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雑多な語り場。所謂「オタク」「同人」「二次創作」と呼ばれる要素全開かつ超ミーハーなので、そういったものが苦手な方は御注意を。更新は月2~3回程度ののんびりペースです。
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【2017/10/19 (木) 07:11】 |
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■09月13日 たゆ 様
果物【管理人】
 たゆ様、お久しぶりでございます。
 いえっ、もうっ、こんなっ、月に2、3回程度、好きなこと(『百花百狼』に限らず)を語りに来るだけの雑記場を覗いてくださって、いつも嬉しく思います。ありがとうございます。
 返信が遅くなりまして、申し訳ございませんでした。そしてお待たせした分(?)、やはり長くなってしまいました……。内容が内容なだけに熱量も制御が効かなくなってしまったので、どうぞお暇な時に、さらっとお読み流しくださいませ。(汗)


 わあああ……っ。あの、「絶っ対、これ少数派だろうなー……」と内心ビクビクしながら書いてみた意見と言いますか呟きに、そういった反応いただけるとは思いもしなかったので、恐縮ですッ。
 いえいえ、私も乙女ゲームは基本的に「キャラ萌え」に走りがちですから、「このキャラとのやりとりがもっと見たい!」という気持ちで「FD希望」を叫ぶことはよくあります。というかいつもそうです。(笑)
 私の中で『百花百狼』は、その気持ちを超越したところにあるので、異色の乙女ゲームだったんですね。

 もちろん、私も『百花百狼』のキャラクターたちが大っっっ好きです。それぞれ、どこがどういうふうに好きなのか、やかましいほど語れるくらい、大好きです。ファンの皆様のキャラ萌え語り等も「あー、わかるわー」と頷きながら拝見しております(笑)。
 でも、その理由には必ず「シナリオ」が切っても切り離せなくて。

 例えば半蔵や五右衛門からいきなり甘い台詞吐かれても、萌えるかといえばそうではなく、本編のあの過酷なシナリオと、その中で少しずつ歩み寄って行く繊細な交流の描写があった先の、あの「幸せ」だからこそ、萌えるというか「燃える」のですね。だから、半蔵は半蔵ルート以外では主人公に「無関心」でいいくらいです。(笑)
 ただキャラクターが「いる」からいいのではなくて、それぞれのシナリオで、一人一人ににきちんとした「役割」があって、また主人公もその中でそれぞれの「形」に変化していくのが魅力的でした。
 半蔵ルートの槐は半蔵と一緒にいてあのシナリオだから「強い忍び」になるのだし、五右衛門ルートの槐は五右衛門と一緒にいてあのシナリオだから「逞しい女の子」になるんだなと、納得させられる、説得力のある丁寧な描写には驚かされました。


 「後の展開を考えないが故の、思いきったつくり」、そうなんですよね。人の「死」を始めとする、「失ったものは二度と戻らない」物語のシビアさと潔さが見事だなと。比較的明るい五右衛門ルートでも、「失う」ということとしっかり向き合ったストーリーです。
 あのシナリオの魅力はもちろんキャラクターありきなんですけど、同時にあのキャラクターの魅力はシナリオありきなんだな、と。化学反応が絶妙すぎて、このどちらが欠けてもあの「面白さ」はなかったと思います。

 料理に例えると、『百花百狼 戦国忍法帖』はこれで完成しきっているので、これ以上は何を足しても「より美味しくなる」ことはあっても、あの「初めて食べた時のインパクト・感動」はないだろうなぁ、と思うところがあります。
 キッチン(世界観の土台)はしっかりしているので、せっかく作るならまた一から食材を選んで、新しい料理を食べさせてもらいたいなぁと。またあの、鼻っ面をひっつかまれて物語の渦に放り込まれてヒィヒィするような、見事な化学反応を見たいなぁ、と。
 もちろん、これが作り手にとっては一番プレッシャーだろうなというのも重々承知しているので、一ファンが「やれ!」なんて偉そうには言えませんが、『レストラン・百花百狼(D3Pさん&REDさん)』の腕前を信頼してるからこそ、期待したいという気持ちです。(本当に、きちんと感想もまとめて、公式様にお伝えしたいなぁと思ってはいるところで……;)


 ――――などと、ごちゃごちゃ言いましたが、FDが出るなら出るで「よっしゃーーーッッ!!!!」と天にも昇る勢いでガッツポーズするには違いないので(笑)、どういった形にせよ、公式様にこの先の展開があることを私も激しく願っております!

 本当、このあたりファンの方々ってどう思っておられるのだろう……と気になるといえば気になりますね。
 私自身もファンの方々と色々萌え語りしたい! という欲望も相当(!)あるので、ツイッターの環境が羨ましくなり、何度も手を出そうとしながらも、自身の性質から考えてツイッターは向いてなさそうなので何度も諦めてる次第です。(苦笑)
 そんな部外者の私にも、新しいアカウント教えてくださってありがとうございます! おかげさまで、今のところはたゆ様のアカウントを通して、ファンの方のやりとりをコッソリ拝見させてもらって楽しんでおります。何だか他人様の家のパーティーを外からコッソリ覗いて、一人ハシャいでるようで申し訳ないですが。(汗)

 毎度のことですが、返信文が長くなってしまい、そして思いつくままタラタラと書き連ねてしまったので、やかましくて読みにくい文章だったと思います。どうもすみません、「あー、果物喜んでんなー」ということだけでも伝われば十分でございます。(苦笑)
 何だか語っていたら、久々に『百花百狼』プレイしたいなぁ、という気持ちになりました。あの情緒ある情景描写と、丁寧な心理描写、カッコいい戦闘描写を舐めるように読みたい浸りたい。(そして『下天の華』、実は私も気になってます……/笑)

 それでは、拍手とメッセージ、ありがとうございました。


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書き出してから清書にかかるまで時間がかかったのもあり、随分と久しぶりのことですね……おおう。

 茶菓菜屋より18日と23日にweb拍手と、9月3日の記事拍手ありがとうございました。メッセージの返信はコメント欄にて。いつもありがとうございます。大変お待たせしまして、申し訳ございませんでした。

  今回の青の城パーティーメンバーについて、リクエストキャラ以外の選出理由。
①ヤミの右近:女性が一人欲しかったのと、ニンジャマスターを出すので「フリップフロップ同居世界」を示すという意味も込めて。
②ジャッジ:上記のメンバーだけだと全員真面目すぎて面白みがないため、引っ掻き回し屋というか茶化し屋賑やかし屋というかツッコミ役ということでジャッジさん(35)投入。ありとあらゆる場面に対応できる、本当に……本当にこの人はありがたい存在です。
③天下丸:ジャッジだけでは寂しかったので、もう一人「積極的に発言する」キャラが欲しくて。ジャッジ&天下丸は組み合わせて放り込むと本当に相性がよくて(イメージは『最遊記』の悟浄&悟空コンビに近い)、会話が明るくなるのでいつも助かります。

 ……結果、えらい物理パーティーが出来上がりました。(笑)
 メンバーが決まると、この時この人はこういうこと言うだろうな~、と勝手に動き出してくれるんですが、頭の中ではそれでいいものの、文章化するに当たって同じ場面に6人ものキャラを放り込んで、同時に動かす難しさを痛感しました。混乱させないようにでも文章的にうるさくないように「誰が喋っているか」をきちんと示すのって、大変ですね……(汗)。これを上手にできる方は凄い。

 「これでよし!」と思って投稿した後、やれやれって思いながら読み返してみると、誤字脱字や、表現力が拙いのはともかく日本語がおかしかったり同じ言葉が続きすぎてたり声に出して読むと変な語感だったりとで気になって、部分部分をコッソリ手直しにかかるいつものことです。(苦笑)
 絵もそうなんですが、小説も書いてないと退化しますね……。話が組み立てられていても、表現が出てこない。そういう時はいつも夢枕獏先生の『秘伝「書く」技術』の
「机に向かって書くという行為によって、やる気が湧いてくる。「やる気」があるから「やる」のではなく、「やる」から「やる気」が出てくるんですね。」
 
という言葉を思い出して、背中押してもらってます。これ創作だけじゃなく日常生活仕事ありとあらゆることに言えますね。
 
 

 本日は私の年に一度の楽しみ『必殺仕事人2016』ということでヒャッホイしてます。出浦様の方や景勝様の方も出ますよ~。――――が、その直前に放送する真田丸の内容が内容なだけに、果たして気持ちを切り替えて観ることができるのか心配です。(汗)
 前回は家族がドン引くほど泣いてしまって、放心しながらティラノサウルス(この手の番組好き)見てたけど放心してて全然頭に入って来ませんでした。三日後にようやく落ち着いたので録画観た。(重傷)

