空の食材で、味が全然想像できないけど「なんか美味しそう」みたいな。
 「妖夷の肉に上等も下等もない」と言ってたということは、別に鰻の妖夷だからって鰻味じゃないんですね。小笠原さんが妖夷が操る大量の鰻たちをバッサバッサ切り捨ててましたが、現代人の感覚からすると「絶滅危惧種もったいない!」と思ってしまう切なさ。


 往壓さんの身体能力が39歳じゃない件。往壓さんの肌艶が39歳じゃない件。当時、この年齢知った時は姉妹揃って「嘘つけ!」と思いました。それ以上に小笠原さんが20歳ということに「嘘つけ!」と思いました。ボンズさんは絶対ツッコミ待ちやで……。(笑)
 まあ頬のコケのせいでフケて見えるだけで、実際の行動言動は「まだ20歳だな」という青臭さがぽんぽん出てて可愛いですね。あの時代基準で言えば20歳は若いとはいえ十分に成熟してると見なされますし、39歳は「隠居してもいい」と言われるくらいじじい。


 でも放送当時、一体どういう構造の話か、各勢力が何を思ってどこ目指しているのか、イマイチわからないまま観てたんですが、こんかい改めてじっくり観て「そりゃ当時の私にはわからんわ」と納得。古事記とか全然知らなかったですもの。
 少々齧っている現在から見ても、やっぱり起こっている事象と相手の言ってることがぶっ飛び過ぎてて「えーと……?」という部分は結構ありますが(苦笑)。ファンタジーですから!


 改めて観るとアトルがけしからんくらい可愛くてビビる(←おまわりさんこいつです)。ポニテでリボンでスパッツはあかんて……なんかどっかのゲームで見たことある要素だけど(笑)、あかんて……。
 アステカ人の末裔の彼女と日本を繋いだのに、支倉常長のスペイン渡航が関わってくるとは驚き。

 本編ではアトルがヒロインで、TV未放送の完結編『獄』では宰蔵がヒロインという、ダブルヒロイン形式ですか。39歳の主人公に対してヒロインが13歳と14歳というのは何かもう色々とヤバい気がします。往壓さんの少女キラーっぷりはいかんと思います。第一に声がいかんと思います。(真顔)
 でもそこに「恋愛感情があるかどうか」は明確に表現しなかったのがまた良い。往壓役の藤原さんが「往壓がアトルに向ける感情は父親的なの? 恋人的なの?」と聞いたところ、スタッフから「藤原さんの認識にお任せします」と返ってきたとか。(それで藤原さんは後者のイメージで演じたらしい)

 宰蔵さんはどっちなんだろう。以下、『獄』のネタバレ&若干CPっぽい?話になるので一応反転。
 最初に異性として好きになったのは往壓の方で、小笠原さんに対しては父親的な思慕を抱いていたところがスタートだったんでしょうかね。彼女は経緯的にファザコンの気がありますし。14歳に父親と重ねられる20歳ェ……小笠原さんだからしょうがない。(笑)
 アトルが往壓のことどう思ってるか気にしてましたし。アトルの方は「宰蔵が好きなのは往壓だ」とあっさり言ってますが。多分、彼女が「異性として見た」のは狂斎の方で、往壓に対してはもうそういうのを超越した想いにあるのかな。お互いに。往壓さんにはアトルを残して異界に逃げるなよ! とツッコみたかった。「俺にはお前が必要だ」って言ってアトルを引き戻したじゃない。それで自分だけは行っちゃうなんてうあああ(泣)。でも多分、ああいう結末は最初から予定されていたのかもしれませんね。一期OPを見ると。
 少なくとも往壓とアトルには自分が入り込めないほど強い絆があることは認めていて、身は引いた。かといって周りに言われたように「だから小笠原さんに気持ちが移ったのか」と言われれば、そんな当て付けみたいに好きなったなんて思いたくないし、「男女の情愛で自分の生き方を決めたくない」というのも本当だろうし。本編最終話で小笠原さんに向かって言った台詞が、宰蔵の一番純粋なところにある気持ちだったのかなと。ああいう時の宰蔵は迷いがないですね。
 何が言いたいのかというと、小笠原さんは宰蔵さんをお嫁にすべき。年端もいかぬ少女をこんなところまで引き込んでしまったなら、人生まるごと責任とって幸せにしてあげてください。ホラ「嫁入りのことなら世話してやる」って言ってたじゃないですか。(笑) 
……どうも趣味丸出しですみませんでした。(恥)
 要するに一途で真面目な宰蔵さん可愛い。男装で役者で巫女で舞姫という要素の多さ。……いやもう一人、女装で神主で棒手売でガンマン?で三木ボイスというこちらもなかなかに多要素な方もおられますが。(笑)


 『獄』は立場的に大変なことにはなっていますが、やっぱり何が好きって奇士メンバーが和気藹々しているところに和みますね。説二十二「帰ってこないヨッパライ」の奇士たちのやりとりがコミカルで本当に可愛らしい。
 ……それだけにアトルサイドとの温度差がえげつないですが(汗)。アトルは他人の哀しみや苦しみに涙するくらい純粋で優しい子で、それだけにこの世界が辛くなって『異界』への逃亡を望んでしまうことになるけれど。それも往壓が彼女に「ここにいろ」と言って留め居場所を得たからこそ、彼女が「他者に共感する」という心を取り戻せたのかなと思っています。

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック