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雑多な語り場。所謂「オタク」「同人」「二次創作」と呼ばれる要素全開かつ超ミーハーなので、そういったものが苦手な方は御注意を。更新は月2~3回程度ののんびりペースです。
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【2017/10/19 (木) 07:07】 |
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『忍法関ヶ原』(山田風太郎)感想メモ
果物【管理人】
 講談社文庫版。短編集です。その中で、特に印象に残った話をいくつかピックアップ。実際はどの話もそれぞれで面白く、「おう……ッ」という読後の余韻と何とも言えない清涼感を味わえます。

※重大なネタバレはしていない筈ですが、私の基準は緩いので少しでも「ダメ!」という方は気を付けてください※



【忍法関ヶ原】

 始終リアクションに忙しく、短編とは思えないほどお腹いっぱいになる、濃厚すぎるほど濃厚な内容でした……。
 序盤の忍法勝負にツッコミとドキドキが止まらなくて(「蠅達磨」とか一見馬鹿馬鹿しそうで、ここまで大真面目に描写されるとカッコ良く思えるのが風太郎忍法の不思議)、中盤は鍛冶衆の奔放さと無茶振りに翻弄される忍びたちに笑えばいいのか泣けばいいのかわからなくなって、終盤それでもなお迸る彼らの任務に対する狂気的ともいえる執念、プライドに戦慄した挙句の――オチの皮肉さえげつなさに「おう……ッ」と唸るしかありませんでした。これだから忍法帖はたまらないという謎のドM精神(?)すら擽られる。
 超マニアックな3Pネタに、先生は時代を40年ほど先取りしすぎなんじゃと……。いや、この手のプレイの流行や歴史(?)は全然詳しくないので何とも言えませんが、現代でも相当上級者向けなネタだと思います。が、頑張れ兵之介超頑張れ……!(汗)

『さしも惨事に馴れた半蔵も嗚咽を禁じ得ず、どうしてもこのことだけは大御所さまのお耳に入れておかなければ気がすまなかった。』

 という半蔵の心情が愛しくてしょうがないです(重症)。『甲賀忍法帖』や『忍者撫子甚五郎』と併せて見るに、やっぱり忍法帖の半蔵正就は比較的情に厚くてちょっと青臭いところのある人なのかなぁと思い込んでいます(あくまで「比較的」ではありますが)。次の短編『忍法天草灘』の結末に対する、正広のクールさと比較すると。
 この情の厚さは、忍者、特に徳川忍び組頭領という立場にいるのはちょっと辛いものがあるかも。この時の家康の仕打ち(+関ヶ原での失態)が、プレッシャーのあまり後の彼を狂気に走らせたきっかけだったりして……と想像したら切なくなりました。(※あくまで超個人的な妄想です。気にしないでください)



【忍法小塚ッ原】

 忍法とは言っても最早忍者全然関係ないですが。ある種のマッドサイエンティストが己が好奇心からタブーの実験を始める、というSFみたいな印象を受けました。「切り取った肉体が再び繋がる」は忍法帖ではよく出てくるものですが、それを利用して、二人の首を斬り落とし、それを入れ替えてもう一方の胴体に繋げたら――首の交換の話です。
 この首を繋げるための「接着剤」の材料が下なネタなのもいつものことですが、しかし近年の生殖細胞についての研究結果を考えると、コレを「接着剤」とするのは案外説得力あるのかもしれない――……とさえ錯覚させるのだから、今から40年前にこれを書いた医科大出身の作者の方は侮れないです。
 首と胴体が別人の場合、その人間の「主体性」(意思)はどうなるかということで。単純に考えると脳がある首の方が主体性を握ると思いきや、「脳もあくまで肉体に過ぎないのだから、首と胴体はあくまで「強い方」が相手を制するはずだ」という見解が何とも興味深かったです。