 さすがに一週間経ってしまうと他の方が言いたいこと代弁し尽くしてくださることも相まって、自分内で気持ちが消化されるので、私自身がここでわざわざ改めて書くこともないかな、って思ってしまいます。
 というわけで第37回感想、ちょろっとだけ。

 
 先週の予告の段階で、冶部刑部の死に対しては二人ともどこか晴れやかなお顔に見えたので、「切ないけど二人はきっと「やりきった」という思いで死んでいくだろうから、哀しむことはないだろうな……」とむしろホッとした気持ちで身構えていました。油断しました。
 ――――真田丸恒例、『予告マジック』でした。すっっっっかり忘れていましたが、いやこれまで視聴者何度も騙されてるじゃん。予告で「来週こうだろうな~」と思っていたら「そう来たか!!」ってこと、何度も何度も何度もあったじゃん……。予告が常に表裏比興じゃん……。
 確かに、確かに三成と吉継は、悔しくもあったかもしれないけど「全力で生ききった」というお顔を浮かべて死んでいきました。その静かで壮絶で美しい死に様には、切なくも爽やかなものさえ込み上げます。

 一方で、“残された者”はどうなるか。あの状態になっても尚素破であり続けた出浦様と、最後までその「昌相が惚れた男」を貫いた昌幸にウッとなって、うたさんが淡々と繰り返す「あの方は豊臣家のことしか考えておりませんでした」の一言に込められた様々な意味を含んだ「やるせなさ」にあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ! となって、最後の薫様の少女のような慟哭にトドメ刺されました……。
 あかん。もう、あかん。(書きながら思い出して沈む)

 それにしても、前々から「おお」と思わせることは色々ありましたが、特に九月に入ってからの怒濤の信幸無双は何なんですか……何なんですかホント……。「読みは変わらぬ。わしの意地じゃ」のカッコ良さは、もう、何なんですか……。(頭を抱えて悶絶)
 昌幸も、自分の大切な家族や家臣を、安心して託していける相手がいたことは、それだけでも本当に救いだったと思います。上手く立ち回っているようで上手くいかないことも多かった昌幸ですが、その立派な後継者を育て上げたのは、間違いなく昌幸という父親なんです――――ということで、来週(というか今日)ェ……。orz
 母が真田丸で興味持って、「和歌山県行ってみたいな~」と言っているのですが、確かに私も高野山とか紀州忍びとか前々から気になってはいますが、今、九度山に行ったら泣いてしまうので無理です。今は無理です。(真顔)


 等々、色々辛かった第37回ですが、信繁ときりのやりとりが相変わらずの通常運転だったのが唯一の癒しでございました。信繁……信繁ホントお前……信繁ェ……。それでも九度山についていく鋼メンタルきりちゃん、つおい。さすが真田丸一良くも悪くもブレない女。いつも地雷原でタップダンスしてるのに、安心感が半端ない。(笑)
 信繁の「あの烏帽子岳が三度白くなると~」って台詞、大分前にどっかで聞いたことある気がして、でもこれまで劇中でそんな台詞あったかな……と頭捻っていたら、ツイッター巡り中に答え発見。放送開始前にやったブラタモリ&家族に乾杯でした! そう、「アドリブで入れようかな」って言ってた言ってた!! アドリブどころか、それを三谷さんが拾って脚本に入れてくれたのかな~と思うと、素敵ですね。

 真田を前にして如何にも憎たらしいように見える家康ですが、昌幸から奪った城と兵と領地は信幸に渡してるし、「お主から、今後戦に出る一切の機会を、奪う」は確かに昌幸に対してはこれ以上ないイヤガラセではあるけど、「これから戦のない世を作ってやるからな」という宣言でもあるんですよね。
 どんなに憎々しく描かれても、氏政に真剣に「生きてこそ」と説得した家康、本多親子がノリノリで秀吉に無理やり遺言書かせてる横で根の優しさのせいで気が乗らず「ごめん、殿下ごめん」という顔の家康、信繁に「戦は大嫌い。死ぬ思いを何度もしてきた。伊賀越えはもうこりごり」と本音を吐露した家康、秀吉の死を知ってそっと手を合わせた家康……を思い出すから、絶対に憎めないんですよね。
 真田丸の家康、本当に好きだ。見事なバランスで描かれています。
 


 …………「ちょろっとだけ」と言いながらやっぱり全然「ちょろっと」じゃなかったですね。いや「ちょろっとだけ」と書いた段階では本当に「ちょろっとだけ」のつもりだったんですが、まあ、いつものことですね。(苦笑)
 
 私、大河ドラマは常連ではない(毎週決まった時間にTVを観続けるのが物凄く苦手なのでよっぽどでない限り長い連ドラは無理。アニメも同様)ので、真田丸の前にハマッて観続けたのが九年も前の『風林火山』なのですけど、こちらで特集読んでたらまた見てみたくなって非常にソワソワしてます。オープニングの壮大な音楽と映像に、アドレナリン放出されまくり。体に染みついてんだなぁ、と。(笑)
 これ観始めた当時は戦国時代についてはちょっっっと齧り始めたばかりぐらいでして、今以上に歴史素人でしたが、毎週ワクワクしながら観てました。たまたまTVつけて観始めたのが第14回からだったので「完走」ではなかったのですが、『風林火山』の旗が立ち諏訪攻めが始まって由布姫との出会い――という、新章突入のちょうどいいタイミングでした。
 

 真田丸の台詞回しの演出は基本的にクドくない、サラッとした感じで、だからこそポロッと零された台詞が氷の塊でぶん殴られるような殺傷能力があるのですが、『風林火山』に抱いていた印象は逆で、とにかくこれでもかというほど 漢くさい! 汗くさい! 泥くさい! 顔面距離がおかしい! 重っっ苦しい! あつっっ苦しい!! という感じで、画面からの熱気にのぼせそうな勢いでした。もちろん褒めてます。このクドさ一歩手前の濃ゆさがクセになりましてねぇ。(笑)
 でも爽やかな暑苦しさといいますか、サウナみたいな感じでした。観てる間はむせ返るような熱気にダラダラ汗流して、終わった後は「あー、今日もいい汗かいたなー」となるような。……多分、ちょっと歴史知識がついた今観ると、人物の背景を鑑みて「うあああ……」と冷や汗ダラダラになることもあるかもしれませんが。(苦笑)

 勘助の「びめ゛さ゛ばぁあ゛ぁ゛あ゛あ゛~~~~!!」が忘れられない。勘助を始めとして、人物がみんな根っこが純朴だったり純粋だったり臆病だったり健気なところがあって、だからこそ「やってやるぞ!」という意気が、狂気的だったり苛烈な面が見え隠れするのにドキドキします。良くも悪くも、熱くてまっすぐ。(※個人的な印象です)
 “あの方”が演じられた上杉謙信が話題となりましたが、個人的には武田信玄の方の歌舞伎風の演技が印象的でした。「勘助」が時々「かんしゅけ」になるのが慕わしい(『丸』昌幸の「ましゃしゅけ(昌相)」的な)。全体的に空気が「濃ゆい」ので、見慣れるとあの方の謙信も不思議と世界観に馴染んでしまうのですよ……。(笑)


 一番印象に残ってるエピソードは、史実とは関係ない話(ドラマの創作)なんですけど、家臣たちがあまりにもまとまらなくて嫌になっちゃった謙信が「実家に帰らせていただきます!」的な勢いで「出家させていただきます!」って、春日山城から出奔(ここまでは確かそういう逸話があった筈)したところ、立ち寄ったどこかの寺で武田からお使いに出てた勘助と遭遇。「ここで会ったが百年目!」とばかりにチャンバラするのですが、寺の和尚さんが出て来て「御仏の前でケンカするとは何ごとじゃ!」と二人揃ってお説教されてしまう、うわ和尚さんつおいという話。(笑)
 寺でご飯いただきながら、「コイツ……」と言わんばかりに視線バチバチさせてる(でも和尚さんに怒られるのでケンカはできない)二人が可愛かった件。
 
 あらすじ読んでたら、度々出て来る「信繁」という単語にじわりと来ます。
 ここでいう「信繁」は武田信玄の弟のことですが、真田信繁はそこから名前を貰ったんですよね。信玄公を支えた弟・信繁のように、兄の信幸を支えてほしいという願いがこめられていたのでしょうか。
 そういう背景を思って「真田信繁」という名前が好きだったので、真田丸が「幸村」ではなく「信繁」表記と知った時に「これは嬉しい!」と思いました。でも、その上で今度の大坂入城時に「幸村」と名乗るらしいというのも、また浪漫があります。
 それにしても、真田丸の家康にはすっかり「家康だなぁ」と馴染んでいるのですが、風林火山の勘助を見ればやっぱり「勘助だなぁ」と思うので、月並みな言葉ですが俳優さんって本当に凄いですね。



 ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
 『風林火山』に懐かしさを覚えつつ、丸クラスタさんたちがしばしば話題に上げるおかげで『平清盛』も観たくなってきてる今日この頃です。(行きつけの)レンタルショップさん、置いてください。それかオンデマンド配信お願いします。
 以下は、「(某所にて)返信しようと思ったらダラダラ脱線しすぎて削り取った部分」の切り貼り、といういつものアレです。語ってる内容自体はしょーもないですが、映画『シン・ゴジラ』のネタバレを若干含んでおりますので、追記に折り込みます。未見の方は充分にご注意ください。※あれは一切のネタバレどころか、事前情報(他人の評価)も出来るだけ仕入れない、いっそ期待なんかしないくらいの、先入観なしのまっさらな状態で観た方がいいと思いました。観た人がそれぞれに様々な考えを抱くので、観る前に他人の感想には誘導されない方がいいです。――と、普段ネタバレされるの大して気にしない私が「回避しといて良かった」と心底思ったので、よっぽどのことかと。

拍手[1回]



* * * * * * * * * *


 あの記事ではテツジンの話に持っていくため、ゴジラについてを中心に語ったのですが、実際に顔がこんな→ (゜□゜) になったのは開始5分くらいからで、自分内処理が追いつかないほどの大量の情報と専門用語が早口で飛び交いまくる『会議』のシーンでした。
 この、観る側に対して一切敷居を下げない、シビアな臨場感の追及と、無駄という無駄を徹底的に削ぎ落とした、滝のようなテンポで流れてゆく、絶妙な作劇と演出に圧倒され、「これは振り落とされぬよう、喰らいついていかねば!」と、こんな→ (゜□゜) 顔のまま瞬きも忘れて、スタッフロールの最後の最後まで、凝視しつづけておりました。本当に顔面の疲れた映画でした。(笑)
 この「様々な考えの人間たちが織り成す群像劇」の面白さは、真田丸を見てる時の面白さと通じるものもあるなぁ、と思ったり。
 
 例によって「ゴジラ」ってほぼ名前くらいしかしらなかったので(大昔に観た『ゴジラvsモスラ』の記憶が薄っすらあるくらい)、夢枕獏先生が『秘伝「書く」技術』の中で言っておられた、

 ゴジラはもともと荒ぶる神なんですね。(中略)このゴジラ、喩えるとしたら大自然の暴風、すなわち台風です。南からやってきて、日本列島に上陸して、荒らしまくっていくんですから。ゴジラは容赦しないんです。台風がそうであるように、子どもも女性も、神社仏閣だってなぎ倒していくんです。

 という話が、今回観て物凄く納得しました。(上記はシンではなく第一作の『ゴジラ』についてのことですが)
 「呉爾羅」がまさにそれなんですが、昔の人は災害という現象に天の意志を感じ“神”として畏れていて、そう思うと巨大不明生物に『ゴジラ』という名がつけられた時の、「こんな時に名前なんかどうだっていいだろ……」「いいじゃないか。名前は“ついていること”が大事なんだという台詞がじわじわ来ます。『陰陽師』の“呪”の思想を思い出して……――というところで、ゴジラ役があの方ということにさらにじわじわ来ます。(笑)
 
 「蒲田くん」に関しては「目がイッちゃってるよ……」とビビったのが第一印象ですが、魚類みたいな目とか鰓とか体表とか形状見るに「水中に適応していた生物(が陸に適応しつつある形状)」というのが窺えて、むしろ「おお、よく設定してあるなー」と感心したあたり、尾頭さんには親近感を抱きます(笑)。ウーパールーパーの変態を思い出す。
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 あの記事ではテツジンの話に持っていくため、ゴジラについてを中心に語ったのですが、実際に顔がこんな→ (゜□゜) になったのは開始5分くらいからで、自分内処理が追いつかないほどの大量の情報と専門用語が早口で飛び交いまくる『会議』のシーンでした。
 この、観る側に対して一切敷居を下げない、シビアな臨場感の追及と、無駄という無駄を徹底的に削ぎ落とした、滝のようなテンポで流れてゆく、絶妙な作劇と演出に圧倒され、「これは振り落とされぬよう、喰らいついていかねば!」と、こんな→ (゜□゜) 顔のまま瞬きも忘れて、スタッフロールの最後の最後まで、凝視しつづけておりました。本当に顔面の疲れた映画でした。(笑)
 この「様々な考えの人間たちが織り成す群像劇」の面白さは、真田丸を見てる時の面白さと通じるものもあるなぁ、と思ったり。
 