『思想は一夜にして変わるが、容貌はおいそれとは変わらない。この方が重い。』

 ここで書かれていることは極論と言えば極論なんですが、現実、臓器移植の関係でこれにやや通ずるような例もあったりするので……。人間の人格はどこで形成されるのか、という医学なのか哲学なのかわからない不思議な泥沼にはまり込んでしまう感覚がクセになりました。いや、もちろん「ウソやで~」の世界ではありますが、いかにも「マジやで~」っぽく書くというあたりに、作者の方の手腕が伺えます。
 首と胴体、強い方がその肉体を制する。そしてとうとう、一方の人間(人格)がどちらからも消滅してしまうというパターンが出てくるわけですが……それにしても男女四人の首交換編は文章で読むと頭がこんがらがります。そんな読者のための、心づかい的表記が身に沁みました。(笑)
 メインストーリー部分の、タブーに触れるような衝撃や、首を交換した人間たちが織り成す皮肉なその後の物語にズルズル惹き込まれ、踊らされた分、結末は驚くほどあっさりしてるんですね。「史実」というぶっとい杭(?)の前に、マッドサイエンティストの末路って、こういうものなのかもしれない……と後からじわじわ来ました。



【忍法聖千姫】

 服部半蔵……多分、正広のはずなんですが、その娘の名前が「夕波」ということで、色々と考えてしまいました。『忍者服部半蔵』にて正広の恋人だった女の名前と同じなんですね……。たくさんある忍法帖シリーズで、たまたま人物の名前が被っていたりするのは気になりませんが、今回はあまりにも“近い位置”で被っているので、偶然とは思えなくて、何か意味があったりするんだろうか……と深読みしてしまいます。どう考えても深読みです気にしないでください。
 もしこの半蔵が二十代設定だとしたら、この年頃の娘がいることはありえないのですが……養女だったりして? 一族に「夕波」という名の女がいて、何か思うところがあって養子として引き取った? 「こんな娘がこの屋敷に生まれたのがふしぎである。」という描写が気になってしまう。
 何にしても「半蔵」を継いだ後の正広はそういった過去の感傷に浸るタイプではなさそうなので、どう考えても違うと思います気にしないでください。多分に偶然だと思います気にしないでください。
 …………こんな裏設定じみたことを延々と勝手に妄想してしまうあたり、つくづく、自分は重症だと思いました。本編のストーリーとは全然関係ない話ですみませんでした。(土下座)



 あと『忍法ガラシヤの棺』にて、細川忠興夫人は「明智珠子」と「細川ガラシヤ」二つの人格を持っている――という話でしたが、それに出てくる忍者の名前が『鴫留盃堂(しぎる・はいどう)』というパロディの効かせ方が……好きです。(笑)


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無意識下でも運命を感じさせる仕様。他の町でたまーに出てくる分にはちょっとホラーと神秘じみててドキッとするのですが、序盤にヤマトの町をウロつくと凄いですよね。ほぼ建物に入る度に差し込まれるし、しかしこちらもどうにもできないので、軽くノイローゼになる勢い。(笑)
 あれって1000年ザクラが電波塔(?)みたいな役割してて、己が魂から分けられた子であるわかな姫(心木)の発したテレパシーをキャッチして、天帝(の血を引く者)に発信してるのかなぁと、何の根拠も理由もなくわりと昔からなんとなく思い込んでいました。ただの勝手なイメージです。

 とすると青の一族と1000年ザクラの間には深い繋がりがありそうで、あの世界における「サクラ」という植物自体、青の一族が持ち込んだものかしら、とか思ったり。1000年ザクラの前でわかな姫が青く輝くのもサラッと見流しそうだけど、考えてみれば不思議。
 「多くの御霊が宿る」1000年ザクラと、「全てのエネルギーの源」であるふめつの炎と、「清き心を集めて作りし」オリエンタルブルーには何か通ずるものを感じます。具体的に何と言われたら知識と語彙が無さ過ぎて上手く言い表せませんが、何か、こう、インスピレーション?で……ッ。(無茶)

 1000年ザクラには手塚先生の火の鳥のようなイメージを抱いています。火の鳥自体も、言葉では具体的に表現しきれない存在なのですが。すべての生命の魂が宿る(還る?)媒体でもあり、永久の時を巡りながら「いのち」の大河を見守り続ける、母親のような。でもごくたまに、特定の生物を選んで意思を疎通させたりするんですね。


 11月09日の記事拍手2件ありがとうございました。
 このブログではよくあることとはいえ(殴)しばらく消失しててすみませんでした。家の階段から5段ほど落っこちて突き指と腰強打して数日唸ってたくらいで私は全くもって元気です(間抜けにもほどがある)。しかしこれはごく最近の話なので、大体は山風忍法帖のせい(責任転嫁にもほどがある)。さすがに今は落ち着きましたが、没頭すると睡眠時間すら惜しくなるのが私の悪い癖。
 
 放っておくと文章がクドクドしてしまうのが目下の悩み(?)です。比率で言えば、真っ新なところに書くことよりも、書いた後に「削る」(文章の取捨選択)作業に時間がかかります。
 星新一、山岡荘八、深沢美潮、夢枕獏、山田風太郎……思い返せば、私が寝る間も惜しくなるほどドハマりした小説の文章って「シンプル」という共通点があるように思います。テンポが良く、無駄なものをそぎ落としつつもわかりやすく、かといって味わいを損なわない絶妙な「シンプル」さ。リズムが心地よくて、いくらでも読んでいられる、ストレスのない文章。……ただのヲタ人間がプロの作家の方に対して大変に畏れ多いですが、おそらく自分にないものへの憧れという部分も、あるんだと思います。
 このあたり本気で見直そうとしたら、このブログで書く文章から気を付ける訓練していかないとなぁと思います(苦)。こちらは本当、もう何のストッパーもかけず、思いついたこと思いついたままタラタラ書き連ねているだけなので、クドさと痛々しさは一級品。半分――どころかほぼ萌え語りでストレス発散を兼ねている部分があるので、ここは無理だと思います。こんなだから何年経っても上達しないんだぜ……。(遠い目)
そういう性質の私だと自覚しているので、敢えてここでは(世の中で何が起ころうとも)『ヲタク的な話』(と、時々単なる日常話)以外は書かないようにしています。数年前まではその場の勢いで色々愚痴ったり何だりして、読み返した私すら不快になることが多かったので。「恥ずかしいテンションだなぁ……」と赤面しつつも、何年経っても読み返せるのん気なネタだけを選ぶようにしています。他人様から見たらどうかはわかりませんが、できるだけ他愛ない話を心がけたい。
 
 
 
 以下、乙女ゲームの話です。

 『百花百狼 戦国忍法帖』サンプルボイス公開されましたね。
 他キャラが親しげなのに対し、相変わらず半蔵さんの無糖っぷりにときめいてしまうあたり、発売前から私は重症だと思いました(真顔)。本当、一体いつ、どのようにしてデレるんだこの人は……。紹介文読む限り、どう考えても難攻不落。何か彼の琴線に触れるほどの重大な事件でも起こらない限り、普通に交流するだけじゃ一切心動かなさそう。

 声優さんといえば、山口勝平さんと高枝景水先生が豊臣秀吉好き仲間として交流があったことを知って、ちょっと嬉しくなりました。何だろう……世間は広いようで狭いんだな、みたいな感慨を(勝手に)抱いて。


 ビーズログ1月号も購入しました。今回は書下ろしSSないってマジか。orz いや、ストーリーに関する情報があったのでいいんですけどね。しかも次回はドラマCDがついてるとかインタビューがついてるとかで、来月も即購入決定ですね!!
 ……正直、当初は書下ろしSS分だけ買うつもりでしたが、どんどん乗せられていってる感。こういう散財感覚、ヲタとしては嫌いじゃないから困ったもんです。(アホ)

 メインストーリーについてと、各キャラのルートのあらすじまで載ってたんですが、これだけではまだ「かなしい戦い」って感じじゃないんですよね。確かに大事件といえば大事件ですし、巻き込まれた主人公の立場は苦しくなりますが。この後いったい何があるというのか……。
 あ、さすがに前回好き勝手のたまいた『甲賀忍法帖』的な話ではなかったようです( 当 た り 前 )それこそ忍法帖シリーズの読み過ぎなせいだと思うので以下は聞き流していただきたいのですが、確かに仲間が敵に回る(可能性がある)というだけで主人公視点では充分ショッキングな展開ではありますが、これに「かなしい」要素が付加されるとしたら、第三者の都合(思惑)による「無意味なゲーム性」(駒として動かされる)があるのかなと思った次第です。乙女ゲームでありながら主人公視点だけでなく、『サードパーソンビュー』という演出方法がわざわざ特徴付けられているのが気になるところです。全体の状況を俯瞰で見た時に「かなしさ」を覚える仕様になってるのかな、と。ここまで来ると深読みしすぎかもしれませんが。どうぞ今回も「何言ってんだコイツ」と冷ややかに読み流してくださいませ。(汗)
 半蔵……というか家康が、なぜか主人公を「守る」という立場にあるのが、キーなのかも? 主人公なんてただの一介の忍びに過ぎませんし、罪に問われて始末されたところでどうということもないのに、それをわざわざ「守ろうとする」のは何か裏に思惑があるのか。淀の方にもシナリオ上、何か役割があるだろうし。