 例によって「ゴジラ」ってほぼ名前くらいしかしらなかったので(大昔に観た『ゴジラvsモスラ』の記憶が薄っすらあるくらい)、夢枕獏先生が『秘伝「書く」技術』の中で言っておられた、

 ゴジラはもともと荒ぶる神なんですね。(中略)このゴジラ、喩えるとしたら大自然の暴風、すなわち台風です。南からやってきて、日本列島に上陸して、荒らしまくっていくんですから。ゴジラは容赦しないんです。台風がそうであるように、子どもも女性も、神社仏閣だってなぎ倒していくんです。

 という話が、今回観て物凄く納得しました。(上記はシンではなく第一作の『ゴジラ』についてのことですが)
 「呉爾羅」がまさにそれなんですが、昔の人は災害という現象に天の意志を感じ“神”として畏れていて、そう思うと巨大不明生物に『ゴジラ』という名がつけられた時の、「こんな時に名前なんかどうだっていいだろ……」「いいじゃないか。名前は“ついていること”が大事なんだという台詞がじわじわ来ます。『陰陽師』の“呪”の思想を思い出して……――というところで、ゴジラ役があの方ということにさらにじわじわ来ます。(笑)
 
 「蒲田くん」に関しては「目がイッちゃってるよ……」とビビったのが第一印象ですが、魚類みたいな目とか鰓とか体表とか形状見るに「水中に適応していた生物(が陸に適応しつつある形状)」というのが窺えて、むしろ「おお、よく設定してあるなー」と感心したあたり、尾頭さんには親近感を抱きます(笑)。ウーパールーパーの変態を思い出す。
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【2016/09/25 (日) 06:31】 | 本,アニメ,ドラマ等 感想・語り
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■09月13日 たゆ 様
果物【管理人】
 たゆ様、お久しぶりでございます。
 いえっ、もうっ、こんなっ、月に2、3回程度、好きなこと(『百花百狼』に限らず)を語りに来るだけの雑記場を覗いてくださって、いつも嬉しく思います。ありがとうございます。
 返信が遅くなりまして、申し訳ございませんでした。そしてお待たせした分(?)、やはり長くなってしまいました……。内容が内容なだけに熱量も制御が効かなくなってしまったので、どうぞお暇な時に、さらっとお読み流しくださいませ。(汗)


 わあああ……っ。あの、「絶っ対、これ少数派だろうなー……」と内心ビクビクしながら書いてみた意見と言いますか呟きに、そういった反応いただけるとは思いもしなかったので、恐縮ですッ。
 いえいえ、私も乙女ゲームは基本的に「キャラ萌え」に走りがちですから、「このキャラとのやりとりがもっと見たい!」という気持ちで「FD希望」を叫ぶことはよくあります。というかいつもそうです。(笑)
 私の中で『百花百狼』は、その気持ちを超越したところにあるので、異色の乙女ゲームだったんですね。

 もちろん、私も『百花百狼』のキャラクターたちが大っっっ好きです。それぞれ、どこがどういうふうに好きなのか、やかましいほど語れるくらい、大好きです。ファンの皆様のキャラ萌え語り等も「あー、わかるわー」と頷きながら拝見しております(笑)。
 でも、その理由には必ず「シナリオ」が切っても切り離せなくて。

 例えば半蔵や五右衛門からいきなり甘い台詞吐かれても、萌えるかといえばそうではなく、本編のあの過酷なシナリオと、その中で少しずつ歩み寄って行く繊細な交流の描写があった先の、あの「幸せ」だからこそ、萌えるというか「燃える」のですね。だから、半蔵は半蔵ルート以外では主人公に「無関心」でいいくらいです。(笑)
 ただキャラクターが「いる」からいいのではなくて、それぞれのシナリオで、一人一人ににきちんとした「役割」があって、また主人公もその中でそれぞれの「形」に変化していくのが魅力的でした。
 半蔵ルートの槐は半蔵と一緒にいてあのシナリオだから「強い忍び」になるのだし、五右衛門ルートの槐は五右衛門と一緒にいてあのシナリオだから「逞しい女の子」になるんだなと、納得させられる、説得力のある丁寧な描写には驚かされました。