 相関図にて、その若さ(23歳)で5人も弟子がいる蝶治郎兄様に驚き。しかも3人はうら若き乙女ですよ。水月もビックリですよ。(←だからわかる人にしかわからないマイナーな引き合いを出すなとあれほど)

 この服部半蔵は正就なのかな。年齢的に。父・正成から跡を継いで間もない頃でしょうか。趣味に走るのなら、二人の弟も出て来てくれると嬉しい。(ボソッ)
 史実における服部正就の一般的なイメージは、司馬遼太郎先生の短編『最後の伊賀者』が一番わかりやすいかと思います。こういう事情ですから、評判よろしくない半蔵なのです。(汗)

 半蔵と五右衛門の「知り合い?」という関係が気になります。一見、立場的には関わりなさそうなのに。石川五右衛門は百地丹波の弟子という説もあったりするので、その繋がりかしら、と。むしろ百地丹波と服部正就の師弟設定に驚いたのですけども。(正就が忍者という時点で「ウソやで~」の世界ですから、ツッコミはないですが)
 この五右衛門は文禄三年に処刑された石川五右衛門ではなく、その息子ではなかろうかというまたも勝手な想像です。でも「五郎」と名乗ってますし。上記の「百地丹波の弟子説」を取るなら年齢が合わないので。(26歳では若すぎる)

 今回も発売前から痛々しく好き勝手語って申し訳ございませんでしたという気持ちでリンクをペタリ。当然ながら公式様とは何一つ一切関係ございません。100%私の勝手な想像です。絶対に真に受けないでください。(←誰が受けるか
 発売前からこんだけ鼻息荒く語ってハマれなかったら恥ずかしすぎるのですが……何だろうこの自分の直感(※ただし二次元にのみ)に対する根拠の欠片もない信頼は。これは自信ではなく、果物の好みにだけ有効の自分専用の直感なので、他の方は決して絶対にマジで参考にしてはいけません。(←誰がするか

 あ。D3Pさんの限定版予約しました。実は、「悩むな~」とかほざいていた前回の記事投稿からそんな日を置かず、あっさりと決意。注文即支払い。(笑)
 結局、決め手はドラマCD(京中交刃録)でした。普段は特典付きでゲーム買うことがほとんどないのであまり意識してなかったのですが、いざ正面切って(?)選ぼうとすると、最近定番のショップごとに特典変える売り方って、買う方としては取捨選択悩むから困ります。泣く泣く諦めたんですが、半蔵さんのシチュエーションCDとかめっちゃ気になるじゃないですか。(←煩悩に正直過ぎ)
 ところで最近流行り(?)の「シチュエーションCD」というものは、私は聴いたことがないのですが、どんな感じなんでしょう。D3Pさんのには月下丸のがついてくるので、思わぬ初体験か。多分、私は恥ずかしすぎて直視(直聴?)できない気がする。
 
 要するに楽しみです。……このごく普通な感想を言うためだけにここまでダラッダラ語るのも鬱陶しいにもほどがありますが(滝汗)、本当に、ただそれだけの気持ちです。


 …………それはいいが、いまだに『薄桜鬼 真改』のパッケージ開いてもないどころか、新品のPSVitaさんを箱から出してもいないのはどうかと。買ったら買っただけで安心してしまって、「いつでもできるから」と放置しがちです。百花百狼もそのパターンにならないことを祈る。
 続編のこともありますし、薄桜鬼は毎年家に籠もる正月にでもプレイしようと思います。集中力がないので、12人中せめて6人の攻略が目標。(えらい控えめだなオイ)

 ここまで読んでくださって、ありがとうございました。あとは雑多に、ドラマとかの話です。

拍手[0回]





 『科捜研の女』メイン回ありましたが宇佐見さんがカッコ良すぎてつらい。カッコ良いのに控えめ。優しくて気が利く紳士。しかも独身。泰乃さんが惚れてしまうのも無理ないですわ。昔からなかなか強烈な個性が集まっていた科捜研メンバーで、ここまで欠点のない男性って珍しいですね。逆にこのパーフェクト具合が個性な気がします。
 相馬くんと亜美ちゃんのやりとりが可愛い。2週連続でコスプレネタとか。このコンビ好きです。先輩風吹かしてる相馬くんに、淡白かつ辛辣なツッコミ入れる亜美ちゃん。でも全く欠片も色気を感じさせない関係というのが笑える(多分互いに異性としては「ナイ」と思ってる)。2クールもあるし、一回くらいは亜美ちゃんメイン回があるといいなぁ。新春スペシャルの「私、頭はデジタルですけど、心はアナログなんです!」という台詞が面白可愛くて印象に残っています。

 『相棒』人工知能の話で、アメリカの刑事ドラマ『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』の「殺人コンピュータ」を思い出しました。2009年ごろの話ですが、こちらも人工知能を題材としています。「コンピュータが殺人を犯したなんて、どう裁けっていうんだ!」という台詞に、何とも言えない戦慄を感じました(演出もややホラーめいていたものだから……)。FBIの兄と天才数学者の弟がコンビで事件を解決するというもので、『相棒』や『科捜研の女』が好きな人にはお勧めのドラマです。と、急に宣伝してみる。日本ではマイナーなので……。
 冠城さんのキャラがいまだに掴めないです。突然変な口調(?)になるのはわざとおちゃらけてるのか、素なのか。杉下さんも、実力は認めつつもやや距離取って接していますし。上司部下という関係じゃないというのもありそうですが、辛辣じゃないところがむしろ警戒の証? カイトくんのことがあったので(しかもそこを突かれているので)、無意識に「相棒」となることを避けていたりして。OPでチェス対決していますが、そういう「探り合い」的な関係からスタートという意味なのでしょうか。今のところ、米沢さんに嫌われちゃってるのが面白いです。あと個人的に、公式HPの相関図の、幸子さんへの「気になる?」という矢印に私が気になってしょうがないです。でも幸子さんは結婚と男女関係の修羅場経験が半端ないので、凄まじくガード堅そう。(笑)

 最近、忍法帖シリーズの「服部半蔵」にハマって色々気になってきたところ、来週の歴史秘話ヒストリアの予告に吹きました。(私的に)な、なんて神がかったタイミング……。松平信康介錯の時のエピソードが取り上げられるのでしょうか。
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 『科捜研の女』メイン回ありましたが宇佐見さんがカッコ良すぎてつらい。カッコ良いのに控えめ。優しくて気が利く紳士。しかも独身。泰乃さんが惚れてしまうのも無理ないですわ。昔からなかなか強烈な個性が集まっていた科捜研メンバーで、ここまで欠点のない男性って珍しいですね。逆にこのパーフェクト具合が個性な気がします。
 相馬くんと亜美ちゃんのやりとりが可愛い。2週連続でコスプレネタとか。このコンビ好きです。先輩風吹かしてる相馬くんに、淡白かつ辛辣なツッコミ入れる亜美ちゃん。でも全く欠片も色気を感じさせない関係というのが笑える(多分互いに異性としては「ナイ」と思ってる)。2クールもあるし、一回くらいは亜美ちゃんメイン回があるといいなぁ。新春スペシャルの「私、頭はデジタルですけど、心はアナログなんです!」という台詞が面白可愛くて印象に残っています。

 『相棒』人工知能の話で、アメリカの刑事ドラマ『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』の「殺人コンピュータ」を思い出しました。2009年ごろの話ですが、こちらも人工知能を題材としています。「コンピュータが殺人を犯したなんて、どう裁けっていうんだ!」という台詞に、何とも言えない戦慄を感じました(演出もややホラーめいていたものだから……)。FBIの兄と天才数学者の弟がコンビで事件を解決するというもので、『相棒』や『科捜研の女』が好きな人にはお勧めのドラマです。と、急に宣伝してみる。日本ではマイナーなので……。
 冠城さんのキャラがいまだに掴めないです。突然変な口調(?)になるのはわざとおちゃらけてるのか、素なのか。杉下さんも、実力は認めつつもやや距離取って接していますし。上司部下という関係じゃないというのもありそうですが、辛辣じゃないところがむしろ警戒の証? カイトくんのことがあったので(しかもそこを突かれているので)、無意識に「相棒」となることを避けていたりして。OPでチェス対決していますが、そういう「探り合い」的な関係からスタートという意味なのでしょうか。今のところ、米沢さんに嫌われちゃってるのが面白いです。あと個人的に、公式HPの相関図の、幸子さんへの「気になる?」という矢印に私が気になってしょうがないです。でも幸子さんは結婚と男女関係の修羅場経験が半端ないので、凄まじくガード堅そう。(笑)