 「後の展開を考えないが故の、思いきったつくり」、そうなんですよね。人の「死」を始めとする、「失ったものは二度と戻らない」物語のシビアさと潔さが見事だなと。比較的明るい五右衛門ルートでも、「失う」ということとしっかり向き合ったストーリーです。
 あのシナリオの魅力はもちろんキャラクターありきなんですけど、同時にあのキャラクターの魅力はシナリオありきなんだな、と。化学反応が絶妙すぎて、このどちらが欠けてもあの「面白さ」はなかったと思います。

 料理に例えると、『百花百狼 戦国忍法帖』はこれで完成しきっているので、これ以上は何を足しても「より美味しくなる」ことはあっても、あの「初めて食べた時のインパクト・感動」はないだろうなぁ、と思うところがあります。
 キッチン(世界観の土台)はしっかりしているので、せっかく作るならまた一から食材を選んで、新しい料理を食べさせてもらいたいなぁと。またあの、鼻っ面をひっつかまれて物語の渦に放り込まれてヒィヒィするような、見事な化学反応を見たいなぁ、と。
 もちろん、これが作り手にとっては一番プレッシャーだろうなというのも重々承知しているので、一ファンが「やれ!」なんて偉そうには言えませんが、『レストラン・百花百狼(D3Pさん&REDさん)』の腕前を信頼してるからこそ、期待したいという気持ちです。(本当に、きちんと感想もまとめて、公式様にお伝えしたいなぁと思ってはいるところで……;)


 ――――などと、ごちゃごちゃ言いましたが、FDが出るなら出るで「よっしゃーーーッッ!!!!」と天にも昇る勢いでガッツポーズするには違いないので(笑)、どういった形にせよ、公式様にこの先の展開があることを私も激しく願っております!

 本当、このあたりファンの方々ってどう思っておられるのだろう……と気になるといえば気になりますね。
 私自身もファンの方々と色々萌え語りしたい! という欲望も相当(!)あるので、ツイッターの環境が羨ましくなり、何度も手を出そうとしながらも、自身の性質から考えてツイッターは向いてなさそうなので何度も諦めてる次第です。(苦笑)
 そんな部外者の私にも、新しいアカウント教えてくださってありがとうございます! おかげさまで、今のところはたゆ様のアカウントを通して、ファンの方のやりとりをコッソリ拝見させてもらって楽しんでおります。何だか他人様の家のパーティーを外からコッソリ覗いて、一人ハシャいでるようで申し訳ないですが。(汗)

 毎度のことですが、返信文が長くなってしまい、そして思いつくままタラタラと書き連ねてしまったので、やかましくて読みにくい文章だったと思います。どうもすみません、「あー、果物喜んでんなー」ということだけでも伝われば十分でございます。(苦笑)
 何だか語っていたら、久々に『百花百狼』プレイしたいなぁ、という気持ちになりました。あの情緒ある情景描写と、丁寧な心理描写、カッコいい戦闘描写を舐めるように読みたい浸りたい。(そして『下天の華』、実は私も気になってます……/笑)

 それでは、拍手とメッセージ、ありがとうございました。


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■09月13日 たゆ 様
 たゆ様、お久しぶりでございます。
 いえっ、もうっ、こんなっ、月に2、3回程度、好きなこと(『百花百狼』に限らず)を語りに来るだけの雑記場を覗いてくださって、いつも嬉しく思います。ありがとうございます。
 返信が遅くなりまして、申し訳ございませんでした。そしてお待たせした分(?)、やはり長くなってしまいました……。内容が内容なだけに熱量も制御が効かなくなってしまったので、どうぞお暇な時に、さらっとお読み流しくださいませ。(汗)


 わあああ……っ。あの、「絶っ対、これ少数派だろうなー……」と内心ビクビクしながら書いてみた意見と言いますか呟きに、そういった反応いただけるとは思いもしなかったので、恐縮ですッ。
 いえいえ、私も乙女ゲームは基本的に「キャラ萌え」に走りがちですから、「このキャラとのやりとりがもっと見たい!」という気持ちで「FD希望」を叫ぶことはよくあります。というかいつもそうです。(笑)
 私の中で『百花百狼』は、その気持ちを超越したところにあるので、異色の乙女ゲームだったんですね。

 もちろん、私も『百花百狼』のキャラクターたちが大っっっ好きです。それぞれ、どこがどういうふうに好きなのか、やかましいほど語れるくらい、大好きです。ファンの皆様のキャラ萌え語り等も「あー、わかるわー」と頷きながら拝見しております(笑)。
 でも、その理由には必ず「シナリオ」が切っても切り離せなくて。

 例えば半蔵や五右衛門からいきなり甘い台詞吐かれても、萌えるかといえばそうではなく、本編のあの過酷なシナリオと、その中で少しずつ歩み寄って行く繊細な交流の描写があった先の、あの「幸せ」だからこそ、萌えるというか「燃える」のですね。だから、半蔵は半蔵ルート以外では主人公に「無関心」でいいくらいです。(笑)
 ただキャラクターが「いる」からいいのではなくて、それぞれのシナリオで、一人一人ににきちんとした「役割」があって、また主人公もその中でそれぞれの「形」に変化していくのが魅力的でした。
 半蔵ルートの槐は半蔵と一緒にいてあのシナリオだから「強い忍び」になるのだし、五右衛門ルートの槐は五右衛門と一緒にいてあのシナリオだから「逞しい女の子」になるんだなと、納得させられる、説得力のある丁寧な描写には驚かされました。


 「後の展開を考えないが故の、思いきったつくり」、そうなんですよね。人の「死」を始めとする、「失ったものは二度と戻らない」物語のシビアさと潔さが見事だなと。比較的明るい五右衛門ルートでも、「失う」ということとしっかり向き合ったストーリーです。
 あのシナリオの魅力はもちろんキャラクターありきなんですけど、同時にあのキャラクターの魅力はシナリオありきなんだな、と。化学反応が絶妙すぎて、このどちらが欠けてもあの「面白さ」はなかったと思います。

 料理に例えると、『百花百狼 戦国忍法帖』はこれで完成しきっているので、これ以上は何を足しても「より美味しくなる」ことはあっても、あの「初めて食べた時のインパクト・感動」はないだろうなぁ、と思うところがあります。
 キッチン(世界観の土台)はしっかりしているので、せっかく作るならまた一から食材を選んで、新しい料理を食べさせてもらいたいなぁと。またあの、鼻っ面をひっつかまれて物語の渦に放り込まれてヒィヒィするような、見事な化学反応を見たいなぁ、と。
 もちろん、これが作り手にとっては一番プレッシャーだろうなというのも重々承知しているので、一ファンが「やれ!」なんて偉そうには言えませんが、『レストラン・百花百狼(D3Pさん&REDさん)』の腕前を信頼してるからこそ、期待したいという気持ちです。(本当に、きちんと感想もまとめて、公式様にお伝えしたいなぁと思ってはいるところで……;)


 ――――などと、ごちゃごちゃ言いましたが、FDが出るなら出るで「よっしゃーーーッッ!!!!」と天にも昇る勢いでガッツポーズするには違いないので(笑)、どういった形にせよ、公式様にこの先の展開があることを私も激しく願っております!

 本当、このあたりファンの方々ってどう思っておられるのだろう……と気になるといえば気になりますね。
 私自身もファンの方々と色々萌え語りしたい! という欲望も相当(!)あるので、ツイッターの環境が羨ましくなり、何度も手を出そうとしながらも、自身の性質から考えてツイッターは向いてなさそうなので何度も諦めてる次第です。(苦笑)
 そんな部外者の私にも、新しいアカウント教えてくださってありがとうございます! おかげさまで、今のところはたゆ様のアカウントを通して、ファンの方のやりとりをコッソリ拝見させてもらって楽しんでおります。何だか他人様の家のパーティーを外からコッソリ覗いて、一人ハシャいでるようで申し訳ないですが。(汗)

 毎度のことですが、返信文が長くなってしまい、そして思いつくままタラタラと書き連ねてしまったので、やかましくて読みにくい文章だったと思います。どうもすみません、「あー、果物喜んでんなー」ということだけでも伝われば十分でございます。(苦笑)
 何だか語っていたら、久々に『百花百狼』プレイしたいなぁ、という気持ちになりました。あの情緒ある情景描写と、丁寧な心理描写、カッコいい戦闘描写を舐めるように読みたい浸りたい。(そして『下天の華』、実は私も気になってます……/笑)

 それでは、拍手とメッセージ、ありがとうございました。
2016/09/25(日) 06:33 |   | 果物【管理人】 #596d3576bf[編集]
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