 最近、忍法帖シリーズの「服部半蔵」にハマって色々気になってきたところ、来週の歴史秘話ヒストリアの予告に吹きました。(私的に)な、なんて神がかったタイミング……。松平信康介錯の時のエピソードが取り上げられるのでしょうか。
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【2015/12/05 (土) 04:11】 | 百花百狼 戦国忍法帖
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『忍法関ヶ原』(山田風太郎)感想メモ
果物【管理人】
 講談社文庫版。短編集です。その中で、特に印象に残った話をいくつかピックアップ。実際はどの話もそれぞれで面白く、「おう……ッ」という読後の余韻と何とも言えない清涼感を味わえます。

※重大なネタバレはしていない筈ですが、私の基準は緩いので少しでも「ダメ!」という方は気を付けてください※



【忍法関ヶ原】

 始終リアクションに忙しく、短編とは思えないほどお腹いっぱいになる、濃厚すぎるほど濃厚な内容でした……。
 序盤の忍法勝負にツッコミとドキドキが止まらなくて(「蠅達磨」とか一見馬鹿馬鹿しそうで、ここまで大真面目に描写されるとカッコ良く思えるのが風太郎忍法の不思議)、中盤は鍛冶衆の奔放さと無茶振りに翻弄される忍びたちに笑えばいいのか泣けばいいのかわからなくなって、終盤それでもなお迸る彼らの任務に対する狂気的ともいえる執念、プライドに戦慄した挙句の――オチの皮肉さえげつなさに「おう……ッ」と唸るしかありませんでした。これだから忍法帖はたまらないという謎のドM精神(?)すら擽られる。
 超マニアックな3Pネタに、先生は時代を40年ほど先取りしすぎなんじゃと……。いや、この手のプレイの流行や歴史(?)は全然詳しくないので何とも言えませんが、現代でも相当上級者向けなネタだと思います。が、頑張れ兵之介超頑張れ……!(汗)

『さしも惨事に馴れた半蔵も嗚咽を禁じ得ず、どうしてもこのことだけは大御所さまのお耳に入れておかなければ気がすまなかった。』

 という半蔵の心情が愛しくてしょうがないです(重症)。『甲賀忍法帖』や『忍者撫子甚五郎』と併せて見るに、やっぱり忍法帖の半蔵正就は比較的情に厚くてちょっと青臭いところのある人なのかなぁと思い込んでいます(あくまで「比較的」ではありますが)。次の短編『忍法天草灘』の結末に対する、正広のクールさと比較すると。
 この情の厚さは、忍者、特に徳川忍び組頭領という立場にいるのはちょっと辛いものがあるかも。この時の家康の仕打ち(+関ヶ原での失態)が、プレッシャーのあまり後の彼を狂気に走らせたきっかけだったりして……と想像したら切なくなりました。(※あくまで超個人的な妄想です。気にしないでください)



【忍法小塚ッ原】

 忍法とは言っても最早忍者全然関係ないですが。ある種のマッドサイエンティストが己が好奇心からタブーの実験を始める、というSFみたいな印象を受けました。「切り取った肉体が再び繋がる」は忍法帖ではよく出てくるものですが、それを利用して、二人の首を斬り落とし、それを入れ替えてもう一方の胴体に繋げたら――首の交換の話です。
 この首を繋げるための「接着剤」の材料が下なネタなのもいつものことですが、しかし近年の生殖細胞についての研究結果を考えると、コレを「接着剤」とするのは案外説得力あるのかもしれない――……とさえ錯覚させるのだから、今から40年前にこれを書いた医科大出身の作者の方は侮れないです。
 首と胴体が別人の場合、その人間の「主体性」(意思)はどうなるかということで。単純に考えると脳がある首の方が主体性を握ると思いきや、「脳もあくまで肉体に過ぎないのだから、首と胴体はあくまで「強い方」が相手を制するはずだ」という見解が何とも興味深かったです。

『思想は一夜にして変わるが、容貌はおいそれとは変わらない。この方が重い。』

 ここで書かれていることは極論と言えば極論なんですが、現実、臓器移植の関係でこれにやや通ずるような例もあったりするので……。人間の人格はどこで形成されるのか、という医学なのか哲学なのかわからない不思議な泥沼にはまり込んでしまう感覚がクセになりました。いや、もちろん「ウソやで~」の世界ではありますが、いかにも「マジやで~」っぽく書くというあたりに、作者の方の手腕が伺えます。
 首と胴体、強い方がその肉体を制する。そしてとうとう、一方の人間(人格)がどちらからも消滅してしまうというパターンが出てくるわけですが……それにしても男女四人の首交換編は文章で読むと頭がこんがらがります。そんな読者のための、心づかい的表記が身に沁みました。(笑)
 メインストーリー部分の、タブーに触れるような衝撃や、首を交換した人間たちが織り成す皮肉なその後の物語にズルズル惹き込まれ、踊らされた分、結末は驚くほどあっさりしてるんですね。「史実」というぶっとい杭(?)の前に、マッドサイエンティストの末路って、こういうものなのかもしれない……と後からじわじわ来ました。



【忍法聖千姫】

 服部半蔵……多分、正広のはずなんですが、その娘の名前が「夕波」ということで、色々と考えてしまいました。『忍者服部半蔵』にて正広の恋人だった女の名前と同じなんですね……。たくさんある忍法帖シリーズで、たまたま人物の名前が被っていたりするのは気になりませんが、今回はあまりにも“近い位置”で被っているので、偶然とは思えなくて、何か意味があったりするんだろうか……と深読みしてしまいます。どう考えても深読みです気にしないでください。
 もしこの半蔵が二十代設定だとしたら、この年頃の娘がいることはありえないのですが……養女だったりして? 一族に「夕波」という名の女がいて、何か思うところがあって養子として引き取った? 「こんな娘がこの屋敷に生まれたのがふしぎである。」という描写が気になってしまう。
 何にしても「半蔵」を継いだ後の正広はそういった過去の感傷に浸るタイプではなさそうなので、どう考えても違うと思います気にしないでください。多分に偶然だと思います気にしないでください。
 …………こんな裏設定じみたことを延々と勝手に妄想してしまうあたり、つくづく、自分は重症だと思いました。本編のストーリーとは全然関係ない話ですみませんでした。(土下座)



 あと『忍法ガラシヤの棺』にて、細川忠興夫人は「明智珠子」と「細川ガラシヤ」二つの人格を持っている――という話でしたが、それに出てくる忍者の名前が『鴫留盃堂(しぎる・はいどう)』というパロディの効かせ方が……好きです。(笑)


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『忍法関ヶ原』(山田風太郎)感想メモ
 講談社文庫版。短編集です。その中で、特に印象に残った話をいくつかピックアップ。実際はどの話もそれぞれで面白く、「おう……ッ」という読後の余韻と何とも言えない清涼感を味わえます。

※重大なネタバレはしていない筈ですが、私の基準は緩いので少しでも「ダメ!」という方は気を付けてください※



【忍法関ヶ原】

 始終リアクションに忙しく、短編とは思えないほどお腹いっぱいになる、濃厚すぎるほど濃厚な内容でした……。
 序盤の忍法勝負にツッコミとドキドキが止まらなくて(「蠅達磨」とか一見馬鹿馬鹿しそうで、ここまで大真面目に描写されるとカッコ良く思えるのが風太郎忍法の不思議)、中盤は鍛冶衆の奔放さと無茶振りに翻弄される忍びたちに笑えばいいのか泣けばいいのかわからなくなって、終盤それでもなお迸る彼らの任務に対する狂気的ともいえる執念、プライドに戦慄した挙句の――オチの皮肉さえげつなさに「おう……ッ」と唸るしかありませんでした。これだから忍法帖はたまらないという謎のドM精神(?)すら擽られる。
 超マニアックな3Pネタに、先生は時代を40年ほど先取りしすぎなんじゃと……。いや、この手のプレイの流行や歴史(?)は全然詳しくないので何とも言えませんが、現代でも相当上級者向けなネタだと思います。が、頑張れ兵之介超頑張れ……!(汗)

『さしも惨事に馴れた半蔵も嗚咽を禁じ得ず、どうしてもこのことだけは大御所さまのお耳に入れておかなければ気がすまなかった。』

 という半蔵の心情が愛しくてしょうがないです(重症)。『甲賀忍法帖』や『忍者撫子甚五郎』と併せて見るに、やっぱり忍法帖の半蔵正就は比較的情に厚くてちょっと青臭いところのある人なのかなぁと思い込んでいます(あくまで「比較的」ではありますが)。次の短編『忍法天草灘』の結末に対する、正広のクールさと比較すると。
 この情の厚さは、忍者、特に徳川忍び組頭領という立場にいるのはちょっと辛いものがあるかも。この時の家康の仕打ち(+関ヶ原での失態)が、プレッシャーのあまり後の彼を狂気に走らせたきっかけだったりして……と想像したら切なくなりました。(※あくまで超個人的な妄想です。気にしないでください)



【忍法小塚ッ原】

 忍法とは言っても最早忍者全然関係ないですが。ある種のマッドサイエンティストが己が好奇心からタブーの実験を始める、というSFみたいな印象を受けました。「切り取った肉体が再び繋がる」は忍法帖ではよく出てくるものですが、それを利用して、二人の首を斬り落とし、それを入れ替えてもう一方の胴体に繋げたら――首の交換の話です。
 この首を繋げるための「接着剤」の材料が下なネタなのもいつものことですが、しかし近年の生殖細胞についての研究結果を考えると、コレを「接着剤」とするのは案外説得力あるのかもしれない――……とさえ錯覚させるのだから、今から40年前にこれを書いた医科大出身の作者の方は侮れないです。
 首と胴体が別人の場合、その人間の「主体性」(意思)はどうなるかということで。単純に考えると脳がある首の方が主体性を握ると思いきや、「脳もあくまで肉体に過ぎないのだから、首と胴体はあくまで「強い方」が相手を制するはずだ」という見解が何とも興味深かったです。

『思想は一夜にして変わるが、容貌はおいそれとは変わらない。この方が重い。』

 ここで書かれていることは極論と言えば極論なんですが、現実、臓器移植の関係でこれにやや通ずるような例もあったりするので……。人間の人格はどこで形成されるのか、という医学なのか哲学なのかわからない不思議な泥沼にはまり込んでしまう感覚がクセになりました。いや、もちろん「ウソやで~」の世界ではありますが、いかにも「マジやで~」っぽく書くというあたりに、作者の方の手腕が伺えます。
 首と胴体、強い方がその肉体を制する。そしてとうとう、一方の人間(人格)がどちらからも消滅してしまうというパターンが出てくるわけですが……それにしても男女四人の首交換編は文章で読むと頭がこんがらがります。そんな読者のための、心づかい的表記が身に沁みました。(笑)
 メインストーリー部分の、タブーに触れるような衝撃や、首を交換した人間たちが織り成す皮肉なその後の物語にズルズル惹き込まれ、踊らされた分、結末は驚くほどあっさりしてるんですね。「史実」というぶっとい杭(?)の前に、マッドサイエンティストの末路って、こういうものなのかもしれない……と後からじわじわ来ました。



【忍法聖千姫】

 服部半蔵……多分、正広のはずなんですが、その娘の名前が「夕波」ということで、色々と考えてしまいました。『忍者服部半蔵』にて正広の恋人だった女の名前と同じなんですね……。たくさんある忍法帖シリーズで、たまたま人物の名前が被っていたりするのは気になりませんが、今回はあまりにも“近い位置”で被っているので、偶然とは思えなくて、何か意味があったりするんだろうか……と深読みしてしまいます。どう考えても深読みです気にしないでください。
 もしこの半蔵が二十代設定だとしたら、この年頃の娘がいることはありえないのですが……養女だったりして? 一族に「夕波」という名の女がいて、何か思うところがあって養子として引き取った? 「こんな娘がこの屋敷に生まれたのがふしぎである。」という描写が気になってしまう。
 何にしても「半蔵」を継いだ後の正広はそういった過去の感傷に浸るタイプではなさそうなので、どう考えても違うと思います気にしないでください。多分に偶然だと思います気にしないでください。
 …………こんな裏設定じみたことを延々と勝手に妄想してしまうあたり、つくづく、自分は重症だと思いました。本編のストーリーとは全然関係ない話ですみませんでした。(土下座)



 あと『忍法ガラシヤの棺』にて、細川忠興夫人は「明智珠子」と「細川ガラシヤ」二つの人格を持っている――という話でしたが、それに出てくる忍者の名前が『鴫留盃堂(しぎる・はいどう)』というパロディの効かせ方が……好きです。(笑)
2015/12/07(月) 01:57 |   | 果物【管理人】 #7dc571ebdc[編集]
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